MG Zガンダム Ver.Ka

いうて調べれば判るんですが、MGブランドだけでも3回目の立体化ということでバンナムさんも色々と頑張ったようです。

写ってる左側の Z ガンダムは初代（1996年）のモノですが、もう隔世の感という以上の造形というか技術の差を感じます。

とはいえ伝統的に（？）Zガンダムは足首の可動範囲が狭いのは相変わらずのようで、ポージングを付けた撮影はアクションベースに載せて遊ぶのがよろしいかと思われます。

可変機構がありつつ各関節の可動範囲もソコソコあるので【塗装剥げ】が非常に気になりますが、ソコソコ強い塗膜を作っておけば大丈夫じゃないでしょうか。

え？サフ吹いてるのに剥がれる？
サフを吹いてるから剥がれるんだと思いますよ。
知らんけど。

まぁ写ってるコイツ、首元（襟）が若干剥げてるけど、
映像に映す程度なら言わなきゃ判らんって話ですよ。

さて個人的には MS 形態よりもウェイブライダー形態の方が非常に好みで購入した、というのがあるので説明書を見ながら変形を

…相変わらず腰～足あたりの変形手順が複雑なので最初は変形させるのに30分以上掛かったような体感がありましたが、慣れてくればソコソコ短い時間で？出来ると思います。

それにしても関節が KPS 樹脂でデキてるお陰で、変形操作中に関節が動いたりとか殆どないので非常に快適です。

いやーホントたまんねぇなぁ…この【三角形なシルエット】

過去製品だとこういう三角形シルエットとから程遠い形状ばかりだったので、変形ギミックを楽しむぐらいで終わってしまった感が否めないものでしたが。

初代 MG と比べると歴然の差で、そもそも羽の作りも違いますし、足というか膝関節が3重に折れ曲がるせいで非常にコンパクトに折りたたまれております。

そうそう！こういうウェイブライダー形態を立体化してほしかった！というオッサンがココにおります。
本当にありがとうございました。

マジでウェイブライダー形態が、どの角度から見ても非常に美しく格好良くてホントたまらないですね。

こんなにサマになる立体化はガンプラでも珍しいような気がします。
頑張って塗装した甲斐もあるというモノですね。

40年弱ぶりに模型（≒ロボット物）制作復帰して、ZZ 以降のガンダムも時間がある時に見てますが、今でも Z ガンダムが好きなのは幼少期の刷り込みもあるのでせうが。

やはり変形機構によって【ロボット】と【飛行機】という、今どきの言い方にすると【属性盛りすぎ】がモロにぶっ刺さった結果なのかなぁ…と思います。

さて制作ですが、最近の MG ましては Ver.Ka となると手を入れる部分なんて素人の俺には殆ど思い浮かばないのですが。

模型製作復帰2作目に初代 MG Z ガンダムを組んだ時に「そうか Ver.Ka が出るんだ…」とは知っていたので、こちらも持てるスキルを全部載っけてみようというアレで作ってみました。

・整備パネルを妄想した結果のスジボリ追加
・フライングアーマーへの若干の形状変更
・初代 MG 余剰部品の追加

スジボリ追加してみたものの、まだまだ全然修行中の身なのでキレイには彫れませんでしたが、まぁまぁ煩くなった（≒情報量がアップした）とは思いますｗ

というか Ver.Ka でモールドが若干控えめだと思われる理由は、デカールを貼ると逆に判るんですが。

して塗装ですが、最近ハマってるグラデーション塗装で基本的に塗っております

…おりますが、困るのは【黒】指定の部品なんですよね。
黒を黒として塗ってしまうとグラデーションもクソも無くなってしまうので【凄く暗い○○色】みたいなのを基準に下地色を置いたりグラデを掛けてたりします。
あとは表層近くに置くパールの色を変えたりとかで一辺倒にならないように心がけてはおります。

というかですね。
【黒立ち上げ】って言葉があったりソレで堂々と塗って動画公開してる【銀盾持ち】の方とか結構見かけるのですが。
動画で拝見する限りだと、黒下地で塗ってるから変に沢山の層を重ねないと色が出なかったり、色が出てるにしても「ソレほんとに出したかった色なの？」とかいう印象を受けます。

そんな話は適度にさておき、今回の塗装で更に気がついた事があるので、次作以降はその点にも気をつけて作っていこうかな…と思いつつ、ひとまず完成としました。

実は一部塗装を失敗してたりもするので、出来るならもう1回買って再度頑張ってみたい…