RX-78-TRa-Ⅲ ラーガンダム

「RX-78 TRa-III ラーガンダム」は「TR計画」の第1段階である TR-1(万能化換装システム) の技術検証機体とされる。 機体名称「ラー」は lapine言語で「首領・長」を意味する。

The RX-78 TRa-III is considered to be the technical verification mobile suit for the TR Project. The name "Rah" means "chief" in the lapine language.

本機は「TR計画」の技術を「RX-78 ガンダム」に反映し、 運用データを元に性能検証を行う目的で開発された。 他セクションを対象とした技術検証機体という点で 「RX-122 ガンダム・ヘイズル [ケルデルク]」と類似したコンセプトの機体と言える。

The Rah Gundam was developed to feed back the technology of the "TR Project" to the "RX-78¨.

胴体中央の胸部コクピットブロックは改修されており、 全天周囲モニターへ更新されている事が推測される。 排気量増加に伴い、複合インテークも改良された。 形状は異なるが「RX-121-2 ガンダムTR-1 [ヘイズル2号機]」の同型装備と思しき、 肩部関節の「補助・アクチュエーターユニット」は ¨可動の要¨となる関節部の強化機能を持つ。

The chest cockpit block has been refurbished, the bullet resistance and exhaust performance have been improved.Equipped with an "auxiliary actuator unit" for enhanced joint mobility.

「ビームラーライフル」は「ブラッシュ XBR-M79-07G ビームライフル」を基に 新型照準器とE-CAPの容量に改良が加えられており ¨エネルギー効率に優れ、豊富な弾数を持つ¨という。

The Beam Rah Rifle is based on the XBR-M79-07G. The new sights and the capacity of the E-CAP have been improved.

「ラーシールド」は所謂¨シールドS¨と呼ばれる 独立戦争時の連邦軍MSが地上戦の際に使用していた 取り回しの良いハーフタイプシールドの一種であろう。

The "Rah-Shield" is the so-called ¨Shield S¨. It is a kind of half-type shield that is easy to handle.

「RGM-79Q ジム・クゥエル」を基に開発された「RX-121ガンダムTR-1 [ヘイズル]」 とは異なり、本機は「RX-78 ガンダム」を原型機としている。 則ち、その頭部の意匠は¨心理的威圧効果の検証¨を 目的としたものではなく、本物の¨それ¨なのである。

This MS is based on the RX-78, which differs from the other TR series based on the RGM-79Q. In other words, this head is a Gundam head in the original sense.

「ビームラーナギナタ」は分割可能な柄を持つ近接武装。 公国軍「MS-14 ゲルググ量産型」と関連性は無く、ビームデバイスに 改良を加えた「ビームジャベリン」の亜種だと思われる。

The "Beam RAH Naginata" is a melee weapon with a divisible hilt.It is thought to be a variant of the "beam javelin," a modified beam device.

「ビームラーライフル」はバレルマウントラッチに 「ブレード」と呼ばれる拡張バレルを装着する事で 狙撃形態「ロング・ブレード・ライフル」となる。

The Beam Rah Rifle becomes the "Long Blade Rifle" by attaching the extended barrel to the barrel mount latch.

「ブレード」は「FF-X29A Gパーツ[フルドド]」構成ユニットの1つだが、 本機では技術検証を目的に「ブレード」の試作型を 「RX-121-1+FF-X29A [ヘイズル・ラー]」に先駆けて搭載している。

The long blade rifle was originally the weapon of the "RX-121-1+FF-X29A," but this MS is equipped with a prototype version.

「TR計画」では支援機装着状態を¨ラー形態¨と呼称し、 本機の名称もそれに則ったものであると推測される。 「RX-121-1」と「FF-X29A」の派生形態に当てはめた場合、 本機は厳密には¨スナイパー装備¨仕様に該当する。

In the "TR Project" the state in which the support equipment is installed is called the ¨Rah¨ and the name of this MS is assumed to be in accordance with this.

「ロング・ブレード・ライフル」のバレル下部には 大型の「ヒート・ブレード」が搭載されており、 近接格闘戦への対応も可能となっている。

The "Long Blade Rifle" is equipped with a "heat blade, It can also be used in close combat.

両腕の固定火器「ハンド・ビームガン・ユニット」は 主に牽制を目的として装備された短距離ビーム砲である。 「RX-78-4 ガンダム4号機」の腕部武装の類似装備とされる。

The fixed firearms "hand beam gun unit" on both arms It is thought that it is equipped mainly for the purpose of checking.

一説では、本機と「TR計画」には何の関連性も無く 「RX-78-2 ガンダム」に複数回に渡る仕様変更を行った上で、 専用武装を搭載した白兵戦仕様の機体であったとされ、 機体名称もlapine言語ではなくハワイ語であるという。

According to one theory, this RAH gundam has nothing to do with the "TR Project" and its name may be "LAH," which means sun in Hawaiian, rather than "RAH" in the LAPINE language.

感想・まとめ

大変お久しぶりです。

「ラーガンダム」を¨MS的な解釈¨で製作しました。詰まるところ¨駄洒落¨なんですけど。お題企画「ビルドシリーズコン」にも参加させていただきます。この作品の制作過程やイメージクリップをまとめた動画をYouTubeに投稿しています。是非、ご覧ください！

MSVD〔MS空想部門〕GUNPLA CUSTOMBUILD & FANFICTION GUNDAM - YouTube

最後までご覧くださりありがとうございました！

Thank you for taking the time to read this to the end!