【EG】ν-ビグロガンダム【可変機】

<設定>
ネオジオン残党が撃破した量産型νガンダムと開発中だったモビルアーマーのパーツを組み合わせて作った鹵獲改造機。「連邦の勝利の象徴であるνガンダムを辱める」ことを目的に作成したため、外装は元の量産型νではなく伝説のアムロ機に近付けられ、さらにそのアムロを一時戦闘不能まで追い込んだビグロをモチーフに取り込んでいる。

外装こそそういった情念的な理由で形成されてはいるが、性能的には高い基本性能と汎用性を持つνガンダムのフレームが最大限に活かされ、全地形に高機動で対応し、強力な火器を多数搭載して高い対拠点制圧力を持つ機体となった。

<武装>
・ビームライフル
νガンダム系統に標準装備される高性能ビームライフル

・武装複合防盾「アンタレス」
本機の左腕に装着された大型シールド。基部に複合センサーと出力可変式ビームキャノン、盾部分にヒートシザーズとビームに干渉する発信機「ケイローン」を搭載する本機の要。

ビーム発信機はウイングを展開することで周囲にIフィールドを利用した干渉フィールドを形成し、その中で放たれるビームライフル、ビームキャノンの出力や放射形状を変化させることができる

・１８連装ミサイルポッド＆速射型二連装ミサイルキャノン×2

計40発のミサイルを同時発射できる実体弾兵装。一機で敵拠点を強襲するに十分な弾幕をバラ撒くことができる。また基部がフレキシブルに可動する為他の装備の取り回しを阻害することはなく、かつ全方向に武装の発射が可能となっている。

・脚部大型クローアーム
両脚に装備された大型クロー。地上戦闘時には脚部がバランサーの役目も兼ねる為仕様機会が少ない。

<高速走行形態>
主に地上など大気圏内での長距離移動に使用される形態。空気抵抗の減衰による高速移動を目的としているので基本的に戦闘力は低いが、火器やビームキャノンを展開して最低限の戦闘を行うことが可能。

<MA形態>
宇宙空間での高速戦闘を目的とした形態。各部のブースターの指向を背部に集中させ、正面からの被弾面積を小さくしつつその正面に大型シールドを配することで堅固な防護性も獲得した。
またMS時には緊急時にしか使用できなかった脚部大型クローアームが前面に展開され強力な格闘武器に。このアームで捕獲した相手機体を強化された高速機動に巻き込むことでパイロットを失神させることができる。

全体的に旧ジオン軍の名MAビグロのコンセプトを踏襲しつつ現代の技術でグレードアップが図られた形態。
「MA形態があればMSになる必要はないのでは？」との意見もあるが、本機のコンセプトは「原型機が対応できなかった地上戦もこなせる全環境対応型ビグロ」なのである。

唯一の弱点としてはMA形態でヒートシザースを使用すると頭部から胴体にかけて丸裸になってしまう点が挙げられるが、大体の敵はクローアームで捕獲中されればG負荷により失神するので相手が白い悪魔でもない限り原型機と同じ徹は踏まない。はず。
それとνガンダムのリニアシートを搭載しているもののビグロより強化された運動性の所為でG負荷が高く相変わらず乗り手を選ぶのも欠点と言えば欠点といえる。

ミキシングに使用した二体。
<解説や感想>
うっかり破損してしまった二体を、捨てるのはもったいないと思い材料にして組み合わせてみました。バックパックの接続部以外はνガンダムとレイキ改のパーツだけで作ってます。

塗装前。自分的にはレイキの両腕とミサイルポットをガチャガチャ組み合わせて作ったバックパックとνのふくらはぎ丸ごと使った腰後部の大型ブースターが上手くいって気に入ってます。

最初は可変機にする予定はなかったのですが、レイキの駐機形態が中々面白く何か活かせないかと試行錯誤した結果ダチョウ形態が生まれました。やった～じゃあMS形態に戻すぞ～色なににしようかな～とまたガチャガチャ変形させてたら

な　ぜ　か　ビ　グ　ロ　に　な　り　ま　し　た　。

なんでだろう・・・完全に偶然の産物です。

これはもうやるしかねぇと緑の塗料を買いに走りました。
 

写真はGQボカタゲルググと。中々シャープな見た目になったのでワンチャンこれを「GQビグロ」と言ってもイケそうな気がしてきました。気のせいかもしれません。

以上、閲覧ありがとうございました！