デスティニーインパルスＥ

　ここでは初投稿になります。最初の作品は、Pixivの投稿小説『ガンプラビルダーズ・エターナル』シリーズの主人公機です。以下、劇中設定です。↓

　ZGMF-X56S/DE

　デスティニーインパルスＥ

　人工衛星【かぐや】を巡る戦いの末に修復不可能になってしまったデスティニーブレイズのパーツを用いて、『フリーダムガンダムをベースに』デスティニーインパルスとして完成させた、アリマ・ヒビキのガンプラ。本機の完成には、チーム・スターチス全員の手によってパーツが製作、塗装され、最後の組み立てと調整はヒビキ本人の手によって行われた。本体の外観こそインパルスガンダムのそれだが、ベースそのものはフリーダムガンダムであるため、最初から単一のMSとして完成されており、コアスプレンダーを中核とする分離変形機構などはオミットされている。前継機であるデスティニーブレイズから移植したＩＦＳユニットも引き続き搭載しており、特にＩフィールド関連の調整が施された結果、最大稼働時にはデスティニーブレイズでは3分が限界であったことに対し、本機はその三倍近い10分ほどにまで延長している。VPS（ヴァリアブルフェイズシフト）装甲とビームシールドに加えて、Ｉフィールドバリアによる極めて高い防御力も併せ持っており、ヒビキ本人のニュータイプ（に限りなく近い）能力も合わさって当代最強のガンプラの一角と言っても過言ではない。

　アビリティポイント（HGUCザクⅡをオール100ポイントとする。（）内はＩＦＳユニット起動時の数値）

　シュートアビリティ…580（680〜計測不能）

　ファイトアビリティ…600（700〜計測不能）

　ディフェンスアビリティ…580（680〜計測不能）

　スピードアビリティ…600（700〜計測不能）

　パワーアビリティ…580（680〜計測不能）

　武装

　・高エネルギービームライフル…インパルスガンダム本来のビームライフル。ＩＦＳユニットのエネルギーを流用しており、高出力と連射力を両立させている。

　・12.5mmCIWS…胸部の近接防御機関砲。主に牽制やミサイル迎撃に用いられるが、組み付いた状態からのゼロ距離射撃でも十分な破壊力を望める。

　・フォールディングレイザー…サイドスカート内に格納された対装甲ナイフ。刃渡りは短いが、極めて高い硬度と凄まじい斬れ味を秘める。

　・フラッシュエッジ2ビームブーメラン…肘部に搭載されたビームブーメラン。ビーム刃の長さを調整することで、ビームサーベルとしても使用可能。

　・ソリドゥス・フルゴールビームシールド…腕部のビームシールド発生装置。ＩＦＳユニットのエネルギーを流用しており、対実弾、対ビームの両方に高い防御力を持つ。

　・アロンダイトビームソード…右翼ウェポンラックに懸架された折り畳み式のレーザー対艦刀で、対艦、対MS共に絶大な破壊力を誇る。ＩＦＳユニット起動時には特異な反応を示し、ビーム刃が”紅く”発光するそれは、さながら燃え盛る炎の刃を思わせる。

　・高エネルギー長射程ビーム砲…左翼ウェポンラックに懸架された折り畳み式のビームランチャーで、驚異的な出力の荷電粒子を照射、なおかつ連射可能である。ＩＦＳユニット起動時にはＩフィールドによって粒子加速され、速度と貫通力がさらに強化される。

　ＩＦＳユニット…背部ウイングユニット内部に設置されたクリアパーツ。未知の性能を秘めるこれ自体がひとつのＩフィールドドライブであり、起動時にはＩフィールドバリアの展開のみならず、機体出力が爆発的に上昇する。ヴォワチュール・リミュエールを転用した光圧推進機構にも特異な反応を示し、光の翼のように放出されるエネルギー波が”紅く”発光するそれはさながら炎の翼を思わせる。また、ヒビキはこのユニットの使用によって偶発的にニュータイプ能力を発現させており、彼が他者の肉体と精神に共感することで”想い”を集め、それを機体性能に乗算させることで計測不能な数値にすら到達する。これはＩＦＳユニットが発現させた未知の性能の一端に過ぎず、もっと多くの人間の”想い”を集めれば、想像を遥かに超える現象を齎すのかもしれない。