≪妄想ストーリー≫
刹那がELSの母性へと旅立った後。
武力蜂起したヒューマレストとソレスタルビーイングは、一進一退の攻防を続けていた。
中でもグラハム用にカスタムされたグラハムガンダム(エクシアリペアⅣ)は、
ELSと同化したグラハムの技倆もあり、鬼神のごとき戦いを繰り広げていたが、ヒューマレストの新型機であるネオ・ジンクスとソルブレイドの圧倒的なな機体性能、それらの展開する強力なGNフィールドにより、苦戦を強いられる様になる。
この頃からソレスタルビーイングと連合は地上での活動を著しく制限され、ヒューマレストがその支配地域を拡げて行くのだった。
そして、ロックオンとアレルヤが瀕死の重症を負い、戦闘可能なのがグラハム、レティシア、マリーの3人となってしまったのだが、その時、逆転の債は既に投げられていたのであった・・・
グラハムの説得により、1人の人物がソレスタルビーイングへと加わる事になった。
彼の名は、ビリー・カタギリ。
かつてはグラハムと共にソレスタルビーイングと戦い、そして、ソレスタルビーイングを、スメラギを憎んだ末にイノベイターに手を貸した過去を持つ男である。
だがしかし、ビリーは第三世代ガンダムにも対抗しうるフラッグを開発し、またスサノオやスサノオをはじめとする疑似GNドライブによるトランザムをも開発した稀代の天才児でもあった。
「カタギリ・・・やはり、私のガンダムをつくれるのは君だけだ」
結婚し、第一線を退いていたビリーであったが、盟友の頼みを快く受け入れた。
今の世界の現状を案じていることもあったが、何よりガンダムの開発に携わることが出来るという、研究者としての好奇心が彼を突き動かした。
こうしてソレスタルビーイングに加わると間もなく、彼は新型GNドライヴSVの開発に成功する。
その後、ロックオンガンダム≪ツヴァイ≫の完成と同時に、グラハム、アレルヤ、アーデの新型ガンダムをロールアウトする。
これらのガンダムを完成させた、ソレスタルビーイングのエンジニア達の能力も然ることながら、やはりビリー・カタギリが加わったことが、彼らにとって非常に大きな戦力となったことは間違いない・・・
というわけで、ロックオンガンダムに引き続き、グラハムのガンダム。
その名も【グラハムガンダム≪極≫】であります。
グラハムは、ガンダムを開発するにあたり、3つの仕様を望んでいます。
1:武器は2振りの日本刀であること。
2:GNドライヴ2基稼働による無敵のトランザムシステムを組み込むこと。
3:究極のガンダムであること・・・
ビリーはこれらの要求をすべて受け入れ、グラハム専用のガンダムの設計に取りかかると、僅か2年という歳月で、グラハムガンダムを完成させてしまうのです。
フェイスやカラーリング等、グラハム本人の意向が反映された機体となっております。
背面に装備されたGNスラスターバインダー基部にGNドライヴSV一基、両肩にGNドライヴSV2基のトリプルドライヴ(グラハムはトリニティドライヴと呼称している)駆動です。
搭載されたGNドライヴは全て新型のもので、発光色は蒼なので、GNコンデンサーやGNスラスターバインダーも蒼になっています。
機体名はグラハム自身が命名したもので、『これ以上のグラハムガンダムはない!!』という意味のようです(本人談)。
新たに与えられた4機のガンダムのうち、
【無敵!!】(グラハム談)
・・・が、このグラハムガンダムのコンセプトになります。
強力なスラスターとしての役割を果たす部分にして、分離可能なGNソードビットを4本装備していますが、グラハムはほとんど使用していません。
彼の戦闘スタイルは、皆さんご周知の通りですので。
一応、GNフィールド発生機関としての役割もあるので、ここは結構重要な部分だったりします。
グラハムは、GNバインダーを主に推進装置として運用していて、GN粒子を多大に消費することがない実体剣を主装備として使用することで、粒子の消費を最小限にとどめるという卓越した操縦センスで戦場を駆け巡ります。
この状態での移動速度は極めて速く、通常の3倍の機動性を発揮することが可能となっています。
通称【グラハムソード】
対Eカーボン・GNフィールド切断力に特化した実体剣で、表面に僅かなGN粒子をまとわせることで、対弾・対GN粒子防御装備としての機能もあります。
向かって左側(外側)に懸架された方が『刹那』で、右側(内側)が『ローダンセ』になります。
これは、自分をガンダムマイスターに導いた刹那・F・セイエイへの変わらぬ友情・想いを込めてグラハム自らが命名しました。
この二本の剣は、Eカーボンの装甲を紙切れの如く切断し、ネオ・ジンクスやソルブレイドの纏うGNフィールドすらも易々と切り裂くほど研ぎ澄まされた刀なのです。
