Gアイオーン

機体名 Gアイオーン
Gバウンサーをベースに機体各部にスラスター、背部にジェネレーターを増設し機動力の強化と継続戦闘能力の増強をめざして試作された拠点強襲支援機。
第三試作部隊の僚機であるガンダムAGE-2 オーバードーズ（以下AGE-2 OD）、シャルドール ディスカスカー（シャルドールD）との連携を強化するために近、中距離の戦闘を想定した試作兵器を装備。

武装1 ドッズキャノンⅡ
AGE-2 ダブルバレットのデータをもとに小型、軽量化。
サーベルモードでは大量のエネルギーを消費するためカートリッジ式の追加エネルギーパックを採用。
刃そのものが大型で間合いがつかみにくく、グリップ位置から離れた位置に発振されるため相手の刃を受けづらいなどの欠点から取り回しが悪く、パイロットからは不評。
主にすれ違いざまに斬りつけるために使用された。

武装2　ドッズガトリング
ドッズライフルの技術を応用。回転式のバレルを採用することで連射性を高め、追加エネルギーパックを内蔵することで従来よりも弾切れを起こしにくくなった。
僚機との連携を重視して集弾性を低く設定。高速で移動しながら弾丸を撒き散らすように使用することで敵機の動作を阻害。シャルドールDによる狙撃、AGE-2 ODによる範囲攻撃の成功率上昇に貢献。

武装3　小型フォトンブラスターキャノン
ディーバに搭載されたフォトンブラスターキャノンの技術を応用。小型化に際して大幅な威力の減少を認めたが背部ジェネレーターに直結することである程度の出力を保つことに成功。
ジェネレーターに直結しているが故、発射後に機体出力の大幅な低下を招く、一度発射すると銃身が破損するため再度使用が不可能などの欠点から積極的な使用は推奨されず、拠点の破壊、対艦戦闘を想定したミッション時に主に使用された。

武装4　ビームサーベル
射撃武器を使いつくした場合、最接近を余儀なくされた場合を想定してビームサーベルを装備。
ベースとなったGバウンサーに搭載されていた二本に加え、両膝に発振機構を内蔵。
パイロットの好みにより左腰、右膝に装備されたものが短く、右腰、左膝に装備されたものが通常のサイズに固定。緊急時にスムーズな対応を可能とした。

特殊武装　対Xラウンダー専用認識阻害システム　グノーシス
機体各部に搭載されたセンサーがXラウンダーを感知することでシステムが発動し、センサーが発光。
Xラウンダーのもつ認識拡大能力、先読み能力をある程度阻害することができ、ビット兵器の動作遅延や、敵機が当機を認識する際の体感的な速度の上昇(実際よりも速く見える)などの効果が認められる。

システムの中心部がコックピット直上にあるためパイロットも少なからずその影響を受け、使用するごとに変調をきたすが、システムの暴走を抑制するという名目でパイロット側には制御権がなく、意図しないタイミングでのシステム発動を繰り返されることになる。これにより徐々にパイロットの認識機能を蝕み、時間の感覚が曖昧になる、見えているものと実際のモノの動きが異なって認識されるなどの影響がみられた。

システムの根幹にヴェイガンの技術を一部流用していたため、後にフリット・アスノによる内部粛清の対象となる。
ラストミッションとして指定された座標で粛清部隊と戦闘へ突入。
武装をすべて使い切り、敵部隊を撤退に追い込むものの、機体は大破。結果的に部隊は壊滅し第三試作部隊そのものが存在しなかったものとして扱われることとなる。

## ●製作過程

頭部過程
ジャイオーンのツノ（？）を頭部に移植。そのままだと少し物足りなかったのでプラバンで5mmほど延長してみました。頭頂部の隙間を埋めるためにエバーグリーンのプラ板を張り付けてます。

ドッズガトリング過程
キャンペーンでもらえるガトリングかっこいい！でもボリュームがちょっと物足りない！
てことで真ん中でぶった切ってAGE-1のドッズライフルのグリップを上下逆にして取り付け。プラ板で空洞をふさぎつつ、塗装してから組み立てられるようにしてみました。
ネオジム磁石と裏面がシールになってるメタルパーツを使用して銃身を折りたためるようにしてみたんですが、のっぺりしてて味気なかったので旧ガンスタさんにあった［夕夜さま](https://gumpla.jp/author/yuuya_gunpla) のHow to記事を参考にディティールアップ。御本家と比べると工作精度がうんこですねえ。

背部バインダー過程
ビルダーズパーツのMS強化ウイング01をプラ板で延長。ネオジム磁石使えば展開ギミック作れるんじゃないかな？と思いついて初心者がホイホイ手を出した結果、同じパーツを複数作る大変さを思い知らされました・・・。
1mmプラ板で外側を作ってプラ角材を挟み込んでます。展開した内側の部分はモールド掘ったりしてみましたがほとんど見えませんねえ。

背部過程
バインダーの接続にスカルウェポンズを使用。本体との接続部分に段差ができてしまったのでM.S.Gシリーズのバーニアと三角プラ棒でなんちゃってディティールアップ。自然に見えてるといいなあ。

胸部過程
Gバウンサーの真一文字な胸部分を変えてみたくて真ん中でぶった切たものの特に何も思いつかず苦労しました。
真ん中の状態で完成のつもりだったんですが、塗装し終わって組み立てるときに鳩尾のひし形パーツがなくなってることに気付いて急遽作り直し。結果的にはいい感じに仕上がったと思い、たい・・・。

素→サフ前↓完成！
機体名のアイオーンはジャイオーンのパーツを使ったのでジャイオーン→Ｇャイオーン→Ｇアイオーンとなりました。
アイオーンって言葉には時の神様だったり永劫って意味があったりするみたいなので、加速と稼働時間の延長を目指した当機にぴったりかなと思ったり。

塗装は今回もすべて筆塗りで一部に蛍光塗料を使用しました。ブラックライト発光たーのしーー！！

最後までご覧いただきありがとうございました！
よろしければ　とわきょ。君作成の[AGE-2 オーバードーズ](https://gumpla.jp/hg/80263)写真中央 そるてぃ君作成の [シャルドールD]()写真右 も合わせてご覧いただけると嬉しいです！