ガンダムAGE-2の空間戦闘を重視した対大軍用フルウェポンウェアに換装した形態。AGEシステムが提示した「精神的な感応力等に頼らず、物理的な攻撃力を向上させる」という方針に従って生み出された形態で、単独で敵の包囲網を突破する事を目的としている。
本来、Xラウンダー専用機として開発されていたAGE-2を非Xラウンダーパイロットであるアセム・アスノの専用機として運用するよう方針を変更した結果として生まれた機体でもあり、二刀流のような両手に武器を持った戦い方を好むアセムの戦闘スタイルに合わせつつ彼の卓越した直感力や反射神経を最大限に発揮させる為の装備という側面も持っている。更に対Xラウンダー用のウェアとしての運用も考慮されていて、ゼイドラやクロノスとの戦闘データも活用された。
AGE-2 ノーマルと比較すると火力は向上しているが、機動性能では若干劣るものとなっている。また、その火力を活かす為に最大稼働時間も低下しているものと思われる。
アセムはソロンシティ宙域の戦闘でこのウェアに換装してから、ノートラム防衛線までこの形態で出撃していた。
特殊機能
AGEシステム
自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから戦局に合った新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。変形フライトモードに変形する。
AMEMBO(アメンボ)
「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「AGE Mechanical Equipment Moving BOat」の略。換装四肢を「Gウェア」に換装可能。最初はディーヴァの艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。
後述の分離機構を応用する形でAGEシステムが提示した。
分離
四肢を分離可能。
武装・必殺攻撃
ツインビームソード
ツインドッズライフルを外した後のサイドバインダーから巨大なビーム刃を形成する。ビームサーベルと併用すれば四刀流で戦う事も出来る。その威力は高く、とてもビームサーベルには見えない。背後の敵やこの武装を知らない敵に対して不意をついて奇襲に使う事も出来る。
ツインドッズキャノン
本機の主兵装。両肩のサイドバインダーに1門ずつ、計2門装備しており、凄まじい威力を誇る。一方でクセが強い為、扱いが難しいとされる。
フライトモードでも使用出来る。
ツインドッズライフル
ツインドッズキャノンの砲身を外す事で、携行式のドッズライフルとして使用可能
カーフミサイル
両脛後部に2基ずつ、計4基内蔵されている誘導式のミサイルランチャー。弾幕を張る事ができ、高い追尾能力を持っている。
ビームサーベル
リアスカートの裏側に2本マウントされている。ノーマルと共通でグリップの後端からもビームを発振可能。
アセムは二刀流で戦う事が多い。
技・戦法
ウルフファングウルフ・エニアクルが得意としたビームサーベルの二刀流による攻撃。
小説版でデシルのクロノスに対して使用された。
その他
コロニーデストロイヤーヴェイガンが開発した、スペースコロニーを破壊できるだけの威力を持った戦略兵器。
ゼハートと共に地球へと落下しつつあるダウネスのエネルギーコアを破壊する際に使用した。
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