刀一本とはいえ、優れたパイロットであるグラハムの技量は他を圧倒しており、某セントラルにおわす大総統閣下さながらの戦いぶりを見せます。
スサノオやマスラオで、当時ツインドライヴのダブルオーガンダムと互角以上に渡り合ったということもあり、グラハム専用にチューンナップされたガンダムが相手となると、並のパイロットで太刀打ち出来るわけもなく。
二刀流となったグラハムガンダムは、かの有名な某オンライン世界の黒の剣士のように、射撃武器も剣劇も二本の刀で華麗に受け流します。
そのため、両肩のGNドライヴはトランザムの為だけに装備されたもの。
よって、トランザム使用後の機体性能の低下は皆無であり、また、トランザム使用時の出力は通常の3.5倍になります。
新型ガンダムの中でも、極めて過剰とも言えるグラハムガンダムのトランザムですが、グラハムは何の苦もなく使いこなしてしまうという、常人には理解できない身体能力を発揮します。
『ガンダムとなったこのグラハムエーカーに、不可能などという言葉は存在しない!!』
とは本人談。
かつてのトランザムは、高濃度圧縮粒子が赤く変色するため機体色がピンク色に発光していましたが、新型GNドライヴSVでは、高濃度圧縮粒子も蒼いままなので、機体色は変わりません。グラハムガンダムの場合、2基のGNドライヴは常時機体内部に高濃度圧縮粒子を蓄積しているため、トランザム発動時にはGN粒子が溢れだすほど出力が上がります。GN粒子を外に放出することで、トランザム発動時は画像の様にGNドライヴから粒子が放出され続けた状態となります。この時、機体のオーバーロードを防ぎ、放出した高濃度圧縮粒子を、機体を包み込む強力なGNフィールドとして機能させています。
【刮目せよ!!トランザムッッ!!】
トランザム発動状態のグラハムガンダムは、加速装置を使用したサイボーグの様に軌跡すら追うことは不可能。
自らが所望しただけあって、日本刀の扱いは右に出るものがいないほど。
ロックオンガンダム≪ツヴァイ≫を作り終えるや否や、頭のなかでグラハムさんが【私のガンダム!!】などとうるさかったので、立て続けに製作してしまいました。
そのままでは首が埋もれすぎて上下左右に動かせなかったので、2mm延長しました。胴体も、全体のバランスを見て2mm延長してます。
今回も、マスキングが結構しんどかったのですが、ロックオンガンダムに比べるとパーツ総数が圧倒的に少なかったので、楽しく製作出来ました。
刀の刃は、フラットブラックの上に直接スターブライトシルバーを吹き付けたので、見る角度によって刀身が黒メタリックぽく見えます。
ゴールドも、3色を重ね吹きして、つや消しと光沢を使い分けてみました。
塗装がすり減るのが嫌だったので、パーツのすりあわせは今回特に気を付けました。
クリアパーツも、地味にパール吹いてるんですが、写真だと全然わかんないですね(泣)
グラハムさんのガンダム、いかがでしたでしょうか? 皆様の想い描く、ガンダムマイスターとなったグラハムさんのイメージをぶち壊していなければよいのですが・・・ 最後まで御覧いただき、有り難うございました。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
肩部分は何のキットを使ったのか気になりました!
ダブルオースカイ(ハイアーザンスカイフェイズ)とダブルオーダイバーエースを使っていることに気づきました!でも肩のパーツが見つからない!
コメントありがとうございます。
過多のパーツは、ダブルオークアンタのものを使用していますよ~
(左肩のものを両肩に使用しています)
みんなの心の中にグラハムがいるんですね!
まさしく「愛」だ!!
グラハムの愛は、きっと皆様の心に伝わっていると信じています!
グラハムエーカーは、不死鳥の如く帰ってくるのです。
極めしガンダム愛w
究極のガンダムバカになりましたw
時間を見つけてはちまちま工作しているお父さんモデラーです。娘は天使。私は乙女座。宜しくお願いします。
ひろぱぱさんがお薦めする作品
スコルピオガンダム【グラフィアス】
ガルバルディβ重力下仕様
ビルドダガーL
MGリ・ガズィ・カスタム
MGリ・ガズィ・カスタムをディティールアップして仕上げました…
ガンダムMk-V(強襲型)
青い機体ということで。 超久々の投稿になりますが、割と気合い…
ロード・バエルΩ
孤高の王となるべく、自ら設計したアストレイ(王道でない)フレ…
バルゴガンダム【スピカ】
行動十二星座、最後の乙女座アーマーのバルゴガンダムです( ☆…