オーブにて発生したテロリストによる襲撃。シンの加勢により持ち直したように思えたが、想定以上の数に押され始めていた。
「こんな時にアスランは何処で何やってんです!?」
悪態をつきつつテロリストを各個撃破するシンに、
『アイツは今、ディオギアで恐らく奴らの別働隊に足止めされている……。周到な事だ。情報源はアスランの側近……潜り込まれていたのさ、全く持って笑えん話だ』
自嘲を込めたカガリの声が返ってくる。
それを頭の隅で処理しつつ、目の前の敵を倒していく。
「数が多い……! ソッチは大丈夫なんでしょうね!?」
『今の所はフラガ一佐達が保たせてくれている。……セイラン派は一掃できたが、ザラ派残党が多すぎる……!』
雨後の筍め、とカガリの悪態が聞こえる。
ザラ派残党は恐らく傭兵や連合の脱走兵も抱き込んでいる。形振り構っていられないのだろうが、仇敵であるナチュラルも取り込んだ時点で奴らの御題目は完全に瓦解している。
「戦争屋風情がァッ!!」
目の前のディンのコックピットにCIWSを斉射し、パイロットを潰す。怨念に駆られているテロリストの機体を無力化しても、自爆されるのが関の山だ。
その時だった。一体のグフが戦線を突破し、司令部の目の前まで迫ってきたのは。
「しまっ……!!」
『これで終わりだ、オーブの小娘ェッ!!』
グフは残された片腕のドラウプニルを構えると、カガリら首脳陣のいる場所へ光の弾丸を叩き込もうと――――
「やめろおおおッ!!!!」
シンが叫ぶ。しかし間に合わない――――!
……刹那、空から放たれた一条の光が、グフの腕を吹き飛ばす。
『………随分と勿体ぶった事をしてくれるじゃないか』
安堵の意志が込められた溜息を吐き、カガリは呟いた。
見よ、天空[そら]より来たる裁きの使者を。
見よ、白銀[ぎん]の鎧を身に纏った一振りの剣を。
『――――間に合ってよかった。大丈夫、カガリ? それに、シンも』
「……遅いですよ、キラさん」
『ゴメンゴメン。フリーダムの換装に時間がかかっちゃって』
そう言うと、キラはフリーダムを移動させ、オープン回線で言葉を投げかける。
『――――ザラ派残党に告げます。勝敗は決しました。……降伏を』
『構うなッ! クラインの犬はアマちゃんだ! 全機、命尽きるまで――――』
言外にキラの不殺を嗤うテロリスト。四肢をもがれても武装を破壊されてもモビルスーツを自爆させればコチラの勝ち……。そう高を括った彼の目に映ったのは、不殺のフリーダムがコチラのコックピットを明確にロックオンする様子だった。
『な……ヤツは、不殺主義の……』
『覚悟はある。……僕は、戦う』
『は、話が違――――』
テロリストは光に飲み込まれ、乗機と運命を共にした。
『……行こう、シン。オーブを救いに』
「ええ、行きましょうキラさん。――貴方の覚悟、見せてもらいました」
その言葉に、キラはフ、と笑う。
『それが、議長を否定した僕の責任だから』
そんな怪文書を添付する夜。
高機動ストフリをテーマにして作りました。
重力下だとドラグーンがデッドウェイトになるとかなんかのギャグですか准将。
武装は頭部バルカンと両手のライフルと腹ビームのみ。
名前は戯曲テンペストの風の精霊から。ホントダヨシンジテ
まあ他にしっくりくる名前がなかった、ですかね。
色は魔装機神みたいにシルバーにしました。
ホントは白にしたかったんですけど、切らしてたのを忘れる最悪のオチ。
アンテナも加工したかったんですけど、パキィ行くと泣くのでやめました。
武器は30msの赤い子から。
(種ポーズがどう言った塩梅だったか忘れかけてる顔)
アーマーシュナイダーとかガーベラストレート的な良い感じのアレでスパーン切れると思います。
シルバーにパールとつや消しクリアーを混ぜて吹きました。
効果の程はよくわかりません。
うしろすーがた。
ケツバーニアも盛りました。
運命の魔剣と。
並べるとこんなにも背ェ違うんかとなりました、まる。
フリーダムは男のRomanだと思います。
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