タガヤサンミナシ
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冗談じゃねぇ。
夢なら覚めろってんだ。
もう報酬なんてどうでもいい。
このままじゃ俺までーーー
輸送船の護衛任務
雇い主の船に貼り付いて
ハエが寄ってきたら叩けばいい。
報酬も並程度、期間は3日。
俺はこの仕事を引き受けた。
2日目までは特に何もなかった。
全て順調だったが、疑問があった。
そもそもここは警戒するような航路じゃない。海賊が出たなんて噂も無い。たまに妙な事故が起こるらしいが、それこそ運が無かったんだろう。
雇い主は何に怯えているのか?
一応愛機のセンサー感度を最大にして警戒を続けた。
日付が変わってすぐだった。
突然雇い主の船にでかい杭が突き刺さった。流れ弾?狙撃?混乱し、焦って動いた瞬間俺の機体に杭がかすめていった。
センサーの範囲外からの奇襲。
足下の雇い主の船は既に火だるま、とても救助などできそうにない。
逃げろ
そう思い逃げようとすると
また近くを杭がかすめていった。
俺は狙われている。間違いない。
冗談じゃねぇ、
夢なら覚めろっててんだ。
船なら堕としたじゃねえか。
なんで…なんで俺を!?
もう報酬なんてどうでもいい。
このままじゃ俺までーーー
一瞬だけ視界に映った″それ″は
阿呆みたいにいくつも大砲を積んだ人型で、真っ黒で…俺を見てた。
思いつきでフラウロスの大砲を増やした結果。
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