シリーズの最後は思っ切り妄想パラレルワールド設定でバルバトスルプスレクスを作成。爪繋がりでハイゴックとミキシングしてみました。筆塗り全塗装(ブラック、赤鉄色、メタリックレッド)、墨入れ、つや消しトップコート、汚しの仕上げです。(あえてデカール無しで人の手が触れられてない魔物にしました)
モビルアーマー形態。通常はこの姿で活動する。無慈悲な殺戮マシーン。
三日月、覚醒形態。圧倒的なスピードと変則的な攻撃で無類の格闘能力を持つ。感情をもつ無慈悲な殺戮マシーン。
妄想パラレルワールド設定
地球の支配から独立を果たそうとする火星。そこではその覇権を巡って3つの勢力が凌ぎを削っていた。
マクギリス(バエル搭乗)、ガエリオ(キマリスヴィダール登場)、ジュリエッタ(ヴィダール搭乗)、それぞれが率いる国は政治、経済、武力、他全てにおいて対立、火星の混沌とした世界を生んでいた。しかし、その混沌がある魔物を目覚めさせるのである。
とある辺境の地で戦闘により破壊された洞窟の中から4足歩行の異形の機体が現れた。それは瞬く間にそこにいた部隊全てを切り刻み、無慈悲にもそこで営まれていた人々の生活をも引き裂いた。そう、魔物を目覚めさせてしまったのだ。
3人の指導者はこの機体をかつての『厄災』として駆除するため一時休戦、自らも出撃する体制で部隊を集結させた。
かくして『厄災駆除』が始まった。だが魔物は次々と敵を駆逐、膨大な損害を被る事になる。遂に3人は自ら駆るガンダムフレームを持つ機体で出撃。魔物の進行を食い止める事に成功する。
この戦闘で不可思議反応が観測される。マシーンであるはずの魔物から微かな生体反応とガンダムフレームの痕跡である。
3人は魔物に渾身の一撃を叩き込む。だが、動きが止まった魔物から強烈な生体反応が発せられると同時に『うるさい…邪魔…』と、呟くような声が聞こえた。
魔物はその姿を変え、本来の影を落とす。バルバトスルプスレクス。ガンダムフレームを持つ伝説の機体、かつて三日月という少年が不完全な阿頼耶識システムの副作用で倒したモビルアーマーと融合、取り込まれてしまい、そのまま眠りについたと言う伝説…それが今、目の前で現実となって蘇ったのだ。
目覚めた『伝説の少年』はモビルアーマーの持つ殺戮本能に自らの『渇いた飢え』を容赦なく重ねて欲求を満たしていく。遂には、3機のガンダムフレーム(バエル、キマリスヴィダール、ヴィダール)を戦闘不能に追い込む。だが。少年の目覚める時間は限られていた。元の異形の姿に戻ったバルバトスは忽然と姿を消した。
この事件は今後の火星統治に深い闇を下ろしたのである。
妄想終了。
上記の対決は別投稿で。
この2体をミキシング。
肩のボールジョイント部、組み立て後、硬くてネジ切れる。
MSGボールジョイントを取り付け復旧。
今回は各所ボールジョイント部が固めなのでヤスリで少し削りながら可動を確認、気持ち緩めにして、木工用ボンドで調整した。
ハイゴックのPCパーツを瞬間接着剤とパテで固定。
バックパックはジャンク品を1つ増設してハイゴックの両肩内部にパテで固定。
ミキシング前状態。
汚し前。
汚し前。
コメント
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名前はディアボロモンってことですか、
MS形態悪魔っぽくていいと思います。
コメントありがとうございます。ディアボロモンの事は全く知らなかったので調べてみました。なるほど偶然にも雰囲気が似てしまいましたね。何れにしても悪魔感が出せてよかったです。
設定含め、異形感が迫力満点なバルバトスでしたよ(「肩の修復」もお疲れ様でした)(gandam-hand1)
コメントありがとうございます。ここには載せていませんが、関節の硬い所とフニャフニャな所しかなく、フニャフニャ関節は水性ニスで対応しました。細かいテクの練習になりました。
自宅の床下が夢のガンプラワールド!
masamineです。
夜な夜な家族に隠れながら細々と活動しております。故にトップコート吹付がギリギリで筆塗りandウェザリングが基本です。
これからよろしくお願いします。
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