ガンダムコマンドー　vs　密林の絶望

　「ふむ、相変わらずせっかちだな　だが話が早い　これを見てくれ」と一葉の写真を手渡す

　「これは…緑ですが、ｼﾙｴｯﾄはグフですか」

　「そうだ　今、基地で噂になっている密林の絶望、その正体だ　先日行方不明になった陸戦型ジムの機体が発見されてね　ほぼ全壊だが、頭部カメラのﾒﾓﾘｰが発見されてね　情報部で解析して、その画像だけがかろうじて割り出せた」

　「私にこれをヤレ、と…」

　「そう　君のｶﾞﾝﾀﾞﾑｺﾏﾝﾄﾞｰなら出来るだろ？」問いに少佐は立ち上がり、大佐に正対して敬礼

　「承った！」

　以来、一月　少佐はパトロールチームが行方を絶った地点をしらみつぶしに調べ、また自らをオトリにしていた　そしてある確信を抱いた少佐はこの3日間、集中的に同じ地点を巡っていた

　月の光に照らされたジャングルの一隅でﾒｲﾄﾘｸｽ少佐の駆るｶﾞﾝﾀﾞﾑｺﾏﾝﾄﾞｰと「密林の絶望」と恐れられたグフが対峙していた　少佐はオープン回線で呼びかけた

　「よう、ジオンの　戦友達が随分世話になったみたいだな！今日はお礼がしたくてな　楽しい夜になりそうだな！」

　「野郎！ぶっ◯してやぁぁぁる！！」

　２機は同時に動き出した

　ガッキィィィィン！！　ジャングルにヒートナイフとヒートサーベルが噛み合う音が響き渡った

　「はっ！密林の絶望とか恐れられてた割には…使えんな」

　「野郎！◯✘□▲……」もはや相手が何を言っているか不明だ

　両機は一旦間合いをとり、再び互いに突っ込んで行った…が…

　グフの懐に潜り込んだｶﾞﾝﾀﾞﾑｺﾏﾝﾄﾞｰが低い姿勢からヒートナイフを振り上げ、グフの腹部から切り上げ、頭部をそのまま切り飛ばした　グフは一瞬佇立したものの、爆散した…

爆散する直前、振り返ると月が静かに両者の死闘を眺めていた…

　「さあ、帰ってシャワーでも浴びるか…　大佐からせしめたバーボンでオンザロックを呑みてぇなぁ…」

　その夜、ジャブローを恐怖に陥れていた一件がひとつ解決した……

　はい、という訳で宿題をひとつ片付けました　密林戦仕様のグフ、ｶﾞﾝﾀﾞﾑｺﾏﾝﾄﾞｰが出来た時から両者を対決させたかったんですよね　もっと撮影技術や編集スキルあれば射撃戦も織り交ぜたかったですが、シンプルに肉弾戦（？）で決着させました　グフのパイロット？　特に設定はしてませんが、どこかのベ◯ットさんにクリソツかもしれません　同じ内容を後日、ビルダーズノートにも投稿します　さすがにこの内容をこのままやる気力は残っておりません　明日は仕事だしね　

　最後まで読んでくれてありがとうございます　

　ではまたね！