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ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王

ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王

ザフト軍におけるセカンドステージシリーズの5体を融合させた、異形のMSをご紹介します。
数年前に作ったガンプラなので、塗装剥がれがあります。また、今回も多くの独自設定を盛り込んでいますので、ご了承下さい。

機体名:ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王(よみめいおう)
全高:17.19m
重量:36.9t
プラント最高評議会議長のギルバート・デュランダルが、「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」をも遥かに超える性能を求めて、「ZGMF-X56S インパルスガンダム」をベースにして開発したザフト軍における究極のMSであり、フォースインパルスガンダムエクストリームとは別系統の最強形態。
アルティメット細胞とDG細胞の力を有している為、凄まじい性能を実現している。
略称は、インパルス黄泉冥王。

パイロットは、シン・アスカ。
※ただし設定は、原作とは異なり、言わばIF版のシン・アスカと呼べる人物になっています。

シンはかつてオーブの住民であったが、地球連合とオーブの戦闘に巻き込まれて家族を失い、プラントへ避難・移住し、ザフト軍へと入隊した。その数年後、オーブからの度重なる帰国要請が出た事で、シンは強い不信感を持ちながらも、オーブに帰国した。
しかし、1人の上層部メンバーによって、帰国してすぐにシンは拉致監禁されてしまい、凄惨な拷問や人体実験を受けさせられた。そもそもシンを帰国させた理由は、この拷問と人体実験の為だったのだ。当然シンは、すぐに脱走し、カガリを始めとする上層部に訴えるも、カガリも含めて全く相手にされないばかりか、逆に冤罪で刑罰に処されてしまう。
この件が原因で、シンの抱いていたオーブへの憎悪は、「自分の家族がウズミ・ナラ・アスハの理想によって殺されたと思い込んだ、ウズミの娘カガリやオーブに対する、転化した憎悪」から「凄惨な拷問を受け続けた事で抱いた、至極真っ当かつ凄まじい憎悪と復讐心」へと昇華した。
人体実験の際にDG細胞を植え付けられていた影響で、精神が歪んでしまったシンだったが、却ってこれが強靭な精神力と自制心を持つキッカケとなり、傲慢さや増長が一切無くなった。
また、拷問や人体実験の件で、オーブへの未練は無くなり、オーブ代表であるカガリ・ユラ・アスハはおろか、一度は淡い憧れを抱いていたアスラン・ザラにさえ、躊躇いなく闘いを挑む。特にアスランに対しては、自らの傲慢な姿勢からではなく、あくまで甘さや優柔不断さを指摘する形で、「甘い」「覚悟が無い」などの冷徹かつ容赦の無い罵倒を吐き捨てる事がある。
一方で、非常に強い仲間意識に芽生え、好戦的ながら正々堂々とした戦いを望み、敵の実力を素直に認めて賞賛する、自らの非には素直に詫びる、「人格者の鑑」へと生まれ変わった。
その他、キラ・ヤマトたちアークエンジェルの武力介入に対して、ある程度の理解を示してたり、彼らの武力介入によってステラ・ルーシェを含めた仲間を失った際には、「キラたちは己の正義に従っただけで、自分はあくまで逆恨みしているだけ」として、怨みこそあれど、激しく憎悪する事も無くなった。

そして、ザフト軍に戻ったシンは、以前より開発していた本機を、ギルバート・デュランダルから受領し、ザフト軍を離れ、独自で行動するようになる(ただし、ザフト軍と敵対関係になった訳ではなく、独自行動についても、ギルバートから勧められてことである)。

シンは、オーブへの復讐の為に、「オーブの支配」という目的を掲げるようになり、オーブと敵対するようになる。

ちなみに、オーブを「滅ぼす」のではなく、「支配する」事を選んだ理由については、「オーブに住む国民」には怨みが無い為。これは、罪なき国民を戦火に巻き込む事を良しとしないシンなりの配慮でもある。

頭部と胸部と腰部の形状は、本来の「ZGMF-X56S インパルスガンダム」と変わらないが、その部分のカラーリングには赤や黒が加えられている。
また、「ZGMF-X31S アビスガンダム」の両腕、「ZGMF-X24S カオスガンダム」の両脚、「ZGMF-X23S セイバーガンダム」と「ZGMF-X88S ガイアガンダム」の強力な武装で構成された背部の専用シルエット「ハーデスシルエット」と言った、数々のセカンドステージシリーズの4体の特徴を併せ持ち、それらが全て融合したその異形の姿には、禍々しさを感じさせる。

