HG シナンジュ・スタイン(ナラティブver)

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アナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作型モビルスーツ。「UC計画」の旗機であるユニコーンガンダム開発の一環として、サイコフレームの強度や追従性をテストするために開発された。

本来は限界性能を計測するために人が乗り込むことを想定していないはずの機体であったが、その実は人を超えた能力を持つ「ある者」に向けて造られていた。開発コードは「スタイン01」。迷灰色の装甲はあくまでも後に彩られる機体の無垢、いわば「原石」でしかないという開発者達の揶揄によって名付けられた。

装甲は連邦系MSが持つ直線的なラインでまとめられ、頭部はデュアルアイなど「ガンダム」的な意匠を継承しつつも曲面を多用した独自のデザインが採用されている。

宇宙世紀0094年、地球連邦軍所属のクラップ級「ウンカイ」で輸送中の2ユニットがネオ・ジオン残党軍「袖付き」に強奪され、1機がフル・フロンタル専用機「シナンジュ」へと改装。「袖付き」のフラッグシップ機として運用され、もう1機はゾルタン・アッカネンの乗機としてエングレービングを施した状態で運用された。

ゾルタン・アッカネンの乗る2機目ジオン共和国軍所属であることを隠すため、胸部と腕部に袖付きの特徴であるエングレービングが施されている。コロニー『メーティス』での戦闘で投入され、ナラティブガンダム B装備を終始圧倒。しかし、フェネクスの出現や、ナラティブガンダムがIIネオ・ジオングをサイコミュ・ジャックで呼び寄せたことで撤退し、サイド6宙域で本来の使用目的であるIIネオ・ジオングのコアユニットとして使用された。最後はデストロイモードとなったフェネクスにビーム・トンファーでコクピットを貫かれ、IIネオ・ジオングと共に破壊された。なお、小説ではメインカメラがモノアイであるとの誤植がある。

ゾルタン・アッカネンの乗る2機目

ジオン共和国軍所属であることを隠すため、胸部と腕部に袖付きの特徴であるエングレービングが施されている。
コロニー『メーティス』での戦闘で投入され、ナラティブガンダム B装備を終始圧倒。しかし、フェネクスの出現や、ナラティブガンダムがIIネオ・ジオングをサイコミュ・ジャックで呼び寄せたことで撤退し、サイド6宙域で本来の使用目的であるIIネオ・ジオングのコアユニットとして使用された。最後はデストロイモードとなったフェネクスにビーム・トンファーでコクピットを貫かれ、IIネオ・ジオングと共に破壊された。
なお、小説ではメインカメラがモノアイであるとの誤植がある。

サイコフレームムーバブルフレームの一部に採用されている構造材。サイコミュと同程度の性能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事ができる。

サイコフレーム


ムーバブルフレームの一部に採用されている構造材。サイコミュと同程度の性能を持つサイコチップが金属粒子レベルのサイズで封入されていて、サイコミュシステムの小型化や機体の追従性の向上等といった恩恵を得る事ができる。

サイコフィールドサイコフレームが起因しているエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。本機の場合は『バンデシネ』において機体を奪取する際にビーム・ライフルのビームを弾いている

サイコフィールド


サイコフレームが起因しているエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。本機の場合は『バンデシネ』において機体を奪取する際にビーム・ライフルのビームを弾いている

インテンション・オートマチックパイロットの脳内操縦イメージを思考波として機体内部のサイコフレームに感受させ、機体の挙動へ直接反映させる思考操縦システム。そのため、通常の手動のみの操縦を凌駕する反応速度と動作精度を誇る。

インテンション・オートマチック


パイロットの脳内操縦イメージを思考波として機体内部のサイコフレームに感受させ、機体の挙動へ直接反映させる思考操縦システム。そのため、通常の手動のみの操縦を凌駕する反応速度と動作精度を誇る。

武装・必殺攻撃 ハイ・ビーム・ライフル(第二種仕様)スタイン専用の大型ビーム・ライフル。ベースはシナンジュが使用していたビーム・ライフルだが、ジャケットパーツを取り付けた事で大型モデルとなった。銃身下部にバズーカ、グレネード・ランチャーを取り付ける事が可能

武装・必殺攻撃 

ハイ・ビーム・ライフル(第二種仕様)
スタイン専用の大型ビーム・ライフル。ベースはシナンジュが使用していたビーム・ライフルだが、ジャケットパーツを取り付けた事で大型モデルとなった。銃身下部にバズーカ、グレネード・ランチャーを取り付ける事が可能

ビーム・サーベル前腕部に1基ずつ、計2基格納されている。マニピュレーターに保持して使用する以外に、ユニコーンガンダムのビーム・トンファーのように前腕部にマウントしたまま使用する事も可能。奪取された際のビーム刃の色はピンク、もしくは青だったが、『NT』に登場する改装された2機目の物は黄色となっている

ビーム・サーベル

前腕部に1基ずつ、計2基格納されている。マニピュレーターに保持して使用する以外に、ユニコーンガンダムのビーム・トンファーのように前腕部にマウントしたまま使用する事も可能。
奪取された際のビーム刃の色はピンク、もしくは青だったが、『NT』に登場する改装された2機目の物は黄色となっている

シールド防御用の実体盾。νガンダムのそれと似た形状をしており、裏面にビーム・キャノン、ミサイルを有する点も同様。ビーム・キャノンシールドの裏面に搭載されたビーム砲。ミサイルシールドの裏面に4発装備

シールド
防御用の実体盾。νガンダムのそれと似た形状をしており、裏面にビーム・キャノン、ミサイルを有する点も同様。


ビーム・キャノン
シールドの裏面に搭載されたビーム砲。


ミサイル
シールドの裏面に4発装備

バズーカ(ロケット・バズーカ)シナンジュ専用の大型実体弾火器。かつての重MSドムが装備していたジャイアント・バズを想起させるデザインからも本装備がジオン系由来の物である事がわかる。砲身の伸縮機構が採用されており、携行時の取り回しや他武装とのマウントの際に有用。縮めた際は砲弾の初速が低下するといった欠点が存在する。ビーム・ライフルの銃身に装着可能な他、シールド裏面にもマウント可能。新武装の適合テスト時に装備された他、ゾルタン機もIIネオ・ジオングのコンテナユニットに収納されていた物を使用している。

バズーカ(ロケット・バズーカ)


シナンジュ専用の大型実体弾火器。かつての重MSドムが装備していたジャイアント・バズを想起させるデザインからも本装備がジオン系由来の物である事がわかる。砲身の伸縮機構が採用されており、携行時の取り回しや他武装とのマウントの際に有用。縮めた際は砲弾の初速が低下するといった欠点が存在する。
ビーム・ライフルの銃身に装着可能な他、シールド裏面にもマウント可能。
新武装の適合テスト時に装備された他、ゾルタン機もIIネオ・ジオングのコンテナユニットに収納されていた物を使用している。

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