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初めまして、「GUNSTAアドベントカレンダー2023」12月2日の執筆を担当いたします、幌ゥ(ホロゥ)と申します。
今回はガンプラについての「自分語り」を全力でしていきます。学の足りない頭で書く文章なのでお見苦しい箇所が多いかと思います。内容に興味を惹かれた方だけでも読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
それともう一点、今回はあくまで「趣味」をテーマの主軸に据えての内容になるため、プロとして活動していらっしゃる製作者さん、職人さんのポリシーや矜持にそぐわない内容になっているかもしれません。その点ご了承ください。
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では、早速今回のテーマについてお話させていただきますが、今回のテーマは「ガンプラと他の趣味を掛け合わせる」です。
例えば”塗装”
もし”絵付け”を趣味としている人がガンプラ製作も趣味していたら。。。。
例えば”パーツ処理”
もし”彫刻”を趣味としている人がガンプラ製作にその趣味を活かしたら。。。。
例えば”推し”
もし”推し活”を趣味としている人がガンプラを作ったら。。。。。。
そんな”ガンプラ製作以外に持っている趣味”をガンプラの製作に持ち込んでみたら____そういった可能性のお話を今回は書いていきたいと思います。
ついでに、例に挙げたような特別な技術がなくとも簡単にできる表現も紹介したい__そして皆に共有したい。そんな自分語り。
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「ガンプラは自由だ」
これはガンプラというコンテンツに於いてよく耳にする言葉です。
シールを使うかどうか、カラーリング、設定の考察など、キットをただ作るだけでもその作り方は多く、そこから塗装やディテール処理、はたまたオリジナルのガンプラのミキシングやスクラッチビルドとなるとその方法はもはや無数。誰かの自由を妨げない限りは思いつくだけの方法は全て正解だと言えるでしょう。
ガンプラではない他の趣味で培ったスキルをガンプラ製作において活かすのもそれら方法のうちのひとつ。
先に例として出した3つの趣味の具体例を出すなら、翼や本体にに桜の紋様が描かれた作品、装甲を部材に見立てて透かし彫りを施した作品、キャラクターやバーチャルYoutuberの方の専用機という設定で製作された作品やそれ自体をモデルに見立てた作品が実際に存在します。これらはそれぞれ絵付、彫刻、推し活といった「ガンプラ以外の趣味」を盛り込んだ面白い試みだといえます。
多趣味な方はこうして趣味自体をミキシングして作品をつくってしまうという、楽しいことをやってのける。
ガンダム的に言うならば彼らは”アストレイズ(Astrays)”。王道の外を楽しむ人たち。
唯一性をいかんなく発揮して作品を作り出す凄い人たち。
同時にこのような作風を受け入れてくれている(ということであって欲しい)ガンプラもといプラモデル界隈に感謝。
私自身はこういった王道の外を往く人たちに憧れを抱いています。
勿論、設定に則した、世界観を再現する作り方、ビルドシリーズのガンプラのようにIFの設定を組み上げてガンプラを製作する人たちにも尊敬の気持ちを持っています。しかしどうして私が「ガンプラ以外の趣味をガンプラ製作に持ち込んで製作する人たち」に対して憧れを抱き今回わざわざこのテーマにしたのか__________
それは私自身が多趣味。。。。っていう言い方はおこがましいので___もとい、いろんなジャンルに手を出してる奴だからです。わざわざ溜めて言うような内容じゃあなかったよね。
ガンプラのほかにもイラスト、切り絵、電子工作、おもちゃの修理など。要するに手先な器用なだけの奴なんですよね。
その中でも私が一番没頭している趣味が”切り絵”そのため、今回私はこの切り絵をガンプラに盛り込むことを皆さんに共有したいと思います。
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…。とはいっても、ガンプラに切り絵をどうやって盛り込む?難しくないか?と思うでしょう。
というわけで今回はガンプラ本体に対してではなくガンプラを撮影するときに切り絵と組み合わせたものを紹介することにしました。何なら背景そのものを切り絵にしてしまえばちゃんと「ガンプラに切り絵を盛り込んだ」作品になります。
要するに思っているほど難しくないということ。今回のメインも切り絵を背景に盛り込もう、っていうお話です。
余談ですが、付属のシールの余白部分を切り取ってパーソナルマークを作る、これもちゃんとした「切り絵」といえましょう。要するに切り絵は敷居が高くないのでとっつきやすいということもポイントです。
