【SD三国創傑伝】許褚ボルトガンダム

かつて典韋、徐晃、張郃らと共にギ・エリア辺境を牛耳っていた山賊団の勇士。
黄化トリニティ発生に伴うBUGとの戦いを経て、曹操ウイングガンダムのブルーウイングコーポレーションに参入した。

心優しく純朴な性格で、剛勇無双の怪力を誇るパワーファイターだが、お腹が減ると出力低下する。
一人称は「オイラ」。

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公式Webコミック作品、三国創傑伝・蒼翔記に登場する許褚ボルトガンダムを制作しました。
蒼翔記は創傑伝アニメ本編よりも先行して公開された若き日の曹操ウイングガンダムを主役とする前日譚的な物語です。

典韋マスターガンダム、徐晃ガンダムデスサイズ、張郃アルトロンガンダムらと共に4人組で登場し大変個性的な活躍を見せてくれた許褚ボルトガンダムでしたが、ガンプラ商品化のラインナップから外れてしまった上にアニメ本編にも登場しないという不遇な扱いとなってしまいました。
（これには製作都合上やむを得ぬ事情から、苦渋の判断であっただろうと僭越ながら御察しする所であります。）

貴重なシャッフル同盟機体の演者MFで、キャラクター設定もすごく魅力的だったのにと惜しまれる気持ちが大きかったので、個人的にギ・エリアの全武将を制作済みだった事もあり今回モチーフとして再現制作に挑戦してみました。

ベースキットは創傑伝キットの中で最も体型が太ましく思われた太史慈デュエルガンダムを使用し、旧キット1/144ボルトガンダムから特徴的なパーツを取り入れて造形しています。

素材パーツの都合上、作中登場デザインの厳密な再現ではありませんが、全体的に雰囲気が似せられるよう試行錯誤して造形しました。

頭部は顔面の形状が最も近いと思えた諸葛亮フリーダムを基に、特徴的なコサック帽の意匠を再現出来るようエポパテを盛って削って磨いて整形しました。
正面の帽子は太史慈デュエルの後頭部を利用しています。

諸葛亮フリーダムの眼は黄色シールだったので、許褚ボルトの緑色になるよう白黒コピーした台紙をコピックG02で塗った上にセロテープで保護し、裏側に両面テープを貼って切り出したものを使いました。

蒼翔記での許褚は素手か投石で交戦していたため専用武器の存在は不明ですが、今回は演者MFに準拠してグラビトン・ハンマー状の武器と炸裂!ガイアクラッシャー風のエフェクトパーツを付属させました。

また肘可動の追加をはじめ、全身にボールデンアームアームズを使った可動改修を仕込んでいます。

ボルトガンダムらしいマッスル体型を再現しつつ創傑伝らしい装飾を盛り込んでいく造形作業は結構大変でしたが、最終的にはカラーリングも相まってそれっぽい雰囲気に仕上げる事が出来て良かったです。
何よりも立体化に恵まれなかった許褚をこうして再現出来た事がギ・クラスタとしては冥利に尽きる思いで、とても楽しい経験となりました。

三国創傑伝＆蒼翔記＆焔虎譚、SDWヒーローズBlu-ray BOXに特典映像として完全収録おめでとうございます！！！2023年1月発売決定！

以上、閲覧頂きありがとうございました。