MG Zガンダム ver.ka[全塗装仮完成]

最初いくら頑張っても棒立ちになってしまって、ポージングが大変でした。
ゼータは腰があまり動かないので、膝を少し曲げることでS字立ちっぽくしています。

センサーはちゃんとクリアカラーで塗ったんですが、もうただの黒です。次からはシールにしようかと考えています。

実は塗装完了後の仮組中に、股関節が折れました。グラデーション塗装をやると塗膜が厚くなるのですが、自分の経験上関節がちょっと渋くなるくらいだと思ってたので誤算でした。今度からは関節軸はマスキングします。

それで修復なんですけど、こういった破損の修復方法は主に、

①真鍮線を軸に埋め込み、破損したパーツを接着する
②タミヤセメントで固める

と2種類あります。今回は②のタミヤセメントを用いた修復法を選びました。今回は折れたパーツが股関節なので、回転運動により強い修復法を選ぶ必要があったからです。
また、MGの股関節軸ということで、接着面積もタミヤセメントを使うのに十分でした（直径4mmくらいあった）。

ここで注意ですが、タミヤセメントは溶着なので、なるべく同じプラ素材どうしに使用すべきです。

まず、適切な余剰パーツを探して、大体同じ大きさ、太さ、形になるように整形します。今回はスタンドに接続する軸がよさそうだったので利用しました。

パーツを接着する前に、両接着面に上の画像のように細かい傷を入れます。こうすることでセメントの食いつきがよくなります。

また、接着するときは一気に厚塗りせず、両表面に薄く塗って１～２分程度（爪楊枝で軽くつついたら表面がへこむまで）放置します。

そして最後に適切な量のセメントを塗布し、圧着します。ここで注意点なのですが、両パーツの間にある程度のセメントが残っていないといけないので、圧着は強くしすぎてはいけません。

10分程度たってある程度固まったら、万力などで適切な力で圧着しておきます。これで48時間放置です。

以上の手順で、強固な股関節が手に戻るはずです

ちょっとピンボケですが、カミーユも塗りました。

デカール貼る前の状態です。自分のためにも塗装レシピ書いておきます

白
　下地：Mrカラー ジャーマングレー
　本塗装：Mrカラー ホワイト

青
　下地：Mrカラー ジャーマングレー
　本塗装：Mrカラー フタロシアニンブルー(50%) ＋Mrカラー インディブルー(50%) + Mrカラー ホワイト(少々）

黄
　下地：赤と黒と何かをまぜて適当に作った茶色（板チョコの色）
　本塗装(1)：Mrカラー イエロー + Mrカラー レッド(少々)
　本塗装(2)：Mrカラー イエロー

オレンジ
　下地：赤と黒と何かをまぜて適当に作った茶色（板チョコの色）
　本塗装：Mrカラー イエロー + Mrカラー レッド(少々)

赤
　下地：赤と黒と何かをまぜて適当に作った茶色（板チョコの色）
　本塗装：イタリアンレッドと何か赤いものを混ぜて白を少々

黒
　下地：Mrカラー ブラック
　本塗装：Mrカラー ネイビーブルー

関節グレー
　下地：Mrカラー ブラック
　本塗装：Mrカラージャーマングレー

メタリックパーツ
　下地：Mrカラー ブラック
　本塗装：焼き鉄色

コートはデカール貼る前と後に光沢(UVカットのやつ)を吹きました。デカールは光沢のほうが良く貼りつきます。