慣れてきたら少し難しいことに挑戦する、ガンプラ製作におけるステップアップと手順はだいたい同じです。
では最後に、実際に切り絵と組み合わせたガンプラの写真とその工程を紹介して今回のアドベントを締めようと思います。
まずはエアリアルと紅葉模様の切り絵。
この切り絵の難易度はかなり低く、ハサミで切り取ることができる切り絵になっています。素立の姿と切り絵を背景に据えた単純な組み合わせですが、十分趣のある写真になっているかと思います。
次はアースリィガンダム。今度は幾何学模様の切り絵との組み合わせになります。
造形が細かくなった分、ハサミは使えず、デザインナイフを使う必要がありますが、直線的であることと、下書きをきちんとしていればあとは単純作業の連続で作ることができるので難易度自体は最初の紅葉模様とそこまで変わりません。
続いてユニコーンガンダム3号機フェネクスと「鷲」の切り絵
モールドが細かいガンプラと模様が複雑な切り絵、情報量の多いもの同士を組み合わせれば写真映えしてくることがわかるかと。
ここまで来ると切り絵の方は難易度が上がってきます、スジボリ作業が得意な人であれば割と簡単かもしれません。
最後はユニコーンガンダムの切り絵と組み合わせた写真。
機動戦士ガンダムNT劇中ラストシーンの再現を試みた写真。フェネクスと向かい合ったヨナのところへシルヴァ・バレト・サプレッサーが向かってくるシーンです。
PGユニコーンガンダムは持っていないので、ユニコーンガンダムの部分は切り絵で再現してしまおうという一枚です。
このようにガンプラと切り絵を組み合わせる具体例をいくつか紹介してみました。
背景紙に、台座の代わりに、シーン再現に。切り絵でもいろいろと活躍できることが伝われば幸いです。
今回紹介したような切り絵でなくても、大雑把に切り抜いた画用紙の隙間から自然光を入れるようにして撮影すれば木漏れ日を表現することができますし、星形に小さく切り取ったうえで後ろから光を当てれば宇宙の星を表現することが可能です。
物は試し、一度やってみてはいかがでしょうか。
以上で「GUNSTAアドベントカレンダー2023」12月2日回を締めます。
今回の執筆担当は幌ゥ(ホロゥ)でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは失礼いたします。
コメント
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切り絵とガンプラの組みわせ!なぜか和の雰囲気を強く感じて素晴らしいですね!
昔車にカッティングシートでドレスアップしてた友人を思い出しました
切り絵そのものをガンプラに貼り付けるのもありなのでは?!なんて思ってしまいます
美しいっ!
ガンプラx趣味=∞
可能性の塊ですね♪
私もいろんな技術を身に着けたい…
素晴らしい!これもまた一つの立派な技術!
日本伝統の折り紙が宇宙開発に革新をもたらしたように、新たなハイブリッドを生み出す可能性まで期待してしまいます😆
素敵な組み合わせかと思います👍
私の地元ではこの切り絵に似た?
『伊勢型紙』という伝統工芸がありますが、近い将来ガンプラとのコラボとかもあるかも知れません。(もうあったりして?😅)
凄く「和」を意識してあって素晴らしい^_^
切り絵の技術素晴らしいですね😳もう趣味の域ではないかと!
趣味だけでなく、仕事で培った技術や最新のテクノロジーなどを使った作品も色々とあり、そのどれもが自由でそれぞれの魅力が溢れてますよね☺️
自分は自慢出来るような技術は持ってませんが、男の子の憧れを表現出来るガンプラというものに出会えて良かったなと思っています😁
妄想を形に出来るよう日々これ精進ですねw
面白いですね、「ガンプラ」×「切り絵」ですか(切り絵が趣味というのも面白い!) わたしだとなんだろうなあ、ガンプラ×…って、あ、もう好き放題やってる?!
GUNSUTAはガンダムがあれば自由ですね
2日目お疲れさまです。
最後の写真がアングル、影まで含めて最高ですね!
撮影が好きで撮り散らかしております、どうも、サイレントと申します。私は基本ライトや日常品を活用して撮影しているんですが、こういう絵を背景などにはした事がなくて、とても美しく、魅力的だとおもいました。
そして細かく、そして美しく切り抜かれた切り絵、ナラティブ最後のユニコーンガンダムのなんとも言えないあの偉大さと尊さが感じられ、心奪われました…。切り絵だからこそ表現があって、良さがさらに引き立てられているなと思いました。大変いいお話を、ありがとうございました!
ちまちまと載せていきます.
ラーガンダム改参型
FARe:EX VARKYLANDER
前作レクスヴァルキランダーの追加装備を製作しました.
Re:EX VARKEYRANDER
レクスヴァルキランダー 其れは,決意の証.