星の屑作戦　前日譚

　撤退戦のさなか、同型の青いゲルググに助けられ、シーマ・ガラハウは無事自らの家とも言うべきザンジバル級重巡洋艦リリーマルレーンへの帰路についていた

　シーマ「助かったよ　302ってことは高名な哨戒中隊　アナベル・ガトー大尉かい？私はキシリア様旗下のシーマ・ガラハウ少佐だよ　ありがとね、大尉」

　ガトー「はっ！少佐をお助けできて幸いでした　ア・バオア・クーはおちましたが、スペースノイド独立の志が潰えたわけではありません」

　シーマ「ははっ堅いね　今は生き延びる為に逃げ延びる事が第一さね　大尉はこれからどうするんだい？」

　ガトー「自分はデラーズ閣下の艦隊と共に他日の捲土重来を期して戦略的撤退に移ります　少佐殿は？」

　シーマ「自分のフネと部下達がいるからね　取り敢えず暗礁宙域にしけこむつもりさね」

　シーマ「おっ！　フネが迎えに来たようだね　今日は助かったよ　次会う日まで生き延びるんだよ」

　ガトー「はっ！少佐殿とまた轡を並べる日が来ることをねがっております！」

　シーマ「昔の騎士みたいな言葉遣いだね　まあ、いいや　じゃあね！」シーマのゲルググはスラスターを噴かせ、ザンジバルへと向かっていった

　ガトー「あれがキシリア旗下で汚れ仕事ばかり請け負ってきたシーマ海兵隊か…　仕方ないとはいえ、とんでもない奴を助けてしまった…　まあ、今はデラーズ閣下の下に急ぐとしよう」

　アナベル・ガトーも3年後、思いもかけぬ形でシーマと再会するとは、この時は想像だにしないことであった…

　シーマ・ガラハウの登場機としてゲルググマリーネが有名ですが、その前に乗っていた機体は何だろう？というのが今回の機体　

「シーマ・ガラハウ専用高機動型ゲルググ」

　お馴染みGフレームFAのリアルタイプゲルググを全塗装しました　胴や脚はモンザレッド　頭部・腕・腿・脚甲はグリーン　デカール、ウエザリング、つや消しトップコートの簡単仕上げ　湿度高いので、塗膜が部分的にイマイチでしたが、ウエザリングで隠しました　笑

ライフルは試作型ビームライフルが余っていたので持たせました　高機動型バックパックにプロペラントタンクを付けました　

ピンバイスでバックパックに穴開けました　穴につっこんだだけなので角度は変えられません

シーマ「シーマ・ガラハウ　高機動型ゲルググ　出るよ！あたしに遅れる奴はお宝の分け前はないよ！」

　部下達「おぅ！」

最初の画像の元画像　ダイナミックな射撃姿勢を心掛けました

　まさかガトー専用ゲルググとシーマ・ガラハウのゲルググを並べる日がくるとは…こんなに嬉しいことはない！

　シーマ＆ガトー「ガンダムパイロットの台詞は縁起が悪い！」

　お二人から叱責されてしまいました　最後まで御覧頂き、ありがとうございました