本機のチェストフライヤー(上半身)には「ZGMF-X31S アビスガンダム」の両腕が、レッグフライヤー(下半身)には「ZGMF-X24S カオスガンダム」の両脚が、背部にはハーデスシルエットが、それぞれ既に本体に組み込まれており、「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」と同じくスタンダードなMSとして建造されている。ただし、コアスプレンダー及びチェストフライヤーとレッグフライヤーの分離機構自体は、脱出装置としてそのまま残されている。

装甲は、VPS装甲からルナチタニウム合金に変更された為、大幅に軽量化されている一方で、アルティメット細胞とDG細胞の力を得た結果として、防御力と耐久性が桁外れに強化され、核ミサイル数発の直撃にも無傷で耐え凌ぐ事ができるほど。その気になれば、ビームを振り払ったり、片手だけで受け止める芸当すら可能にする。
また、DG細胞を使用する際の副作用として、本機が受けたダメージはパイロットにも伝達するが、フォースインパルスガンダムエクストリームに比べると、ダメージ量が大幅に緩和されるので、通常のビームライフルやビームサーベル程度のダメージは伝達しない。
加えて、本機はアルティメット細胞との適合率が高い為、ジャマーやハッキング、妨害電波などの耐性だけでなく、状態異常を引き起こす能力、時間停止や時間改変などの時間操作能力の影響なども含めた、あらゆる敵の特殊能力を受けない恐ろしく強力な耐性を獲得している。
これにより、本機とパイロットは、周囲の時間が停止しても自由に問題なく動ける他、タイムパラドックスが発生しても現代に存在する事ができる。

動力源には、「アンリミテッドエンジン」と呼ばれる永久機関を搭載しており、アルティメット細胞とDG細胞の力によって、そのエネルギー量は100倍以上に高められている事もあり、膨大かつ無尽蔵のエネルギーを獲得している。

腕部と脚部には、打撃の威力を強化するエネルギー増幅装置「高エネルギー収束機器」が内蔵されており、パンチやキックなどの打撃の威力を大幅に引き上げる。
そのパワーと攻撃力は破格なものであり、ビームを使わない単純なパンチやキックなどの格闘攻撃だけでも、物理攻撃に強いPS装甲すらも軽々と粉砕できる。
そして、最大出力ともなれば、パイロットに多大な負担を掛けるものの、コロニーですらパンチやキックの一撃だけで破壊できる。

インパルスガンダム本体、背部のハーデスシルエットの推進力は凄まじく、その片方の推進力だけでも、大気圏内での飛行や、オプション装備なしで大気圏突入・離脱が、当然の如く可能になっている。
重量や大きさに見合わず、運動性も意外なほどに高く、フォースインパルスガンダムのような三次元機動すら可能にしている。
「超高速移動」とも称されるその機動力は、「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」をも遥かに凌駕し、亜光速に達する加速が可能な程に高い。しかも、亜光速レベルの加速を行使しても、機体やパイロットに対するリスクが一切なく、宇宙空間、空中戦問わずに、超絶的な高機動戦闘を可能にしている。
ただし、元々パワー重視のMSであるが故に、単純なパワーならばフォースインパルスガンダムエクストリームを上回っているものの、逆に運動性では僅かに下回っている。

「ZGMF-X31S アビスガンダム」の特徴を持つ両肩部のシールドには、上部に左右合わせて4門の水中戦用「高速誘導魚雷」、下部に左右合わせて4門の「連装砲」、シールド裏面に内蔵された3連装ビーム砲が装備されている。

3連装ビーム砲のみならず、高速誘導魚雷や連装砲など、実体兵器も豊富に装備しており、いずれもナノラミネートアーマーやPS装甲にも有効なダメージを与えられる威力を誇る。
両肩に接続されたシールドも、陽電子砲を完璧に防ぎ切るほどの防御力を誇る。

「ZGMF-X24S カオスガンダム」の特徴を持つ両膝と両爪先には、実体型のクローが装備されており、蹴撃に連動した攻撃や、膝と爪先のクローによる挟み潰す攻撃などに使用される。
その斬撃力は極めて高く、PS装甲をも軽々と斬り刻むほど。

また、クローからはビーム刃「ビームクロー」を出力することも可能で、蹴撃の攻撃力を大幅に強化できる。
ビームクローを展開した場合、蹴りによるビームの余波だけでも、ビル数棟を崩壊させることができるほどに攻撃力は凄まじい。

