百式弐型:決戦仕様シャア専用機

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やはり、陸戦が好きです。アピール画像変更。
グリプス戦役終盤、クワトロ・バジーナ搭乗機、百式は、後発に設計製造されるMSに、そのジェネレータ出力及び特殊武装などの火力において、苦戦を強いられる。百式は軽量・回避能力に優れ、他のMSとも渡り合える基本性能はあるものの、可変機体を始め、Newtype専用機などと比べると、平凡な機体と成りつつあった。そこで、追加装甲による火力強化を図り、重量増加に伴う機動力低下を補う、スラスター増加と推進材タンクを内蔵するフルアーマー化することで、Ζガンダムに負けない性能を実現するに至った。
キュベレイとジ・オを相手に戦闘する際には、弐型に、バージョンアップされていたらしい。
余談であるが、「やはり、赤く塗装しなおしましょうか？クワトロ大尉……」と改修担当に伺いを立てられたとき、「このままでいい。」と返答をしたが、「相手は誰もクワトロ・バジーナと戦争すると思っていませんよ。」と指摘され、「任せる」とだけ答えた。よって弐型はシャアを印象づける赤系統のカラーリングが施されることになる。

機体には、エゥーゴ所属を示すマーク及び百式を開発したアナハイムエレクトロニクス社のマークが見られる。それは当然のことながら、ジオン公国軍のマークも、弐型には付けられている。
クワトロは偽名であり、シャア・アズナブルが公言され、キャスバル・レム・ダイクンこそが、本来の彼に対して、機体改修チームは、ジオンのマーキングを施した。ジオン系技術陣の出身者中心のチームであったことが予想される。
エゥーゴ上層部の許可理由として、ジオンのマーキングが施された機体を操縦するシャアがエゥーゴとして戦えば、アクシズ陣営の兵士らに戸惑いと困惑をもたらす効果をねらったからと、噂されている。強いて言えば、アクシズ内部の分裂を図る一環である。
だが、このジオン軍を示すマーキングこそか、エゥーゴを離脱し、クワトロ・バジーナの名を捨て、新たなる計画に向けて動き出す、契機になるとは誰も予想できなかった。