レイアウト検討です。

橋を渡る人と陸戦型ジムのパイロットでちょっとした小芝居的なことができないかイメージしてみました。

初期構想では、果物か何かを売る娘が橋をわたっていてパトロール任務中のジムのパイロットがナンパしようとしているイメージでした。

舞台は漫画の背景資料みたいな書籍を買ってよさそうなものを選びました。

コクピットを作りました。

単座にすると開閉ハッチの影になりそうだったので複座式にして前にせり出して目立つようにしました。この地点で後部座席は索敵センサーの監視か火器管制とか役割分担が必要になるのでバックパックあたりで何か遊びたいなと思います。

コクピットは同じスケールの戦闘機からの流用しました。

橋はプラ板の箱組です。HGと同じ1/144スケールの車両を置いてバランスをみます。少し幅のせまい普段の生活に使うような道路っぽい感じになりました。

少し寂しいので、被弾後を作り橋をめぐる攻防戦があったような雰囲気にします。欄干は戦艦模型のエッチングパーツでディテールを追加しました。

陸戦型ジムをのせるジオラマの土台作りです。スタイロフォームで荒く作った地形の上に、ジェッソを塗って目止め。乾燥後に小石や砂をまぶしてディテールを作りました。ジオラマの中央部には川が流れる予定なので丸い石を多めに配置しています。

グラフィティ風のデカールで不良のたまり場的な場所にしてみました。夕方になると熱いケンカが繰り広げられるとか。ケンカの後はお互いを認め合って仲良くなるまでがセットです。「お前なかなかやるな」「ふっ…お前こそ」

人形のレイアウト検討。初期案では人も多くてゴチャゴチャしています。

検問で止められているのは民間人に見えて実は...みたいな設定がみえてきました。

陸ジムを載せるベースが形になりました。

ガンプラでいうところの基本塗装が終わった状態です。少し緑がきついように思えたのでこの後トーンを落としたり色味を調整します。

初めてのドッティングです。

原色を付けたときは大丈夫か？と疑うような色合いですがそれっぽくまとまりました。

あわせて陸ジムもドッティングしています。

舞台と役者がそろってきたので組み合わせて雰囲気をチェック

ここまでくると大掛かりなことはできないので、やりすぎているところや不足している色味を足したり引いたり調整を延々と

連邦軍兵士は鉄道模型のフィギュアを使いました。襟、肩、袖口を赤色に塗ることでそれっぽく。このサイズになると細かいディテールは無視して雰囲気だけです。よくみると首にタオルをかけていたりします。

ワゴン車の後部座席に、ジオンの偉い人が隠れているという演出のため荷物を大量に積んでいる風にしました。元はAFV用の紙箱、1/35スケールで瓶ビールやペットボトルを詰めた箱です。少しサイズが大きいので半分にカットしました。

川を作りました。

透明レジンを流し込んで硬化後、大波小波で表情を付けています。

人形を並べて完成です。固定にはメディウムを使いました。

このタイミングで、欄干が低すぎることに気が付きましたが後の祭りです。