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獅電改「濡羽」
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獅電改「濡羽」

[獅電改「濡羽」]
ある元傭兵とその仲間達が、損傷したイオフレーム獅電を中心にテイワズ系MSのパーツとジャンクを用いて改修を施した機体。
テイワズの商品であったものを無断で使用している為、カモフラージュの意味で細部を暈すかの様な特殊な塗装加工がなされている。

傭兵を生業としていた男が居た。名をジャック・クロウ。
幼い頃より戦場を転々とし、MWを駆り、MSを駆り。
時に暴徒と、時にPMCと、時にギャラルホルンと争った。

そんな日々を長年送っていたジャックだったが、GH相手のある仕事中、敵の物量に押されMSは損壊、自身も重傷を負ってしまう。

重傷を負ったまま逃亡したジャックを助けたのは「華」という名の女性であった。
華はテイワズの下部組織、タービンズの地球支部で働いていた。ジャックは恩返しのつもりで彼女の仕事を手伝う。
共に時間を過ごす中で、二人は急速に惹かれ合った。

華は、タービンズで得たノウハウを生かし独立することを考えていた。
程なくジャックと華、二人きりの小さな運送屋が開業した。

中古の小さなコンテナ船に、MWを一台だけ積んで。
二人は忙しなく働いた。
忙しい日々だったが、華は二人で働けて嬉しい、といつも笑顔だった。
ジャックは申し訳なく思いつつも、同じ気持ちだった。
豊かではなかったが、二人は幸せだった。

そんなある日。
「タービンズが近くの宙域に来ているので、昔の仲間達に会ってくる」華はそう言った。
GHの弱体化や「鉄華団」というPMCと宇宙海賊の揉め事など、荒れる世界情勢に眉を潜めるジャックだったが、「仕事も貰ってくるから」と華はそれを押し切り、タービンズの元へ向かうのだった。

華がタービンズと合流して数日後。
突然の、タービンズへのGHの強制捜査。
そして―――


徹底的な情報操作により、外部のジャックは僅かな情報すら目にする事も出来ないまま、数日を歳星で過ごす。
更に数日後、数少ないタービンズの生き残りに会い、かろうじてカタチを残した二人のコンテナ船を受け取って、ようやく事の顛末を知った。
―――華はもう、そこには居なかった。

一人ぼっちの船内で呆然と数日を過ごしたジャック。
ふと、コンテナが使用中になっている事に気が付く。

開放すると、その中には潰れてひしゃげたテイワズ製であろうMSとそのパーツ、そしてテイワズの新型「獅電」が眠っていた。

華が受けた、最後の仕事。
二人で何処かへ運ぶ筈だった、最後の荷。

地球へ戻ったジャックは、昔の仲間の元へ舞い戻る。
たった一人の戦いの準備を始める為に。
強大な敵、GHに一太刀を浴びせる為に。

お世話になっております。いつもの如く長々と妄想つきですが、生温かくご覧下さいませ……

コメント8件

  1. しょーこ@AlwaysBadluck 9か月前
    • 24_3 9か月前
  2. くろいの 10か月前
    • 24_3 10か月前
  3. かーず 10か月前
    • 24_3 10か月前
  4. ベアゲート 10か月前
    • 24_3 10か月前