ハリケーンザクⅢ

　今回もまた、Pixivでの投稿小説『ガンプラビルダーズ・エターナル』シリーズの、四人目のヒロイン機です。ヒロイン機と言うには急にゴツいのが来ましたが、そこはお気になさらず。以下、劇中設定です。↓

　AMX-011H

　ハリケーンザクⅢ

　ザクⅢをベースに、多数の実弾重火器を装備させた、ヒジリ・カナエのガンプラ。内蔵火器を含めた重火器群による砲撃、狙撃による遠距離射撃を念頭に置かれた機体だが、チーム・スターチスの司令塔としての役割も兼任しているため、センサー類の強化も施されている。チーム戦を想定したカスタマイズではあるものの、ザクⅢ本来の汎用性もある程度残されており、単騎での機動戦闘力も十分以上の性能を持つ。また、重火器を抱えて戦闘を行えるだけあり、機体そのものの臀力も高く、格闘戦においては強引に叩き潰すような攻撃も可能なポテンシャルを秘めている。

　アビリティポイント（HGUCザクⅡをオール100ポイントとする）

　シュートアビリティ…640

　ファイトアビリティ…550

　ディフェンスアビリティ…560

　スピードアビリティ…530

　パワーアビリティ…620

　武装

　・ビームライフル…本機には十分以上の火力が既に備わっているため、過剰な出力や複雑な機構などを必要とせず、なおかつ取り回しやすさと言う観点から、ゲルググタイプのビームライフルを採用している。ザクⅢのペイロードであれば、ワンハンドで精密射撃が可能。

　・バズーカ…ショルダーアーマーの前部に搭載されたロケットランチャー。基本的にはショルダーアーマーから直接発射するが、トリガーとフォアグリップを持つため、切り離して手持ちの火器としても使用可能。

　・ショートバレルキャノン…ショルダーアーマーの後部に搭載されたキャノン砲。こちらはバズーカと異なり、手持ちの火器としては使用出来ないが、低反動である程度の連射が可能。

　・口部メガ粒子砲…頭部のメガ粒子砲。ジェネレーターに直結された内蔵火器であるため絶大な出力を持つが、エネルギーの消耗が激しく、連射は効かない。

　・腰部ビーム砲…フロントスカートに内蔵されたビーム砲。砲口は切り離してビームサーベルとしても使用可能。

　・大型レールガン…カナエが本機を完成させるに当たって最も力を入れた武装。レドームスタビライザーと一体化したバックパックに懸架された狙撃用のレールガンで、発射の際には砲身ごと回転し、前面に向けられてスライドする。非常に長射程で、戦艦の射程外からピンポイントで狙撃することが可能だが、反動が大きく、フット裏のヒールクローを接地しなければまともに狙いを付けられないと言う欠点も抱えている。

　・ヒートシックル…鎌のように湾曲した刀身を持つヒート系のアサルトナイフ。ゼー・ズールのアイアンネイルやヒートナイフと同様に、刀身の刃部のみが赤熱化するため、エネルギー効率の良い格闘兵装。非使用時にはサイドスカート内部に納められる。