イノセントガンダムディアゼクス

　今回からは、同じくpixivの投稿小説『ガンダムビルドファイターズ・イクシード』シリーズを投稿していきます。　以下、劇中設定です↓

　SSGB-49DZ

　イノセントガンダムディアゼクス

　粉々に砕け散ってしまったイノセントガンダム（G-イクシード）に代わり、カミシロ・セツがアリアンに滞在していた間に製作したイノセントガンダムディアに、さらなる改造を加えたオリジナルのガンプラ。前継機であったイノセントガンダム同様、パーツの内部にアリスタ（粒子結晶体）をフレーム単位で組み込んでいるため、莫大な粒子貯蔵量に加え、『空間上のプラフスキー粒子を”掌握”されても継続稼働可能』と言う凄まじいポテンシャルを秘める。また、前イノセントガンダムが装備していた武装も各種アップデートを施して引き続き装備しており、特に高機動と防御力を強引に両立させたが故に欠点も多かった、増加装甲のオブシディアンをコンパクトに纏めて装備しており、外観としてのそれはフルアーマーガンダムに近いものとなっている。なお、セツはこのガンプラで第４９回ガンプラバトル選手権中高生の部を優勝し、卒業の際に本機を聖鳳学園のガンプラバトル部の部室に残している。

　アビリティポイント（HGUCザクⅡをオール100ポイントとする。（）内は全備時の数値）

　シュートアビリティ…600（800）

　ファイトアビリティ…600

　ディフェンスアビリティ…600（650）

　パワーアビリティ…600

　スピードアビリティ…600（580）

　武装

　・バスターライフル…本機専用のビーム兵装。予選決勝戦で投入したロングバスターライフルからパワーバレルを取り外しているが、出力はさらに上がっており、チャージショットを行うまでのタイムラグも大幅に短縮されている。

　・ビームサーベル…両サイドスカート上部にマウントさせているビームサーベル。本体内部のアリスタから直結してエネルギーを得ており、ビーム刃の集束形成率が極めて高い。

　・シールド…表面に耐粒子コーティングが施された高硬度の盾。各種武装のマウントラッチも備えてられており、盾と言うよりはハードポイントの一部である。

　・ゼクスウェポンズ…ビームと実弾の両方を連射するデュアルガトリングシリンダー、バルカン砲に近い性質を持つアサルトライフル、ハイパーバズーカ、三連装ミサイルポッド、ビームを纏わせた砲弾を発射するランチャーツヴァイ、粒子変容された刃を持つイノセントホークの、六種類の武装の総称。想定される状況に応じて装備を選択するのが基本だが、全て装備して出撃することも可能。また、弾数の無くなった武装は随時破棄出来る工夫も凝らされている。

　・ヤスリ…セツが初めてガンプラバトルを行った際に、『向こうがレギュレーションを無視しているならこちらも無視して良い』と言う理由からバトル中に放り込み、相手のガンプラを”物理的”に破壊したことが、全ての始まりであった。金属の棒であるため、プラフスキー粒子の恩恵を一切受け付けず、耐性などを無視して”物理的”に破壊する。通常ならばレギュレーション違反となるが、『レギュレーションが適用されないバトル』ならば使用可能である。