ビギナ・トールギス

プリベンターが新造したトールギス
肩の大型推進器を排した代わりに背中と脚部にスラスターを分散配置、殺人的な加速力と自力での長距離侵攻能力を失ったが、小回りと運動性が向上しトールギスタイプでは比較的扱いやすい
スタンドアロン前提の原型機とは異なり、母艦や基地を中心に部隊運用する

肩のエンジンがあった場所には可変速ビームライフル(VSBR)が装備されている
これは5人のガンダム開発者がビルゴの量産開始に対するカウンターとして開発した兵器で、粒子加速のコントロールによりプラネイトディフェンサーを貫通するビーム攻撃が可能であり、ビルゴ系列機に対して有効な装備である
リーオーで対抗するのは難しい無人機、とくにビルゴとプラネイトディフェンサーの破壊に特化するために接近戦でも貫通力を得られるヒートランスを装備することもあった

プリベンター発足ともにテロ鎮圧のために運用され、バートンの反乱の際には、地球でのマリーメイア軍の大統領府武力占拠に便乗する形で蜂起した旧ホワイトファング残党に対応するため宇宙各地を転戦していた