「ZGMF-X23S セイバーガンダム」と「ZGMF-X88S ガイアガンダム」の特徴を持つ背部のハーデスシルエットには、フォースシルエットと同じタイプのビームサーベル2本、背面の姿勢制御ウイング前面に展開される2枚のビームブレイド、背部に2門装備されたビーム砲、2門の大出力のプラズマ収束ビーム砲「アムフォルタス」、アムフォルタス砲身と同軸上にそれぞれ1門ずつ設置されたビーム砲など、ビーム兵器を主軸とした多彩な重火器が搭載されており、圧倒的な大火力を誇る。

背部のハーデスシルエットの内部には、アルティメット細胞とDG細胞を生成するエネルギー変換炉タイプのエンジンが搭載されており、本機にアルティメット細胞とDG細胞を、同時に一時感染させることで、インパルス本体に凄まじいパワーをもたらす。

アムフォルタスは、1門だけで戦艦クラスを一撃で撃沈できるほどの威力を誇るだけでなく、連射性も優れている。

背面のビームブレイドは、すれ違いざまに斬りつける使い方がメインになり、本機の高い推進力と機動力も合わさって、恐るべき斬撃力を生み出す。

背部にビーム砲は、通常時は上部に向いているが、背面に傾けて撃つ事も可能。

ちなみに、2本のビームサーベルは、本来は予備用ではあるが、その出力は大幅に向上している。

これだけでも、機動力、運動性、防御力、攻撃力、火力、格闘性能など、あらゆる点で優れた高性能として完成されているが、本機の最大の特徴は、以下の特殊能力にある。

・DGサモンウエポンシステム
シルエット内部に、手持ち武装を粒子化して収納し、必要に応じてその武装を手元に召喚できるシステム。
召喚できる武装は、「GAT-X370 レイダーガンダム」のモーニングスターに類似したスパイク付金属球型の質量兵器「ミョルニル」と、「GAT-X370 レイダーガンダム」の大型シールドと2連装高初速機関砲を組み合わせた複合武装「超高初速防盾砲」、「GAT-X252 フォビドゥンガンダム」の打突用スピア付き巨大鎌「ニーズヘグ」、「GAT-X131 カラミティガンダム」の携行式大型バズーカ砲「トーデスブロック」、「ZGMF-X31S アビスガンダム」のビーム刃と実体刃を複合装備させた槍状装備「ビームランス」、「ZGMF-X24S カオスガンダム」のビームライフル、「ZGMF-X24S カオスガンダム」のビーム砲と誘導型ミサイルを内蔵しつつ高推力スラスターを備えたオールレンジ攻撃兵器「機動兵装ポッド」、「ZGMF-X88S ガイアガンダム」のビームライフル、「ZGMF-X88S ガイアガンダム」の専用シールド、「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」の手持ち式ビームサーベルとしても使用可能なビームブーメランの全10種類で、いずれも地球連合軍の後期GAT-Xシリーズ、ザフト軍のセカンドステージシリーズの武装となっている。
いずれも攻撃力や強度など、あらゆる性能が大きく強化されており、ナノラミネートアーマーやPS装甲を粉砕できる威力を持つ。
例としては、「ZGMF-X24S カオスガンダム」「ZGMF-X88S ガイアガンダム」のビームライフルは出力と連射性が大幅に向上したり、「GAT-X252 フォビドゥンガンダム」の巨大鎌「ニーズヘグ」はPS装甲を紙のように斬り裂く斬撃力を発揮できる。
さらに、背面にこれらの幾つもの武器を召喚して展開・射出することができ、召喚した武器を浮遊・突撃・射撃させたり、ドラグーンシステムのようなオールレンジ攻撃を可能にしている。
基本的には召喚できる武器は1種類につき1つだが、ビームブーメランと機動兵装ポッドのみ2つ召喚できる。

・敵の攻撃を受けると、一時的な攻撃力と防御力の強化を行う能力
これは、「敵からの強い攻撃に打たれると、その敵を上回るように、本機の攻撃力と防御力が一時的に強化する」というもの。つまり、感情によって戦闘能力を強化できるホープシステムと類似するシステムである事を意味しており、シンプルだが非常に強力なものになっている。この能力自体は元々本機に備わっていたものではなく、DG細胞を保持するシン自身が初めて搭乗した事で、本機が後天的に獲得した能力である。
ただし、強化できるのはあくまでも攻撃力と防御力だけであり、ホープシステムのようにスピードや反応速度まで強化する事はできない。もっとも、機動力と反応速度が桁外れに高い上、肉を切らせて骨を断つ戦法を主体とする本機にとっては、特に大きな欠点とはならない。

