帝江リョウメンスクナ

まず帝江(ていこう)という存在について、三国志時代の少し前から執筆された山海経という地理書には、神や妖怪の類が描かれています。
その中で、袋のような体型で6本の足と翼を持ち、紅く光りながら舞う妖怪のような姿として登場します。

その帝江にガンダム武頼から4本腕の鉄機、リョウメンスクナを取り入れて制作しました。
両面宿儺も異形の人として記述があるそうで、掛け合わせて三国伝の闇の勢力(蚩尤)枠にしてみました。

BBジ・オを体に三国伝の接続箇所を埋め込んでいます。
武将ではなく妖怪のような生物扱いなので、装飾等もかっちり付けず自然にがたつかせて取り付けました。
カラーもシルバーを下地に、キャラクターホワイトをあえて少しダマになるように吹いています。近くで見るとシルバー下地が斑に浮き出ています。

背部はクロスシルエットのSDフレームを固定し、腕を取り付けています。
背部デザインはまだわからないので、後々改修できるようにいじらずそのままにしました。
なお通常デザインでは頭部サイドに襟がありますが、サイズの都合で襟は取り付けていません。

リョウメンスクナはまだ漫画にも数コマしか登場しておらず、全身が不明瞭なため予測とアレンジ箇所含めて制作しています。

サイズは三国伝では大サイズの呂布トールギスと暗黒玉璽の中間程度です。
漫画のサイズ感が出せたと思います。

蚩尤の生み出した邪妖の1体で、戦場で倒れていった武将や兵の骸を繋ぎあわせ作られた。
袋のような体型と4本の腕を持つ異形の姿で、紅い刀を持ち舞うような動きで戦う。
三璃紗に渡ってきた難升米武頼に幾度も襲いかかった。