石破ラブラブ天驚拳

今回のジオラマはRGゴッドガンダムの出来がめちゃくちゃ良いのでこのキットでジオラマ作りたいなというところから始まりました。

Gガンダムなら対戦シーンがいいなと考えゴッドガンダムの相手に誰が相応しいかを悩みましたがやはりラスボスはデビルガンダム最終形態かと思い制作開始。

ゴッドガンダムはさすがのRG。

ものすごく出来が良いので基本は塗装とウェザリングだけの仕上げ。

逆に今回力を入れたのはデビルガンダム。

元のキットが約30年前の当時キットしか無いので、膝の関節はなく肘もポリキャップ関節でこのままではゴッドのRGと並べるには少し厳しい出来だったので徹底的に手を入れました。

劇中のシーンではデビルガンダムの肩ユニットの後ろ半分が外れて手が出てくるのですが

それを再現する為に肩後ろパーツにパテをもって手のひらや爪の形を成形。

空洞になった肩部分はデビルガンダムの再生能力をイメージしてプラ棒を炙り曲げて肩を作成しました。

アーム部は様々な蛇腹状パーツを検討しましたが強度的な問題もありレジンで作成。デビルガンダムのお腹部の蛇腹パーツをパーツ複製して作成しました。

なお基部にポリキャップを仕込んではいるので角度を変える程度はできます。(強度の関係上あまりフレキシブルには動かせませんでした)

あとはデビルガンダムの胸から背中にかけてハート型に穴をくり抜き、中の空洞をパテで穴埋め。

やはり石破ラブラブ天驚拳はこの穴越しのシーンが印象的なのでそのカットが出来るようにドモン&レインの1／144サイズのフィギュアを作成。

しかし肉眼ならしっかり2人が見えるのだがiPhoneのカメラではピント調整が難しくこんな感じにしか撮れませんでした(gundam-kao5)

細かいこだわりポイントをいくつか。

先述した通りデビルガンダムは関節があってないようなものなので関節部を色々なキットからミキシングをしました。

特に旧キットは足と腿がくっついている為、膝はだいぶ大幅に改造しました

太ももと膝関節はグスタフカールのものを使用。デビルガンダムのキットの形を活かしたいので脛、脹脛部は旧キットのものを使いました。

ただし膝裏部分に大きな穴が開いてしまうので、そこを蓋するようにカバーを作成。

細かいディテールアップパーツを使用してRGと並べてもあまり浮かないように情報量を増やしました。

肘関節はHGνガンダムのを使用。やはりデビルガンダムは1／144とはいえ大きめなので関節も少し大きめのMSのものがいいと考えνガンダムを選択。

また肩のフィン部分は旧パーツがのっぺりした形状だったので掘り込み、裏からフィン状の立体的なパーツを仕込みました。

手のひらもポリキャップの握り手しかなかったので、ビルドハンズ(丸)を使用。ビルドハンズをつける為に手首の関節も別のキットをミキシングしています。

デビルガンダムの顔は口が化け物ちっくな形状に変化しているのでパテとプラ板破片を使って牙等を成形。

胸パーツを綺麗に2分割して中にはレインが囚われてた触手状のパーツを作る為にプラ棒を炙って湾曲させ成形しました。

デビルガンダムの腰にある大きな目はディテールを掘り込み、その上からクリアプラ板を被せることで内部構造を立体的になるように仕上げました。

最後にドモンとレインのフィギュア。

ビルダーズパーツの1/144 MSフィギュアをポーズ変更のため切って貼ってして形を成形。　

鉢巻や肩のアンテナも0.25mmのプラ板を使って作成。

塗装も頑張ってみましたが流石に顔の塗り分けまでは出来ませんでした。

サイズ比較用に米粒を置いてみましたが米粒約2個分のサイズ。私にはこの色分けが限界でした(gundam-kao9

かなり色々手をくわた