「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第20話「託された願い」の回想パート再現っス。今回、以前使用した画像を一部流用してるっス。
つい先程最新話が公開されたっスけど、ヒロト救済回だったっスね。いやホントよかった。挿入歌も合間ってすごくよかったっス。ちなみにスピラ・スピカさんが歌う20話の挿入歌「ハートフル」は8/5に発売されるシングル「Re:RISE -e.p.-2」に収録されてるっスよ(ダイマ)!こちら2クール目EDの「Twinkle」に加え、Gガンダムと第08MS小隊の主題歌である「FLYING IN THE SKY」「嵐の中で輝いて」のカバーも収録されてるっスから要チェックっス(度重なるダイマ)!ちなみに「Twinkle」は先行配信されてるっスよ(何度目だダイマ)
…… ……
…… ……
「あの翼って、何だったんだろう」
「あれは、みんなの想いにガンプラが応えてGBNがおこした奇跡」
「奇跡…?」
「『GBNを守りたい』、そう心から望んで伝えたから」
「ガンプラが、応えた」
「うん。ヒロトたちが守ったんだよ。この景色」
「私、この世界が好き」
「作り物だって言われるけど、だからこそ感じる。作った人の想い、鼓動、息吹き…とても暖かくて、光にあふれている。」
「そうだよな。ガンプラだけじゃない。この場所だって誰かの想いが込められて作られているんだ」
「神様だってビルダーなんだよ」
「ヒロトは好き?この世界」
「俺は…俺も好きだよ」
「よかった。ありがとう、ヒロト」
「そう、守らないといけないのはこの世界…」
「想いが、願いが生んだ新しい命の可能性」
「ヒロト、私を消してほしいの」
「君を消すって…どういうこと?」
「何を行っているんだ、イヴ…」
瞬間、サラのアバターにノイズが走る
「! システムに何か…君はどこから…前から気になっていたけど…」
「どこでもないわ」
「え?」
「私はヒロトの住む世界には存在しないの。私はここで生まれた。ここで生きている」
「星の導きはきっかけにすぎない。私をつくったのはヒロトたちみんなの想い」
「このGBNは私にとって大切な世界の全て。だから、出来るだけ押し込めてきたけれど…もう」
「押し、込める…?何を…」
「バグが生まれているの。こうしている間にも、絶え間なく世界中で…」
「出来るだけ私の中に『それ』を…でも、このままだと…」
「分かるように話してくれ!君はいったい…」
「あのとき、GBNを救った奇跡の副作用があちこちで起きている…『あの翼』、あの奇跡を起こしたのはみんなの想いともうひとつ、これはその反動…」
「限界なの。いつか、ううん、もうすぐそれに呑まれて私は巨大なバグになってしまう。そうしたら、GBNは…みんなの、ヒロトと私のGBNが…そんなのっ…だから…!」
イヴから黒い『それ』が大量に溢れだす。
「! イヴ!」
「おねがい…私はもうこの世界に定着できない体になってしまった。でも、あの子は、妹には…」
「妹…?」
「黙っていて、ごめんなさい…」
「君は…俺に君を殺せと言っているのか…!?そんなの…!」
「私は死なない…バグごとデータの海に還るだけ。はじまりの形に戻るの。おねがい、ヒロト…」
「そんなこと…!」
次第に空が割れ、海が荒れ、無数の竜巻が起き、バグの影響が広がっていく。
「消したくない…ヒロトと過ごしたこのGBNを消したくないの…!」
「だからって、だからって君を!」
「おねがい、ヒロト……コアガンダム」
「世界を、GBNを…」
イヴがコアガンダムへと手を伸ばす。
コアガンダムの右手はひとりでに動いた。
「! コアガンダム!?」
「イヴ!駄目だ!」
「こうするしか…せめて、ヒロトの…」
「そんなのっ…!」
ヒロトは手を伸ばすが…
バグの影響がイヴを覆う
「イヴっ!」
「ヒロ、ト」
「――――」
イヴの口が動くがヒロトには聞こえない。
「!……くっ…」
(ありがとう…)
コアスプレーガンの銃口が光を放った。そしてそれはイヴを貫いた。同時に周囲の異変は全て治まった。
「ありがとう、ヒロト…これで、GBNは…」
「私はこの世界のどこにでもいる。いつかまた、私のような子に会ったら、助けてあげて…」
「イヴ!」
ヒロトは駆け出す
「これからも、誰かの為に頑張れるヒロトでいてね」
イヴの手を掴むその瞬間、イヴの手は消え、霧散していった。
イヴにプレゼントしたイヤリングも、ヒロトの手に落ちる寸前に消えていった…。
…… ……
…… ……
〈Pi〉
