ガンダムエアリアル　HG1/144 筆塗り塗装

清水圭式筆塗りはムラと透けを生かした塗装法です(HJ誌引用)。今まで上手い筆塗りと聞くと、筆むらのないエアブラシのような方向を目指すのかと思っていました。ところが清水圭さんの方法は筆むらを生かすことでエアブラシでは表現できない筆塗りでしかできない表現方法です。HJ誌に掲載された筆塗り78ガンダムに感動してしまい、展示会にまで見に行って来ました！

エアリアルの設定色を使用していますが、筆塗りにする事で独特の雰囲気が出ました。筆塗りならではの存在感が出ていい感じに仕上がったと思います。

エアリアルはボディがカッコいいですよね〜！　この部分はエッジに塗料を乗せないでエッジが強調されるように塗ってみました

清水圭レシピで一番迷った塗装が内部フレーム部への明灰白色です。塗った直後はムラが目立ちすぎるかと思いましたが、最終工程まで仕上げると馴染んでくれたようです。

タミヤ墨入れ塗料を用いたウォッシングもレシピ通りに行ったのですが、初めてのエナメル割れを経験してしまいました(肩部分) リアルなダメージ表現になったと無理矢理納得しています(泣;)。部分塗装でエナメルの取り扱いは慣れているつもりでしたが、気をつけないといけませんね。

足回りは思いっきり汚したつもりでしたが、もうちょっとウェザリングマスターをしっかり塗布すれば良かったかもしれません

説明書にあるポージングを真似しています。肩の発光部分とライフルのセンサー部分は最初付属シールで光らせようかと思ったのですが周りの筆塗りから浮いてしまうことに気がつき塗装へと切り替えました。リンクルプラネットコラボのパール入りの水性塗料を使用しています。

エスカッシャンはシャープ化とスジホリだけ追加しています。いつもはデカールで派手に仕上げるスタイルなのですが、今回は筆塗りの練習と考えてデカールは貼りませんでした。

肩や膝裏周囲の合わせ目は段落ちで処理しました

ウェザリング前の写真です。筆めがこの後のウォッシングでいい感じに馴染んでくれました。

次回作はもっと意識して筆むらを残してみようかと思います。

チッピング後の状況です

清水圭さんのガンダムです。粉展で撮影させて頂いた自分の宝物の写真です。この写真を何度拡大して見たことか(O_O)！いつかこんな風に仕上げたいですね！