シグナム専用バエル “ガンダム・バエルスルト”

全高　18.25m

重量　36.65t

動力源　エイハブ・リアクター ×2

ガンダム・バエルをベースにシグナム専用機として独自の改装を施した機体。バエルの威光を示す純白と彼女の魔力光の色である紫を基本色とした騎士甲冑を彷彿とさせる塗装が施されている。

　彼女の搭乗を前提としているため重量バランスも騎士甲冑に近づける調整がなされ、脚部にはレギンレイズ・フレームが用いられている。また、一刀流を基本とする戦闘スタイルに倣い主兵装であったバエル・ソードを廃し、型式の”L”が示す試作大型複合兵装「レヴァンティン」を新たな主兵装としている。また、1発限りではあるもののオプション装備でダインスレイヴ「シュツルムファルケン」を搭載可能。

　その他多数の近接兵装を搭載したことにより、ベース機であるバエルより近接・射撃双方での戦闘力と継戦能力が強化されている。それに伴い機体重量も増しているものの、腰部に複合大型スラスターバインダー「パンツァーガイスト」を搭載したことにより、機動力の低下は最小限に抑えられている。総じて接近戦において高い戦闘力を誇る本機ではあるが、開発者の人道的配慮により阿頼耶識システムは廃されているため、シグナムの操縦技術が直接このMSの戦闘能力となる。

　なお、「スルト」とは北欧神話にて炎の魔剣レーヴァテインを操り、「神々の黄昏(ラグナロク)」を引き起こした巨人の名である。

【武装】

試作大型複合兵装「レヴァンティン」

対MS用高出力ブレード「紫電一閃」

鞘部内蔵型ハンド・ガン

複合大型スラスターバインダー

「パンツァーガイスト」×2

バインダー内蔵固定式ガリアンソード

「飛龍一閃」×2

バインダー内蔵機関砲 ×4

背部電磁砲 ×2

試作型ダインスレイヴ「シュツルムファルケン」