ウインドウが開かれる。そこにはフォースリーダーである、クジョウ・キョウヤや仲間であるカルナ、第七機甲師団のフォースリーダー、ロンメルらが映っていた
『運営の協力を得て、臨時放送をさせて頂きます』
「隊長…?」
『フォース・AVALON、そしてロンメル隊を中心として、有志連合を再結成いたします。』
『目的は運営と協力し、ELダイバーの脅威をGBNから排除することです』
エミリアに連れられ、少女が画面内に映る。
『そして、既に我々はELダイバーの拘束を果たしています』
「エル…ダイバー……イヴの、妹…?」
…… ……
…… ……
『敵の増援だ!至急応援を頼む!』
「!」
ビルドダイバーズとの大規模フォースバトル、第2次有志連合戦が開戦された。
ヒロトはアースリィガンダムで友軍の支援へと向かう。
「大丈夫ですか!」
『ヒロト!』
『助かった…!』
「こいつら、どこから…」
『各員に通達!アテナゲートより『フォース・百鬼』が侵入!対処にあたれ!』
瞬間、近くから派手な爆発が起こり、そこから3つの軌跡が走る。ひとつはフォース・AVALONのフォースリーダー、クジョウ・キョウヤ、そしてもうふたつは彼と相対しているビルドダイバーズのフォースリーダー、リクと百鬼のフォースリーダー、オーガだ。
彼らのバトルによる激しい余波が周囲へと降り注ぐ。ヒロトもその余波でビームライフルのバレルパーツを失った。
ヒロトはすぐさまウラヌスアーマーからビームシュートライフルU7を呼び出し、コアスプレーガンへ連結させる。
『各員に次ぐ!隊長機の支援は不要だ!迂闊に近づけば巻き添えを食うぞ!』
「なにやってんだ、俺…」
呟いた瞬間、オープンチャンネルが開かれた。
『まだ立ち上がるのか』
『ったりめェだ…!』
『あきらめない…!』
『俺、ガンプラが、ガンプラバトルが大好きです』
『ガンプラが、ガンプラバトルが『大好き』だという気持ちでたくさんの人とつながり合える。そんなGBNが大好きで…そこで出会ったのがサラなんです。』
『サラにいっぱい教えてもらった。一緒に経験した。みんなとの絆、ガンプラとのつながり、楽しむ気持ち。あきらめないこと、前を向いて進むこと!』
『いっぱい感謝している』
『俺たちの『好き』が生んだ命がサラなら、俺たちの手でサラを消したりしちゃいけない…!自分たちの『好き』を、自分たちで否定したくないから…!』
『だからっ!俺たちは、俺たちの『好き』をあきらめない!!』
『サラ君を救えばGBNは崩壊する!なればこそ!私はGBNを守る!!』
『『うぉぉぉぉぉぉ!!』』
『はぁぁぁぁぁぁ!!』
キョウヤとリク、オーガ、三人の必殺技がぶつかり合う。そして大爆発が起こり、周囲を爆発による衝撃波と土煙が包み込んだ。
《CAUTION》
ヒロトは爆発から出てきたダブルオースカイに向けて、バレルを延ばし、ライフルを構え狙撃体勢に入る。
『チャンピオンが突破された!?』
『まさか!そんな!』
『どうする…!?』
『誰かっ…誰かいないのか!?』
「…………!」
照準はダブルオースカイを捉えたまま。
「何故だ…」
唇を噛み締める。
「何で…君は…」
イヴとの日々がヒロトの脳内を駆け巡る。
「俺は…」
「君をっ…!」
「俺はぁぁぁぁっ!!」
(これからも、誰かの為に頑張れるヒロトでいてね)
「…!」
イヴが遺した言葉がヒロトの中で響く。
そして引き金を引いた。
閃光が迸る。
……しかし放たれた閃光はダブルオースカイではなく、正面の大地を抉り、焼いた。
「ハァ…ハァ…ハァ…………ぅッ…!」
アースリィガンダムはライフルを落とし、膝を付く。そして自らが抉った大地の土砂を被った。
《BATTLE ENDED! WINNER BUILD DIVERS!!》
アナウンスはビルドダイバーズの勝利を宣言した。
―――そして時は現代、エルドラへ…
後半は機体を使った動きが何もないから、動画の方を見て補完をば…しかし前話のダメージが抜けきれないままだったっスけど、自分らもヒロトといっしょに救われた気分っスよ…!これで安心してネプテイトを組める…!
コメント
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クロスボーンとSDガンダム、ビルドシリーズが好きで、コクピット(ハッチ)フェチなモデラー
基本スミ入れ&部分塗装で、月イチくらいでSDの目を描いたりミキシングしたり
SDEX・ガンダムエアリアル
SDEXエアリアルで水星コン参加します!
ガンダムエアリアル
コマンドパッケージ
紅天疾駆デルタガンダム
久々にこちらを更新…(更新サボってる間プラモばりばりつくって…