RX-79(G) Ez8 旧キット改造

旧キットの設計図にあった完成写真です。箱を開け設計図の完成写真をマジマジと見る。「ううっ…もう笑うしかない…どうしてくれよう…」と奈落の底へ。ネットには旧キットの記事が見当たらずリバイブ版の写真ばかり見ていたのでそのギャップに愕然としました。「うーんなんか違う…」と何度も思いながら改造、修正を繰り返し完成したのが以下の内容です。結構シルエット変わっちゃいました。

最近話題の「...レクイエム」ですがメカニカルデザインがEz8と同じく山根公利氏とのことで制作中はそれを意識したりしてました。ミリタリっぽく見せようとすると容易に「レクイエム」の雰囲気が出て来たので「ああやっぱり同じデザイナーさんだからか」と納得しました。塗装はアニメの配色を基調に「レクイエム」っぽくメタリックな感じに仕上げました。ヘルメット正面と足の甲はアクセント色にしました。IGLOOガタンクパイロットのヘルメットがヒントとなりました。

Ｅz8と言ったら私はやっぱりこのパラシュートパックですねー。アニメ中で一番ミリタリチックに見えた姿です。減速用ブースター併用パラシュートでミディアから降下するシーンは痺れました。（劇中のブースター点火映像は陸戦型ガンダムのカレン機でしたが）。ミリタリ好きには堪りません。

ちょんまげを1ﾐﾘ伸ばし額を1ﾐﾘ削りました。顎や頬の形が気に入らなかったのでプラ材で追加修正し、ストームトルーパーっぽく加工しました。首回りが寂しかったので防弾ジャケット風に改造。両肩は撫で肩に改造し牽引フックの形状を変えました。胸の装甲板がやけに分厚くバランスが悪かったので一回り小さく薄く改造。胴体中央の対人用バルカンが殺風景だったのでガトリング形式に変更し、センサーらしき物を付けました。その両サイドにはEz8には元々無い排気ダクトを設置しています。腰周りの装甲板の丈を短く加工。太腿は細すぎてバランスが悪ったのでディテールも含め大幅に改造しています。その他、脹脛とニーパットにもディテールを加えています。という事で全身ほぼほぼ手を加えています。自分好みのミリタリ寄りに仕上がりました。

せっかくのギミックなのでお披露目します。う〜ん整備中のジオラマなんかにはもってこいなんですけど残念ながら考えてるジオラマは違うシチュエーションなんですよねー。

ツインアイとビームサーベルは前回のマゼラに引き続きミライトで発光出来る様にしています。顔パーツをレジンでクリアパーツに作り直し目だけクリアを残して発光させています。首のジョイントパーツを辞めてミライトをはめ込む為のプラパイプを代わりに差し込んでいます。

太腿がだいぶ細く、バランスが悪かったので写真の様に奥行きを持たせました。太腿には苦手とするスジ堀りを施してます。配色は腿をスーパーファインシルバー、脹脛をガンダムエアリアルホワイトとし、それぞれ黒立ち上げで仕上げました。腿と脹脛がイメージしてたよりコントラストが強かったので脹脛のガンダムエアリアルホワイトの上から薄らとウェザリングマスターのチタンを載せてメタリック感を出した後、スモークグレーを全体に薄く吹きフィルターを掛ける事で腿と脹脛の色を馴染ませました。その他、ノズルと稼働部にはカッパー、出角にはライトガンメタルを載せています。

ミリタリーEz8いかがでしたでしょうか？次回はEXマゼラとの組み合わせで…

《ジオラマ》08小隊「最前線」です。

「震える山」ではありません…残念。