薔薇に堕ちる

　ジークアクスを覆っている黒い結晶のようなものには、セリアのポリスチレンフォームを使用しています。また、敢えて「発泡スチロール禁止」のスプレーを使用することで丁度いい具合にスチロール表面部分を溶かし、得体の知れないリアル感を表現しています。

　また、薔薇と土台は、それぞれキャンドゥに販売されていた「ストーン調ヘキサゴントレー」というものと、「インテリアフラワー　ローズ」を使用し、どちらも塗装しています。

　一番こだわったのはこの血飛沫塗装！リアルタッチマーカーレッド2と、グレー1を使用して全身を塗りたくり、それをメラニンスポンジで満遍なく拭きあげる(擦る？)ことで汚し塗装を、その上から、同色のインクでスパッタリングすることによって血飛沫を表現しています。

　塗装前の土台ですね。制作工程に載せてなかったのでこちらに載せておきます。

　塗装前状態(左足作り忘れてました)

　汚し塗装前です。箱のイラストを見て、簡単な塗装だけを済ませています。

　汚し塗装後ですね。汚し塗装の参考にさせてもらったのは、「僕のプラモデル日記」さんの「100均アイテムでEVA第13号機アート作り！」という動画です。簡単で、尚且つかっこいいので、皆さん参考にしてみてください！

　血飛沫塗装後の足ですね。リアルタッチマーカーの細ペン側を、キャップに擦り付けるようにしてインクを弾いて塗装しています。制作中に自分で考えついたものなので、正しい技法なのかは分かりません(笑)。

　特にこだわったのが腕の血飛沫塗装！ 殺人現場みたいですね(笑)。「自分の手を汚していないマチュ」との対比、つまり、「自分の手を汚しまくっているジークアクス」をイメージしました。斬って殺すのではなく、殴って殺している感じです。