HGゾゴック×30MS MS少女 ゾゴックちゃん

という訳で、日々のふとした合間に妄想を膨らませた結果こうなりました。

HEAD
 ゾゴックに頭は無い事は重々存じています。が、
 流石に頭は欲しい！という訳で、腕を頭から生や
 してシルエットを寄せました。
 大きな瞳→メガネ、ブーメラン→アホ毛と、自分
 なりの解釈でシンボルを落とし込みました。
BODY
 アームや腹部の段々をボーダーのロンTに、胸部
 装甲を重ねたシャツで、大きな瞳はプリントで
 表現。
BACK
 バックパックは大幅にサイズダウンしつつ、特徴
 的な謎4気筒はそのまま残しました。
LEG
 控えめにディテールを加えましたが、ほぼキット
 のままです。

武装はヒートソードやシュツルムファウスト…はともかく、頭部から伸びる巨大なアームユニットによる破壊力抜群のゲンコツが最大の特徴。
4本腕の制御は脳に負荷がかかりそうなのでAIで独立稼働する事にします…サイコなんちゃらな悲しい兵器にはしたくないのです。
AIアームを勝手にぶん回すと首がもげるので、本体の保護を最優先とする優しい思考設計がなされている反面、攻撃は最大の防御とみなしている節も…平時は完璧な偽装でおさげとして風にそよいでみせつつ、見えない所でポーズを決めてたりします。

MS少女達の主なお仕事は広報活動。
募兵のポスター、プロパガンダ活動、前線の慰問、時には勝利の女神となり共に戦うことも…。

ゾゴックは他の少女達に比べ露出は低いものの、幼く見られがちな容姿で一定の支持を得ている模様…ながら本人は大人に見られたいようで、チグハグなポーズをとりたがるのがたまにキズ。
「髪を下ろせばもっと大人っぽくなるんじゃ…そもそもコレ全然おさげじゃないし…。
ちょっとからかわれたぐらいで味方まで殴っちゃうし！」

ちなみに撃墜スコアは79G2機に、06Jと07Bが1機ずつ。

いざ戦闘となれば、MS少女だって兵を守るため前に出ます。
危険な戦場にあっても、AIアームに守られたゾゴックちゃんの前進は止まりません。

ゾゴックちゃんの細腕に余る重いヒートソードも、AIアームのさりげないサポートで一刀両断！
無事撃墜スコアを伸ばしたようです。

普段は不満を漏らす事もありますが、信頼で結ばれた素敵な相棒のようです。

制作工程です。
AIアームはアッガイのアーム延長パーツを数珠繋ぎにし、初期はPGUガンダムの握り拳でした。
このぐらいの方がバランス良いのですが、指に演技をさせたくなり、壽屋オーバードマニュピレーターに変更しました。

30MSの単体キットは未だに見たことがなく、どんな箱なのかも知りません。オプションパーツの手足顔セット、スク水ボディ、髪型セットを入手し、素体としました。
ロンTはフチのみ、黒パンツは皺のみパテ整形、スク水はヘソの窪みだけ埋めたボディペイント状態です。
写真の状態では手足が短く感じたので付属の輪っかパーツで延長するも、境目がハッキリ見えるので削ってツラを合わせた上で接着して合わせ目を消しました。
その際、ロボット感覚でこのひねり構造は要らんでしょ？と合わせ目消しを優先してしまったのですが、女性らしくポーズをつけるには内にひねる構造が必須であることに気づき、完成後に大後悔することに…

バストパーツはお胸様を盛り付けた上で、板状に延ばしたパテをクネクネさせながら南半球に盛り付け整形、広げたらどんな形してるのか怪しいですが、良い感じになったと思います。
お尻の下の皺も上手く表現できてるかなと。
今作のお気に入りポイントは胸と尻です😅

マニュピレーターは4本指に、指関節も１つ減らし、手の甲のディテールを削り落としてプラ板で囲みました。
なるべく小型化する事ばかり考えていましたが、もう１枚プラ板を重ねて、段差のあるディテールを加えても良かったかなと思います。

初期段階では頭に刺したブーメランをアホ毛に見立てたのですが、サイズ感、デザインも台無しなので、グレーのアホ毛をブーメランに見立てる方向に変更しました。1mmプラ板からの削り出しです。

小物のぬいぐるみは、20年程前の食玩ガンダム占いをベースにしています。
腕がなくなっていたので、塗装用の持ち手にボールジョイントを刺してボディに繋ぎました。
モノアイはボディにペイントされていますが、ぬいぐるみ感を出すためにボタンを模したパーツを接着しました。

フェイスパーツは4種用意しました。
オプションフェイスにはタンポ印刷が無いので、瞳はデカールです。
平面で見た印象と貼った印象が全く異なり、絶望して投げ出したくなりましたが、メガネをかけたら気にならなくなりました。不思議です。

やられ役のグフは過去作です。
酷い扱いをしましたがお気に入りなので、またの機会に紹介させていただきます。

以上、ゾゴックちゃんでした。
長文にお付き合いいただけた方ありがとうございます。
また、慣れない美プラの制作に何度も挫けましたが、ストーリーで頂いた温かいコメントの数々を糧に完成まで漕ぎ着けることができました。
稚作にいいね、コメント頂いた皆さま、ありがとうございました。