エドモントン戦で損傷したキマリスに、アリアンロッドの技術チームによる修復と擬装を施した姿。ヴィダールに扮したガエリオが引き続き搭乗する。改修はスキップジャック級戦艦の内部で行われ、オセアニア連邦産業コロニー群での反乱鎮圧作戦で初めて実戦投入される[298]。機体名は北欧神話に登場する神「ヴィダール」に由来する[299]。
エイハブ・ウェーブの固有周波数を欺瞞するため、バックパックにダミーのリアクターを1基搭載している。制御系には戦死したアイン・ダルトンの脳を利用した疑似阿頼耶識システム「阿頼耶識TypeE」を搭載。フレーミングした敵に対してシステムが機体をパイロットの肉体ごと強制的に操作することで、従来の阿頼耶識の欠点である脳神経への負荷を克服しながら機体性能を限界まで引き出すことを可能としている
一連の経緯によりその存在はギャラルホルン内部でも最高機密とされ、詳細はラスタル・エリオンを始めとするごく一部の人間しか知らない[301]。武装は、刀身を切り離して炸裂弾としても使用できる「バーストサーベル」、試験型の110mmライフル1挺、フロントスカートに収納される近距離用ハンドガン2挺、つま先とかかとの格闘用ブレード「ハンターエッジ」。両腰のバインダーにはサーベルの予備刀身が片方3本ずつ収納され、引き抜く際はバインダー自体が後方にスライドすることで円滑な抜刀を可能としている
特殊機能
阿頼耶識システム Type-E本機独自の疑似阿頼耶識システム。本機の内部機構には、かつてのガエリオの部下であり阿頼耶識システムの被験体となったアイン・ダルトンの脳がシステムとして組み込まれており、其のシステムを介する事で本来請け負う脳の負担を軽減する事が出来る。この形態はキマリスヴィダールに換装してからも健在。
バーストサーベル
レイピア状の刀剣。打つことや突くことに特化した形状で、高い機動性による一撃離脱戦法と相性の良い武装。他に見られない特徴として刀身が炸裂弾としても機能する点があり、突き刺した後に刀身を分離させることで爆発させる。交換用の刀身は両腰部のサイドアーマー内に3本ずつ格納されており、柄と刀身を接続した後にアーマーを後方にスライドさせることでスムーズに抜刀可能となっている。
110mmヴィダール用ライフル
本機専用の対MS用ライフル。製造元はギャラルホルンの開発部門で、試験運用段階の物をヴィダール用に採用した。汎用性の高い武装で、近・中距離での使用から、遠距離射撃まで考慮されている。非使用時にはサイドアーマーにマウントされる。
ヴィダール用ハンドガン
フロントスカートに2挺収納されている専用ハンドガン。取り回しを重視したコンパクトな武装で、基本的に接近時の牽制に用いられるが、2挺同時使用時の集中砲火により火力不足を補うことも可能。
足部ハンターエッジ
両脚部先端に装備されている打突兵器。足先と踵部に展開式の刃を備えているが、この刃に切断能力はなく、重みで打撃を与える鈍器として機能する。脚全体が格闘武器と言える構成となっており、蹴り上げや踏みつけ、かかと落としなどの足技と併用することで真価を発揮する。脚で攻撃するためにリーチは長く、相手の意表を突くことも可能。さらにスラスターを利用して加速させることでナノラミネートアーマーを貫く威力を発揮する。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
相変わらず素晴らしいカラーリング(ヴィダールほんと好き)(gandam-hand1)
基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
HG ブラックナイトスコードカルラ
『FREEDOM』のラスボス機となるブラックナイトスコードの…
HG ムラサメ改
C.E.75年を舞台とする映画『機動戦士ガンダムSEED F…
MG ガンダムデスサイズ(EW版 ルーセット装備)
ガンダムデスサイズ (Gundam Deathscythe)…
HG ライトニングバスター
廃棄されることになっていたバスターを旧クライン派であるアイリ…