νガンダム高機動型

その為地球連邦政府はアムロ・レイ大尉最後の搭乗機であるνガンダムの2号機の建造と共に、地球機動艦隊再編の要として開発されたドゴス・ギア級２番艦ゼネラル・レビルへの配備を決定した。

尚、ゼネラル・レビル配備後本機の整備班はグリプス戦役時代ガルダ級輸送艦アウドムラ所属の第18飛行小隊出身者から構成されており、アムロ・レイ大尉への敬愛の念から型式番号MSZ-006A1を模したカラーリングに変更され、以後ゼネラル・レビル搭載各機に同様のカラーリングが施される事となった。

本機はνガンダム最大の特徴といえるオールレンジ攻撃兵装フィン・ファンネルを廃止する一方、大型の可動式スラスター10基を有する高機動スラスターバインダーに換装することによる高機動戦闘及び大型ビームライフルによる高火力化が図られている。

フィン・ファンネル仕様廃止は地球連邦軍の力の象徴としてのガンダムを求める一方でジオニズムの根幹たるニュータイプ思想を否定したいと考える地球連邦政府の相反する思惑によるものであった。

尚、本機は宇宙世紀0096に発生した『ラプラス事変』においてネオ・ジオン残党『袖付き』首魁フル・フロンタルが駆るシナンジュとの戦闘の際しては、『赤い彗星の再来』の異名通りの動きをするシナンジュに対抗する為通常のバックパックから高機動スラスターバインダーに換装作業を行う間にシナンジュにより多数の艦載機を撃破され、更にはゼネラル・レビル自体にも甚大な損傷を受け撤退した為本機の出撃は叶わなかった。

ラプラス事変最終局面では時代の収束の為メガラニカ周辺宙域に出撃したものの、ユニコーンガンダム１号機による光の波動を受け他の機体同様に分解されてしまう。

ラプラス事変後ユニコーンガンダムタイプ二機によるサイコ・フィールドでのコロニーレーザー無効化という現象は、地球連邦政府へ更なるニュータイプ思想を危険視する要因となりサイコフレームを搭載する本機は以降秘匿され歴史の表舞台に出る事は無かった。

以上大変長文となってしまった設定を御覧いただきありがとうございます。

事の始まりはユニコーン視聴時に疑問に思ったゼネラル・レビル搭載機にガンダムタイプがいないのかなと疑問を感じた事に端を発してます。

性能的にはνガンダムの約9割に達するとされるジェスタが開発されているとは言え、やはり旗艦には上記の設定に記載した通り戦意高揚等の為にガンダムが必須なのではないかなと。

追加武装に使用したキットは30MMのオプションパーツセット9・10・11となります。

割とユニコーン系のアームドアーマーっぽくなって時代背景にも整合するのではないかと思い気に入っています。

最後まで御覧いただき誠にありがとうございました❗✨