自由研究「クシャトリヤの幼虫」

移動する時はこうやって脚を出します。

個体たちはもう終齢幼虫。
それまでの小惑星を模した皮を脱ぎ捨てました。
頭部にあるこの巨大なモノアイ。レンポウ門を威嚇する擬態で、ただの模様です。
本当の目は下部にある黒い丸です。

胸部から尾部にかけて袖付きの模様が出始めるのも終齢幼虫の特徴です。
きれいな模様はサナギの時期を越え成虫にならないと出てきません。

クシャトリヤは美食家。
好物はスタークジェガンです。
では、与えてみましょう。
おっと。もう匂いで気づいている個体がいますね。

５分もしないうちにスタークジェガンは分解されてしまいました。
終齢幼虫はとても食いしん坊で、スタークジェガンが大好きです。
クシャトリヤの幼虫１匹で１日のうちに３体のスタークジェガンを食べてもおかしくないほどです。

奪われたと怒っているのでしょうか。
臭角を出してしまいました。

ケンカになっても大丈夫。いずれ一緒のサナギに入る者どうし、お互いが大切だとわかっているようですね。

食べ終わったらおひるねです。
思い思いの方向を向いてますが、みんな仲良しです。

希少種だというのでよりていねいに育てました。
ここまで大きくなって、とてもうれしいです。
サナギになるまであと少し。
もうじきおとなになります。たくさん食べてたくさん寝て、りっぱな成虫になって欲しいです。

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どうも。
クシャトリヤの羽がアゲハの幼虫に見えたので作りました。
モデルはナミアゲハの終齢幼虫、自由研究の子供は小6くらいを想定してます。

画像は羽内部にセロハンテープくっつけて粘土を詰めたもの。
ですが、粘土が乾いたらめちゃくちゃ縮んだのであきらめました。

まだまだちまきっぽい状態。

なので、教えてもらいつつエアブラシで塗装しました。
すごい違いが出てびっくりです。

スタークジェガン全体と黒い部分につや消しを吹き、モノアイだけ塗り直して目立たせて、完成。
黒、白、ピンクはこのとおり100均のマニキュアで塗りました。

とても楽しかったです。