RX-104FF ペーネロペー

軍用機の塗装について調べてみると、ロービジ迷彩は2000年頃から主流になったそうな。うーん、これは今後も変わらなさそうだな、ということで、ペーネロペーをロービジカラーで制作しました。

実際にロービジカラーが施された軍用機はどんなもんかな、ということでF-22ラプターを見ると、これが超絶格好良い。紫外線で焼けた感じ、リペアを繰り返した跡...。これが超音速巡航でカッ飛ぶのですよ。これがリアルかっ。

ペーネロペーと言えば機体のデカさですね。なので輸送機も見てみるのです。手始めはC-17グローブマスターIIIから。こいつは全長53mあるのですが、これが飛ぶんですね。M1A1エイブラムスを積んで。凄いですね。実際見たら、惚れ惚れするんでしょうね。

一方、我らのペーネロペーですが、ミノフスキークラフト搭載型モビルスーツとして、飛行と空中静止が自在であると。ほうほう。
でも果たしてペーネロペーは空軍配属なのだろうか。いやぁ、水没したから海軍かな、とか何とか。なんか錯乱してるな。

ところで、成層圏や宇宙空間で活動するとは、どういうことなのでしょう。これはこうのとり4号機ですが、すんごい。この浮遊感とハイコントラスト。これが大気圏を浮遊しているんですよ。信じられますか。

そしてISS。ずーん。何でございましょう、この神々しさは。恐ろしい。このエッセンスの一部でも、我々はガンプラに注げるのだろうか...。

そうそう、スペースシャトルと言えば、からぱたさんのこの記事が白眉なのです。本物を見る、という事が如何に大事な事であるか。

エンデバーが最終飛行した2011年から10年以上経過した今日、最新の機体がどうなっているのかをSPACE Xで見られます。これを見ると、白い外装がエンデバーの頃とだいぶ違いますね。この冷たい質感の外装、むき出しの金属の硬質さは参考になりそうだな、と。

当然、CGの世界も見るですよ。彼の作品はどれも良いのですが、とりあえずこれ。ドーン。くぅ〜。痛え...。強烈な一撃...。このクオリティでガンプラ作りたい。

最後にF-35B Lightning IIの垂直離着陸と空中静止の動画をご紹介。この動画を爆音で見て、ペーネロペーを想うのであります。いやぁ、ロマンですなぁ。

ぼちぼち作品の説明を始めるのですが、改造も何もしてません。しかし、塗装はめちゃくちゃ試行錯誤しました。そうです、グレー沼にハマったのです。その結果、Mr.カラーのグレーっぽい色（注PDF、3〜4ページが該当）を全色買いました。

みなさん、知ってました？　グレーって七色なんです。光の当たり方、部屋の色温度、等などちょっとした条件で色味がどんどん変わるのです。もちろん蓋の色味は参考にならないので、全色色見本を作り、グロスとマットを見比べて組み合わせを考慮しました。

その結果、選んだ色は英空軍機色と米海軍機色という、全く設定無視の組み合わせに（今までのは何だったんだｗ
それから、ミノフスキークラフトはスーパーチタン２をマットにした色にしました。するとこれも、光の加減で色味が変わるし、目で見たときとカメラで写したときで色が変わるという変化ぶり。おお、全ての色が荒ぶっておる。し、静まり給え。

しかし、荒ぶる色の神々が共鳴し合うと、とんでもないことが起きるのですよ。ええ。狙うのはそこでしょう。数千通りの組み合わせからたった一つを選ぶため、妥協せずに精神を研ぎ澄まして行くのです。お金はかかるけど...。

はい、ここでログを流しておきますです。
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Mr.カラー　C363　ミディアムシーグレーBS637 英空軍機色
Mr.カラー　C339　エンジングレーFS16081 米海軍機色
Mr.カラー　SM205　スーパーチタン2
ガイアノーツ　Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアム
ガイアノーツ　104 蛍光グリーン
タミヤ　スミ入れ塗料 （ダークグレイ、ブラック）
ガンダムデカールNo.122 HG 1/144 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ汎用1
背景画像はNASAのフリー素材

劇中だと、逆さになったり泳ぐように飛んだりしてるのですが、プラモデルだと重くてポージングは無理ですね。あと、構造的に外れ易かったり割れやすかったり、無理している部分が結構多い印象。でも、ガンダムなのにモノアイがあるこの異形な機体は唯一無二なので、是非どうぞ。