【SDWヒーローズ】鬼武蔵ディランザ

【鬼武蔵ディランザ】
父祖の代より信長ガンダムエピオンに仕える家老・森一族の御曹司。
諱は長可（ながよし）。

若武者ながら剛勇無双の武威を誇り、その鬼気迫る戦いぶりと受領名の武蔵守を取って「鬼武蔵」の異名で恐れられる。
殺傷力の高い長柄の十文字槍 "人間無骨"を振るい、初陣で敵将27人の首級を上げた記録保持者（ホルダー）。

【人間無骨】
天下の名匠・二代目和泉守兼定が鍛えし刃長大身の十文字槍。
鬼武蔵👹長可の強靭な膂力も相まって凶悪な斬れ味を誇り、骨も無きが如く軽々と肉体を斬り散らす様から"人間無骨”と号された。
螻蛄首表裏に金象嵌の銘が入る。
高エネルギー出力で増幅した薄緑色のビーム刃が形成されている。

【不動行光】
鎌倉時代の相州の刀匠・藤三郎行光が鍛えし名刀。
櫃の内に彫られた不動明王三尊の意匠より号する。
元は信長ガンダムエピオン愛蔵の一振りで、森一族の忠勇を讃えて長可へ直々に下賜された。
のち甲州武田討伐の遠征に際して、実弟の蘭丸ディランザに預けられる。

【國友筒】
信長家臣団御用達の三匁口径の量産型火縄銃。
織田軍主城アヅチにも程近い江州國友の地で、南蛮ワールド舶来の火薬技術を解析した鉄砲鍛冶集団が量産体制を整えている。
必殺の十文字槍の間合いに詰めるための牽制として併用するサブ兵装。

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最新作「水星の魔女」より、SDWヒーローズ🏯ムシャワールド設定リスペクトのオリジナル武将を作りました。

大好評絶賛放送中の水星の魔女、ガンプラキット商品化も豊富に展開され大変素晴らしい盛り上がりで毎週リアルタイムお祭り状態を楽しませて頂いてます。
個人的にこれまで色々なSD武将ガンプラを製作して参りましたので、今回の新作展開でも早速オリジナル武将を製作したいと考えていました。

比較的初期からデザイン公開されたMSの中でも特にグエル専用機ディランザは、十文字槍を彷彿とさせる専用武器にド派手なカラーリング、豪奢な羽根飾りといかにも戦国武将映えしそうに感じられたので真っ先に題材に決めさせて頂きました。

張遼サザビーや夏侯淵トールギスを用いた創傑伝ヒーローズ規格のSD体型をベースに、HG1/144 グエル専用機ディランザより特徴的なパーツを取り入れて造型しています。
信長エピオン等のパーツから戦国武者風のアレンジも加えました。

頭部形状は三国伝・創傑伝・戦国伝より各パーツとエポパテのスクラッチ部分を組み合わせてディランザ顔っぽい雰囲気に仕上げてみました。
前立兜の龍の意匠は、森長可所用と現代に伝わる文化財・龍頭形兜をイメージしています。

肩や腕、足、バックパック等はHGとSDGWとの接続規格の違いで多少の調整作業を要しましたが、関節にボールデンアームアームズ等を活用して可動性も考慮しつつ組み合わせる事が出来ました。
右肩には元MSのビームライフル装備に準拠して武者風の火縄銃を格納、左腰にはビームトーチ代わりの日本刀を佩かせています。
腰部フロントパーツは信長エピオンの甲冑を取り入れて左右分離加工し、リアパーツは昔懐かしい武者璽悪から拝借しました。

脚部の脛はSDCSザクⅡのパーツを使用し、鬼武蔵の逸話に因んで返り血イメージで赤く塗りました。

ビームパルチザンの十文字槍っぽさは本作の最大のアイデンティティ要素と位置付けられたので、存在感が強調出来るよう工夫しました。
柄の長さをSDサイズに調整した上で穂先はHG1/144クリアパーツを活用し、背部に担ぐアームをバックパックに追加、古史料『本朝鍛冶考』所載の"人間無骨"の古字を金象嵌風に彫る等の改修をしています。

名称は、信長エピオンや佐助デルタに合わせるなら長可ディランザとする所ですが、字面の分かりやすさとインパクトを考慮し異名の鬼武蔵の方を取らせて頂きました。

まだ水星本編の先の展開がわからない段階で機体デザイン先行で製作しましたが、名家の御曹司で若武者なところ、軍令違反で出撃しちゃうところやキャラの濃い実弟の存在など、グエルと鬼武蔵の間に多少シンクロする側面も感じながらの完成となりました。
今後の展開も楽しみに見守りたいと思います。

新作ガンプラのHGキットを早速SDサイズに縮めて武将アレンジを加えるという、自分のやりたい事を存分にやる事が出来て、とても楽しい製作体験となりました。

以上、長文となってしまい恐れ入りますが、閲覧頂きありがとうございました。