特空機2号改 ウインダムS

ウルトラマンZの世界では　異世界の怪獣・兵器のデータを基に開発したロボット「特空機」で怪獣駆除をしています。しかし、40～50mクラスという大きさの影響で取り回しが悪く、小型怪獣戦には少々不得手です。そこでSEED世界のMSのデータを参考に、特空機2号”ウインダム”のダウンサイジングを行ったのが本機体です。

ウインダムらしい全身銀色の装甲に、ストレイジ隊員服に合わせた茶色い関節を採用。元のMSから徹底的に軽量化が行われており、特空機ならではの近接格闘が可能です。ストレイジで採用されている20式レーザー小銃のアップサイズモデルを装備しており、狙撃にも対応しました。原型MSの特徴でもあった長いアンテナは破損対策でオミットされています。名前のSは”Small(小さい)”から。主なパイロットは中島洋子隊員。

不自然に大きい手が目立ちますが、これは強度と精密性を一番バランスよく両立できるサイズのため。所謂必殺技としてゴッドフィ…ウインダムヨウコインパクトも実装されていますが、一発撃つたびにオーバーホールするため、奥の手として普段は使用しないようにしています。

【無人支援戦闘機 ガッツファルコンSC】

ジェットストライカーは原型MSと同じカラーリングで完成する予定でした。しかし、とある異世界から帰還した夏川遥輝隊員が「防衛隊所属の黄色い戦闘機を見た」と証言。違う場所で懸命に戦う彼らに敬意を表して、黄色く塗装することになりました。名称もガッツファルコンSCに変更。

ウインダムSは現在1番機のみ建造されていて、中島隊員の運用データを基に改良を行った2番機を開発予定(おそらく夏川隊員用？)。

ウインダムの特徴ともいえる全身の穴をブチ穴という形で表現しました。1個1個ピンバイスで空けましたが、会心の出来です。アタリつけるのが難しかったので今度はHi-Qさんのガイドを貼ってみようかな…

改造パーツはコトブキヤM.S.Gのアサルトライフルとワイルドハンドを使用。平手が欲しくて購入しましたが、サイズが微妙にデカかったんですよね…(がんばって手の設定考えた)。ちなみにライフルは2種セットで、片割れは銅像仕上げにしています。

塗料は

銀…スーパーチタン2(クレオス)

赤…ブライトレッド(ガイア)、レッド(タミヤエナメル)

茶…茶色(クレオス)

黄色…サーフェイサ―EVOイエロー(ガイア)

黒…黒鉄色(クレオス)

オレンジ…蛍光オレンジ(クレオス)

白…サーフェイサ―EVOホワイト(ガイア)

目…チタンゴールド(タミヤエナメル)　

下地…サーフェイサ―EVOブラック(ガイア)　です。

水性の艶消しを吹いて墨入れして塗装終了、調色はなしです。

ヨウコインパクトは右手のみ、蛍光オレンジ→内側だけ黄サフで塗りました。ブラックライトが近所に売ってないんでまだ発光試せてないのが悔しいなぁ…

設定を考えつつ作ることができて楽しかったです。ウインダムとガッツファルコンはウルトラキャラの中でも群を抜いて推しなので、非常に満足感がある製作でした。可動範囲も広くて、色んなポーズが撮れちゃいました(生活感ありまくりの背景はゆるして)。劇中でガンダムネタもあったので、一種の逆輸入と言えるんですかね？

見ていただき、ありがとうございました。