獄長専用グフ

泰山流双条鞭!!

泰山流千条鞭!!

蒙古覇極道!!

グフ＝鞭、鞭＝獄長であるならばグフ＝獄長であるという三段論法によって爆誕した機体です。
つま先が寸詰まりなので2ミリ延長したほかは、ショルダーアーマーを旧ザクのものに変えています。

千条鞭はユザワヤで入手したビーズを針金に通したものを束ねて、ヒートサーベルの柄に接続しています。
大変でした。

以下、俺設定の駄文（本当に駄文）

本機はカサンドラ獄長・ウイグルの専用機である。
そもそもカサンドラとは極東の一角にある都市であったが、ジオン軍が占領・基地化した街である。
街の中央には巨大な監獄があり、ジオン公国に抵抗する政治犯やゲリラのメンバーが収容されていた。
彼らの慟哭はやがて鬼の哭き声のように響き渡り、ほどなくカサンドラはこう呼ばれるようになった。
「鬼の哭く街」と。

カサンドラ基地の司令官は、ウイグルという名の巨漢で階級は少将であった。
しかし、彼の呼び名は監獄の長、すなわち獄長であった。
司令官としての彼の力量は非常に高かったといってよいであろう。
それは一年戦争を通じて、カサンドラが不落であったことが証左している。
彼はまた、MSパイロットしても優れた実力の持ち主であった。
彼の駆るグフは無数のヒートロッドを操り、連邦軍を大いに苦しめた。

しかし、彼のグフの恐ろしさはここからである。
ヒートロッドの乱打によって行動不能に陥った機体に向けて加速し、蒙古覇極道（ショルダータックル）を叩き込み、コクピットを圧壊させてしまうのである。

ウイグルの指揮能力と操縦能力によって、カサンドラは不落であり続けた。
終戦の後もカサンドラは抵抗を続けたが、連邦地上軍第七師団（通称北斗師団）の攻撃を受け、獄長ウイグルは戦死。不落のカサンドラはついに陥落したのである。