バンシィ・トラロック

　いつもよりちょっと間が空きましたが、諦めずに投稿です。Pixivの投稿小説『ガンダムビルドファイターズ・イクシード』シリーズの登場ガンプラになります。以下、劇中設定です↓

　RX-0【T】

　バンシィ・トラロック

　聖鳳学園に所属するカツイ・トモキが製作した、ユニコーンタイプのガンプラ。ベースそのものは『バンシィ・ノルン』だが、本体をそのままにオリジナルのアームドアーマーを装備させていた前継機である『バンシィ・ヴォルト』とは異なり、本体にも改造を加えており、特にサイコフレームに関して深く解釈されている。原典作品におけるサイコフレームは、外界に触れる面積を広げることでシステム効率やエネルギー臨界値を向上させると言う設定がある。これをガンプラバトルに置き換えた場合、ファイターの操縦に対する反応処理速度を高速、最適化させ、本来のスペックを上回る出力を叩き出すなどの具体的な効果に変容される。トモキはこの原理に基づき、「骨格のみならず、装甲の一部もサイコフレームを使えばさらに強化出来るのでは？」と言う単純明快な答えの末、クリアパーツ等を外部装甲に増設することで、元のバンシィ・ノルンよりもやや刺々しさを増した、黒い稲妻（トラロック）を纏ったかのような外観（本人は全くの偶然であると公言しているが、奇しくも、『ナラティブガンダム』のＣ装備に近い結果）となった。また、ユニコーンモードはオミットされ、最初からデストロイモードとして完成させているため、爆発力は失われたが代わりに安定した性能バランスを得ている。

　アビリティポイント（HGUCザクⅡをオール100ポイントとする）

　シュートアビリティ…580

　ファイトアビリティ…620

　ディフェンスアビリティ…550

　スピードアビリティ…600

　パワーアビリティ…650

　武装

　・ビームマグナム…ユニコーンタイプ専用のビームライフル。一射につきＥパックを丸ごと一つ消費するものの、確認されている例として、デストロイガンダムの頭部を一撃で破壊する威力が認められている。他、銃身下部にはリボルビングランチャーを装備する。

　・リボルビングランチャー…ビームマグナム下部に装備するマルチプルランチャー。ボップミサイル、瞬光式徹甲榴弾、マイクロハイドボンブ、ビームジュッテの四種類の武装を備える。

　・頭部60mmバルカン砲…頭部の機関砲。威力の低さは否めないが、運用次第では与えられたスペック以上の効果を発揮する。

　・ツインビームトマホーク…長柄双頭のビーム格闘兵装。長大なリーチと高い出力を持ち、近接戦闘で猛威を振るう。

　・ビームサーベル／ビームトンファー…前腕部に二基、背部に二基、合計で四基装備する格闘兵装。

　・アームド・アーマーBS改…アームド・アーマーBSを参考に、一回り小型化したものを両サイドスカートに装備したビーム兵装。非使用時は折り畳まれており、射撃時には砲身が展開、バレルが延伸して発射を行う。

　・アームド・アーマーXC改…アームド・アーマーXCに、サイコフレームをさらに増設したもの。若干ながら重量は増しているが、これによって機体出力の底上げに成功している。