-憎悪の具現-

「憎悪の具現」

何も言い返さない、大人しいから、なとど思い、ぞんざいな扱いをしてきた相手。しかし内に秘めた「憎悪」は常人の「ソレ」を遥かに凌駕する程に膨れ上がり、巨大で禍々しく肥大し、やがては限界と同時に「ソレ」は解き放たれる。その時になって後悔しても時すでに遅し。目の前に立つ「ソレ」は悪魔でも化け物でも無く、自分自身だと気づく。

メフィストガンダム

　部隊内で壮絶なイジメを受けた一人の隊員の心に巣くった、凄まじい憎悪が生み出した、「幻影のガンダム」であり実際にはその場には、ただ荒野と死体が広がるだけである。

その巨大で禍々しい憎悪を育てたのは果たして、どちらなのだろう。

「報いの矢」アロー・オブ・レトリビューション

右手に握られたオレンジ色の光の矢。仮に実在した場合周囲10kmを蒸発させる程の凄まじい破壊力を持つ。

「牢獄の聖杯」ホーリー・グレール・オブ・プリゾン

　左手に握られた黄金の聖杯。咎人の穢れた魂をその杯に集め未来永劫その罪を呵責し続ける。ただしその対象には「全ての罪人」が含まれる。

スカルヘッド

　肉体と言う枷から解放された人間の剝き出しの感情が具現化した髑髏。目・口・後頭部からは溢れ出る負の感情がオーラとして噴き出している。

ローズワーム

　人間が犯した罪によって生み出された罪の具現体。まるで嘲笑うかのようなその花は人の無自覚な悪意を象徴している。

「人の心を縛る楔」

　目的を果たした兵士の足元に刻まれた、自身が受けた苦しみの言葉。

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ファントム

　兵士の前に佇む黒く染まった自身の幻影。それは果たして影かそれとも・・・・

実は腕が4本!!よーく見て見て。

ビオランテっぽく

目の前に立って居るのは誰?

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後ろ姿