旧キット 1/144 グフです。私の中でグフがカッコイーと思ったシーンはこれです。
ヒート剣を構えるグフ。グフ目掛けて突進してくるアムロのガンダム。
ヒート剣を振り抜くランバ・ラルのグフ。そして・・・
双方のコクピットを切り裂いた剣を構えて最後の決戦をする。
アムロのガンダムがラルのグフの腕を切り飛ばした・・・
両腕を切り落とされたランバラルのグフ。
グフのコクピットにはガンダムに付けられた傷跡が。。。
後方から。劇中作画のようにやや太めのグフのように見えるようにしています。
アムロのガンダム。フロントアーマーは右側のみ分割。足を曲げられるようにしています。
ビームサーベルを振り切った感じに。
後方から。左足裏はポーズ上、見えていまうのでプラ板と市販パーツで足裏のパターンをそれらしく作ってみましたがどうでしょうか?
アムロとランバ・ラルが一騎打ち!アムロのガンダムが死闘の末にランバ・ラルの繰るグフの腕を切り落とすシーンです。私はこのシーンが結構好きです。ザクより強化されたグフでさえガンダムの前では敵ではなかった。という感じがします。
しかし、ここでランバ・ラルが言い放ったセリフ。「自惚れるなよ。自分の力で勝ったと思うな。そのMSの性能のおかげで勝ったのだからな!」
そしてアムロは「僕は・・・あの人に勝ちたい!」とアムロの中で悔しさが闘士に変わっていった。このシーンでまた一つアムロが戦士として成長していくんだなーと感じさせられました。
アムロのガンダムによって切り飛ばされたラルのグフの腕。武器のヒート剣は同旧キット「武器セット」から使用しました。手は「てっちゃん」からのコピーでエポパテで制作。左手も先端に穴を明けてそれらしくしています。
今回のグフの改修について大きな所は「腰周り」スカートアーマーの大型化です。キットを芯にして上からエポパテを盛り付けて乾燥後成形しています。少し映像のグフがメタボ気味に感じたので(キットはスリムに見える)腰周りを太らせています。
またフンドシ部もキットでは小さく感じられたので大型化。ジャンクBOXの中から旧キット 1/144 Sガンダムの股間パーツ(だと思う)を移植。フンドシ部の所に付いている青いパーツは本来バックパックの動力パイプの接続用のパーツをこちらで使用することにしました。また動力パイプは今回はキットの物は使用せず、1.5径のアルミ線をバックパック接続して市販品の同1.5径のスプリングを取り付けてそれらしくしています。
スカートアーマー内部にはプラ板で蓋をして更に紙粘土を詰め込み足の付け根の位置を調整しています。
更に脚部は膝の裏側がガランとしていたのでプラ板で塞ぎ中にエポパテも少し詰め込んでいます。
そして靴は甲の所をキットから切り離し表情がつけやすいようにしています。靴の中にも紙粘土を詰め込んで高さ調整しています。
ちなみに紙粘土は100均製です。ふわふわかるーいヤツです。脚部にはアルミ線1.5径をキットの脚部にピンバイスで穴をあけてアルミ線を通して形を決めて固定しています。(まだ塗装前なのですぐに外せますが)
次に上半身ですが、まず頭部。キットのモノアイ部分をピンバイスで穴を明けてDナイフで削り出して形を整えます。キットの形より若干四角く(両端)また縦方向にも少し大きめに開口して成形しています。またモノアイ中央部上のひさしにはエポパテを盛り付けて乾燥後、少し三角の形を付けてみました。(キットではわかりづらい)
モノアイ内部は前に制作した量産型ザクで使用した型を使ってエポパテで成形。現物合わせで完成品をカットして頭部に収まるようにカットして調整しています。またモノアイを入れるための穴も3.0径のピンバイスで開けています。
頭部の動力パイプも今回はスプリングを使用。作り方は胴体の動力パイプの時と同じです。ここの接続部はキットのものでは小さく感じたので市販のバーニアパーツを貼り付けて現物合わせで高さを調整しています。
首はキットのものを切り飛ばし、市販のバーニアパーツを使用しました。
次に両腕部。今回はイメージシーンに合わせて両腕を切り飛ばしていますので・・・プラ用のノコでゴリゴリと腕を切り落とししました。腕部の中がガランとしていますのでエポパテを詰め込み内部メカが焼き切れた感じに・・・したかっつたのですがなかなか上手くいきませんでした。
また肩アーマーも少し調整し腕の付け根は肩パーツと一体化しているので削り落とし、胴体との接続部側もパーツを削りガランドウにしてしまい、淵を薄く整形し内部に紙粘土を詰め込みました。トゲパーツはシャープになりすぎないよう気をつけて紙やすりで成形しました。
胴体と肩アーマー、肩アーマーと腕(切り落とされた根元)を1.5径のアルミ線で接続しています。少しイカリ肩になるように調整しています。
そして胴体部コクピット周りですが、このシーンの少し前にガンダムからきりつけられたビームサーベルの跡が胸にあるのでプラ用ノコで軽くゴリゴリいてその周りにエポパテを塗りつけ乾燥後軽く成形しています。
側面から・・・
後ろ側より。バックパックも少し大型化。プラ板を両側面に当てて高さをUP。プラ板の切れ端でちょこデコしています。また動力パイプの接続部は市販の小型丸型バーニアを使用。バックパックに穴を明けてアルミ線を接続しスプリングを通しています。ジェットノズルもキットの○モールドの所に市販のバーニアパーツを取り付けました。
ガンダムの改修としては胴体部の腰周りでカットし体のひねりを表現できるように分離。Aパーツ、Bパーツはアルミ線で接続。腰アーマーの右側を切り離し内部に紙粘土表面にエポパテを盛り成形。切り離したアーマーは現物合わせで瞬着で固定。関節全てはアルミ線での接続です。またランバ・ラルとの戦いの中でコクピットを切りつけられた表現として、プラ用ノコでゴリゴリと切りつけて雰囲気を付けてみました。
左手の平手は旧キット 1/144 旧ザクのものを使用しました。(写真には写っていませんが・・・)
今回ビームサーベルはキットの物は使用せず、ジャンクBOXからおそらくHGCU 1/144 ジムカスタムのビームサーベルを少し改修し使用しています。右手はキットのモノでは少し貧弱なので、少しエポパテを盛り成形しています。拳を作るの難しいです。
また後ろ側ではバックパックの所表面にはプラ板で凹凸の変化を、そしてエネルギーパックの所は市販パーツを貼付けディテールUP。合わせてキットには無いジェットノズルを市販のバーニアパーツを使用し再現しています。
台座は100均のコレクションケースの台座。上に木粉粘土を木工用ボンドで貼り付け砂漠の雰囲気に成型。サンドカラーで塗装しました。
ガンダムvsグフ。この名勝負も印象深かったですね。
皆さんの好きな名シーンは何でしょうか?楽しんで作ってみて下さいね。
TVで見たあのシーンを作りたい思いだけで制作しました。
コメント
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ずんぐりむっくりしたGOUFが素晴らしいですね。作画監督の安彦良和氏のGOUFのようで共感します。私はジオラマには、挑戦できていないので、尊敬します。勉強になりました。ありがとうございました。
コメントありがとうございました。グフ=ランバラルのイメージで少しメタボ感がある体型の方が私も好みですね。ありがとうございました。
皆さん、初めまして。田舎おやじのかわまるです。模型作りが好きです。
ガンプラもこれまでたくさん制作しましたので、過去の作品も含めてUP
していきたいと思います。宜しくお願い致します。
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