・ホープシステム
フォースインパルスガンダムエクストリームと同様に、パイロットの意志の強さに比例して、機動力・パワー・反応速度・防御力などの機体性能や、パイロットの戦闘能力を強化するシステムであり、理論上戦闘能力の上限が無くなる。強化度合いに応じて、機体に新しい特殊能力を獲得・使用する事ができる。
本機の場合は、反応速度・機動力・パワーを中心に強化されるようになっており、上述の能力の欠点を補う事ができる。

・パイロットの生命力による戦闘能力の強化
本機のパイロットの生命力を吸収し、エネルギーに変換し、驚異的な戦闘能力を引き出す。反面、パイロットの生命力を削り続け、最悪の場合、死に至る危険性を孕んでいる。
しかし、シンの場合は、その必要な生命力の代わりに、シン自身の体内で大量に生成されるDG細胞を代用する事で、その欠点を克服している。

ビームランス(ZGMF-X31S アビスガンダム)
DGサモンウエポンシステムによって召喚される、数々の強力な手持ち武装①。
召喚できる手持ち武装の中でも、主武装として使用できるように調整されており、敵機との間合いを取る目的のみならず、槍として扱う接近戦などにも使用できる。
ビーム刃は非常に高い出力を誇り、レイピアの如く扱い、ナノラミネートアーマーをも一撃で容易く貫通できるほど。
実体刃も、PS装甲を一振りで真っ二つにしてしまう斬撃力を誇る。
総合的には、フォースインパルスガンダムエクストリームのプリズムソードに匹敵する凄まじい攻撃力を誇り、巨大な要塞や小惑星を両断するほど。
柄部分の強度も高く、高出力ビーム兵器すらも軽々と弾き返す。

ミョルニル(GAT-X370 レイダーガンダム)
DGサモンウエポンシステムによって召喚される、数々の強力な手持ち武装②。
元々、PS装甲の内側からダメージを与える威力を持つ武装である為、その威力が底上げされており、今度は堂々とPS装甲を粉砕できるようになっている。

機動兵装ポッド(ZGMF-X24S カオスガンダム)
DGサモンウエポンシステムによって召喚される、数々の強力な手持ち武装③。
ビーム砲・誘導型ミサイル・高推力スラスターを備えた大型タイプのオールレンジ攻撃兵器。
ビーム砲と誘導型ミサイルは、いずれも高い攻撃力を誇る。機動力も高く、大気圏内でも使用可能。加えて、ポッド自体と耐久性が高い為、撃墜されにくい。

本機は、ビームランスなどの多彩な格闘武器を駆使した一撃離脱戦法や接近戦、ビームライフルによる中距離射撃戦、多彩なビーム兵器や実体兵器による長距離砲撃と制圧戦、シン・アスカ自身が本領とする高機動戦、それとは真逆の防御力を生かした肉を切らせて骨を断つ戦法、これらの多彩な特徴と手持ち武装を駆使した変幻自在な攻防戦を得意とする。

本来、「パイロットの生命力を吸収し、エネルギーに変換し、驚異的な戦闘能力を引き出す」という特性故に、通常の人間では命の落とす危険が伴う。
しかし、DG細胞を植え付けられ、憎悪と精神力を研ぎ澄ませ、原作よりも遥かに強さを増したシン・アスカが乗る事で、危険性を完全に克服した上で、本機の真価を発揮できる。

本機の驚異的なスペックと特殊能力、そしてシンの操縦技術も相まって、ストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダム、デスティニーガンダムなどの高性能MSを遥かに凌駕し、フォースインパルスガンダムエクストリームとも互角以上に渡り合えるほどの最強クラスの戦闘能力を発揮する。

※ちなみに、今回の塗装と独自設定は、「仮面ライダー龍玄・黄泉 ヨモツヘグリアームズ」、「仮面ライダー鎧武 極アームズ」、「ハート・ロイミュード」などを最大限のオマージュ・モチーフにしています。

シン・アスカが原作であまりにも不遇だったので、フォースインパルスガンダムエクストリームのライバル格として、敵として最強に相応しいキャラとして、この機体を作りました。

見た目はゲテモノガンダムばりに禍々しいですが、本機の独自設定を鑑みれば、「原作のシン・アスカが、悲しみや憎悪を乗り越え、邪悪な怪物の皮を被りながら、人間としての良心と優しさを残したまま、真の強さを手に入れた姿」だと、解釈できると思います。

コメント0件

好きな機体は、インパルスガンダムです。 ただ、投稿する作品の機体は、設定や世界観が、原作と大きく異なるものがあります。また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。 塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。

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