「オルガ•イツカを覚えていますか?」
男に少年は問いかける。
男は、恐怖で口を開くことが出来ない。
男は暑いわけではないのに汗が止まらない。いや、むしろ寒いぐらいだ。
少年の声のする先に二度と目にしたくない、いや、二度と目にすることがないはずの巨体が立っていた。
型式番号 ASW−G−73
ガンダムフレーム徒華(アダバナ)
ガンダムバルバトス、ガンダムグシオン、ガンダムフラウロスのエイハブ・リアクターが1つずつ搭載されており調整の際に偶然生まれたエイハブ・ウェーブの波長パターンから非公式ながら「73」という存在しない序列を型式番号につけている。
各方面からのバックアップを経てレジスタンスのリーダーである元鉄華団の少年の元へと渡る。
・ギャラルホルン
革命に参加して生き残り今もなお不当に扱われている兵士たち、中立派だったがダインスレイヴでの虐殺を見て今のギャラルホルンの代表のやり方に疑問を持つものが協力し、バルバトス、グシオンの廃棄されたパーツとリアクターの一部を偽造してレジスタンスに回す。
さらに今現存するガンダムフレームを持つ機体の武装などの情報を流す。
・テイワズ
タービンズがフラウロスの残骸、リアクター、ダインスレイヴの弾頭の回収とレジスタンスのリーダーとテイワズ代表に渡りをつける。
テイワズ代表自身も息子を、息子達を殺された事をあまり良く思っていないので気まぐれに資金と技術者を貸す。
・モンターク商会
モンタークの代表がちょび髭の男に変わり、先代代表の残した阿頼耶識のデータ諸々をレジスタンスに渡す。
このような経緯を経てレジスタンスのリーダーに新たな阿頼耶識システムをつけたうえで機体は譲渡された。
リーダーは最初は二代目雷電号と名付けるつもりだったがテイワズ代表が名前は儂につけさせろと言い二代目雷電号は却下された。
「徒華(アダバナ)」
テイワズの代表のつけたこのガンダムの名前。
意味は、咲いても実を結ばない花。無駄花。
これはこの復讐はすることに意味がない。無駄だとという意味を持ちながらも無駄でも通さなければいけない意地という矛盾を含む二つの思いを込めてつけられた。
同時に、現ギャラルホルン政権に対する、ギャラルホルン代表に捧げる葬送の花であり、その礎となり散っていった息子達への手向けの花でもある。
そしてレジスタンス最後の花道の前にある男が呼ぼれる。
両足が機械で腹巻きをした中年の男性。
レジスタンスのリーダーである少年と面と向かう。
今はなき息子達と同じ目をした彼の背中に阿頼耶識のアダプターをつけてやる。
このような再会を臨んではいなかったが覚悟を決めたその顔を見たら何も言えなくなる。
そして、その鉄の華は飛翔する。
無駄な戦いに。一つの道理を通すために。
長々と妄想と自分勝手なご都合主義で申し訳ありません。
鉄血のオルフェンズの最後は正直モヤモヤした終わり方だったので変えられない結末ならその後の描かれなかった未来は自分勝手にさせてもらおうと思いました。
色々と賛否両論というか否も多いと思いますがおっさんの独り言だと思い聞き、見逃して下さい。
あと自分で見返してみて「再会」を「再開」、「復讐」を「復習」という恥ずかしい誤字脱字が多く、直すなら早いうちがいいということで修正版で再投稿させて頂きました。
ついでに使ったキットなども紹介しようと思っています。
頭部はベースはグシオンリベイクフルシティ。しゃくれているところを切り落としルプスレクスの口をつけてあります。ガンカメラも切り落としてクリアパーツのモノアイパーツをつけ、ルプスレクスの角をつけました。
まんまルプスレクスの頭部を改造しようとも思いましたがルプスレクスの頭部はなんやかんやでギャラルホルンに保管されてるのかなと思いでもバルバトスに近い頭部にしようと思いこのような改造を施しました。
固定武装は、両腕のナックルガード、さらにその外側にある小型シールド兼ガントレット。背面に2つ装備してあるフラウロスから譲り受けた超電磁砲。バルバトスから譲り受けたテイルブレードを二本に増やし、ウイングに取り付けたフェザーブレード。
最後の方のライドはナックルガード付きのシールドで殴ってるイメージだったので武器はもたせてないですがメイスもグシオンのハルバードも持てます。
マルコシアスのソードメイスも。
シザースも。これでクジャン公一番の見所のシーンも撮ることが出来ます。(笑)
本当は部分部分で細かく塗装をしていたのですが自分のマスキングが下手で大変なことになり断念しました。
黒と白で喪服をイメージと彼岸花の赤という勝手な後付をしました。
頭部のアンテナも赤く塗ったのですがかなりクドイ感じになったので削って黄色に塗装しました。
初全塗装とミキシングですがまず塗装が下手なのでパーツを細かく分割して塗ってつけての繰り返しでなかなかに時間がかかりました。故に合わせ目が消せてないので墨入れで誤魔化してます。
ホントはもっとアンバランスに左右非対称な機体にしようとも思いましたが鉄血のシリーズは結構自由にパーツを交換したりして遊びがいがあったためホントにゲテモノになりそうだったのでバランス重視で今回の『徒華』は完成しました。
やはり自分には部分塗装ぐらいがちょうどいいとも思いましたがたまにはこういうのも悪くないのかなとも思っております。
もっと技術を磨いてレベルを上げれるように頑張ります。
長文すいません。
ご覧いただきありがとうございました。m(_ _)m
コメント
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このガンダムには…スゴみがあるッ!
コメントありがとうございます。
設定考えたりするのが楽しくなってホントにご都合主義だったり好き勝手やってますけどそう言って頂けると恐縮です。
どちらかというと不遇な機体が好きです。
ほっとけない、何やらシンパシーを感じます。
好きなキャラクターはカトック・アルザミール。
ガンダムにはカッコいいおじさんがいっぱい。
自分もそんなおじさんになりたい。
暑中見舞い申し上げます。
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