ストライクファイアーデイブレイクガンダム

　その燃え上がるような暁のストライクの姿から、「暁のストライク」とコード名を付けられ、あらゆる国や組織からマークされたが、破壊行為よりも人命救助やコンパスの援護(特にヤマト准将の駆るフリーダムの守護)が多い。

　ビームマントを展開していない状態も確認されている。

　その戦い方は、自身を省みず、まるで死に場所を求めて戦っていると言われ、ボロボロになるまで戦っているようだとも表現された。

　時にはザフトのジュール隊や、ターミナルのアレックス・ディノ氏を積極的に援護することも。

　※(映像データは、謎のモビルスーツにストライクフリーダム弐式で対応をせざるを得なかった時に、突如現れた暁のストライクの様子)。

　恐らくエネルギーの残留が少なくなるとこの形態になる為、デュートリオンビーム送電システムに乱入して無理矢理エネルギー供給をしたという報告もあることから、装甲はVPS装甲だとは予想されているが詳しいことはわかっていない。

　ストライクが使っていたビームライフルとシールドを形態しているが、旧式とはいえ威力と性能は確かなもの。しかしながらストライクなのに他のストライカーパック装備はないのかと疑問視されている。

　その正体は、別の未来から来た、ストライクを奪うのに成功してしまったラスティ・マッケンジーである。

　ストライクまでザフトの手に渡ったことでストライカーパックなどの内部データを解析された上にアークエンジェルまで奪取。ザフト製のストライカーパックが開発量産化され、4機のGシリーズにも応用された。

　その結果、急速に技術発展を成し遂げたザフトにより連合は壊滅へと追い込まれ、反撃に連合も核を撃ったことでプラントも一部を残して破壊。ナチュラルとコーディネーターも関係無く人類の大半が死滅してしまい、残されたのは最後まで中立を貫いたオーブと、出産率低下により緩やかに滅びゆくコーディネーターのみであった…。

　キラ・ヤマトがストライクに乗らなければ、コズミック・イラの世界は早々に終わっていたのである…。

　彼がどうやって時間移動という超常的現象に成功したのかは不明だが、この時間軸に訪れたのは、せめてまだ希望はある過去の世界を見ておきたかったからだあろうか…。

武装
　本来はストライカーパックとの併用が前提の機体である事からパックなしの状態では武装が頭部機関砲「イーゲルシュテルン」、コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」のみであり、特に射撃戦能力を著しく欠く。
　ラスティの時間軸では戦艦アークエンジェルごと奪取することに成功したらしく、全てのストライカーパックも手に入れているが…。

●75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
　主にミサイル迎撃や牽制に用いられるが、非PS装甲MSに対しても有効打とするのは極めて難しく、メインカメラを狙った射撃や至近距離での弾幕形成など、用途は限られる。
　しかし、コズミック・イラ世界で抜群の信頼を寄せられた頭部常備のCIWS。
　ラスティの時間軸ではその汎用性と使い勝手の良さから、ザフト製のモビルスーツには常備される武装とまでなっているらしい。
　
●対装甲コンバットナイフ アーマーシュナイダー

　腰部サイドアーマー内に格納された折りたたみ式ナイフ。
　電源内蔵型の高周波振動ナイフであり、ストライカーパックの使用ができなくなった際や、エネルギー残量が少ない時の使用を想定されている。

　小ぶりだが相当の切れ味を誇り、一種の切り札的装備。本時間軸のキラ・ヤマトが駆るストライクはこの武装で見事ジンやラゴゥ、グーンをこれを用いて撃破することに成功している。
　むしろエネルギー切れ寸前やエネルギーが切れてからがストライクの真骨頂であるらしく、別時間軸のラスティもこれを用いてモビルアーマーメビウスや戦艦、連合のモビルスーツの数々を撃破することに成功しているらしい。

　その有用性が認められ、彼の時間軸ではザフト製モビルスーツには常備され、さらなる研磨により切れ味も性能もアップしている。

●57mm高エネルギービームライフル改「デイブレイクライフル」

　本機の主兵装。荷電粒子を電磁気力で投射する運動エネルギー兵器の一種であり、小型ながら当時の連合の戦艦の装甲すら一撃で射抜く威力を有する。
　ただし、掌のコネクターを通じて機体本体から電力と粒子を供給しているため、過度の連射は本体の稼働時間の減少によりフェイズシフトダウンを引き起こす。

　一応どのストライカーパックでも運用は可能ではあるが、エネルギーに余裕のあるエール装備での運用が望ましいとされ、彼の時間軸でも対ビームシールドとのセットで、エール専用の武装のような扱いだったらしい。

　連合製MS黎明期から存在する装備であるが、本時間軸のC.E.73年代においてはザフトの主力量産機クラスであったグフイグナイテッドを一撃で撃破たらしめる火力を持ち合わせているが、ラスティの時間軸でもその火力は健在のようで、他にビーム兵器が開発されても変わらず専用使い続けている模様。

●対ビームシールド
　デュエルと同型のやや大型のシールドで、シールド上部には銃眼が穿たれている。材質は振動鋼材で、当初は材質の摩耗が激しく、PS装甲との併用が行えないデメリットがあったが、ラスティの時間軸では、技術革新によりラミネート装甲が施されてさらなる進化を遂げている。
　その性能はかなりのものらしく、歴戦の修復しきれない傷跡が残るものの、ビームライフルと同じく使い続けている模様。
　ビームライフルとセットで、エール専用の武装のような扱いを受けている。

●ビームマントストライカー
　本来のストライクには存在しないストライカーパック。ストライクデイブレイク本機とストライカーのエネルギーから形成されたビームのマント。どういう原理かは不明だが、本機と同じホットロッドのようなファイアーパターン柄が浮かび上がっている。
　ちなみこのビームマントを放出した形態をストライクファイアーデイブレイクと呼称する。

　このビームマントには幻惑作用があり、振り乱すことで追従式の残像を投影して敵を撹乱させる他、防御や斬撃武器としての使用もできる優れ物で、時より振り回す度に火花がほとばしる。

　しかし、どう見ても連合製・ザフト製・オーブ製ではない技術であり、明らかにファウンデーションのものと酷似しているが果たして…?

●対モビルスーツ重斬刀「デイブレイクソード」
　ストライクデイブレイクの主兵装の一つ。ビームマントストライカーパック左側にマウントされた近接戦闘用の長剣。　コズミック・イラ本時間軸のソードストライカーやソードシルエットの対艦刀と同様の構造を持つが、こちらはどういう原理か火炎を纏って攻撃。火力エネルギーを応用しているらしいが…。
　ビームマントストライカーパックと同様、こちらもファウンデーションのものと酷似している…。

　すみません、前回のブリリアントストライクルージュで〆ようと思いましたが、アイデアが降ってきてその勢いで制作した、「ストライク奪取に成功してしまったラスティ」「 それによって生じた最悪の未来のコズミック・イラ」がイメージアイデアです(gundam-kao5)

　とは言いつつ、元ネタは完全に仮面ライダーガッチャードファイアーデイブレイク&未来の一ノ瀬宝太郎です(笑)

　2つのアイデアとイメージをガッチャーンコしました(笑)

　まあ、ラスティがストライクを奪うことに成功してしまった場合、あのコズミック・イラ世界は破滅の未来しかないと思います…(gundam-kao9)

　対戦相手用に余りパーツ同士をくっつけて青色に塗った(開発途中機?)なんちゃってブラックナイトスコードです(zaku-kao4)

　それでは失礼ガッチャ!!