地球連邦軍量産型モビルスーツ
ジムVH(ビリジアンハウンド)隊仕様
RGM-79の中でも「前期生産型」と呼ばれる機体。連邦軍の戦力建て直しのために極短期間での大量生産を実現する都合上、コストを度外視したガンダムと比べて徹底的なコストダウンがなされている。設計が簡素であることから様々なバリエーションが生み出され本機はそのビリジアンハウンド隊にカスタマイズされた機体である。本機は別動隊の前髪で顔の反面を隠した隊員「ハウンドρ」の搭乗機である。
頭部は背部の大型レドームと連結させるため大幅な改修が施されジム系列の中でもガードカスタムタイプの頭部を採用している。
背部の大型レドームユニットは長距離の敵機の感知、分析、また機体によるがハッキングし敵機の機能を一部停止させることもできる。しかし機能が豊富なため小型のレドームになるはずが肥大化しすぎて重量が重くなってしまい機動力も大幅に低下している。右腕のレーザーサーチャーはレドーム内の分析した情報を味方機に送信するために使用される。武装は機体の重量が重いせいでナイフ付きE-2ビームガン、左腕ペイント弾であり戦闘能力がほぼ皆無である。そのために護衛機を側につける必要がある。
さらにレドーム起動してる最中は全く他の動きをできないので敵に狙われれば何も抵抗出来ずに撃破されてしまう危険がある。
下手をすればデメリットがあまりにもでかすぎて常にパイロットの生命が危うい機体でもあるが、部隊の「目」として大いに活躍できる機体でもある。
コンピューター技術、ハッキング技術に適した「ハウンドρ」以外使用できない専用機。
ビリジアンハウンド隊のジムのカスタム機の中でもTYPE2型である。
同型のジムとTYPE3と比較、頭部と背部のユニットが大きく異なっている。
レーザーサーチャー起動
ハウンドρ「マップ更新、全機に転送完了、シグナル確認完了…ふぅー」
ハウンドδ「あー、始まったか」
ハウンドρ「ねぇねぇこっちに敵機くるかな?」
ハウンドδ「さぁねかなり離れてるから大丈夫だと思うけど」
ハウンドρ「今回はΦも前にいるから突破されたら私達だけになっちゃうね」
ハウンドδ「まかせろ、敵がきたら俺がヤってやるぜ!」
ハウンドρ「でも…δ戦闘下手なんじゃ…」
ハウンドδ「な…」
ハウンドρ「前もザクにタックルされて尻もち着いてたし」
ハウンドρ「ぐっ…」
ハウンドδ「う…うるせぇ!いざって時はやるんだよ俺は!あとお前もいるんだから二対一で勝てるだろうが!」
ハウンドρ「でもこの機体戦闘力ほぼ無いよ?私も戦闘は下手だし…」
ハウンドδ「……」
ハウンドρ「……」
δ&ρ「「どうか敵機が来ませんように」」
ズシュッ
δ「ん?」
ズォォォ
???「ほぅ…こんなところに二機いるとはな」
ハウンドδ「で…出たぁぁぁぁ!!
ナビィ俺の後ろに!」
ハウンドρ「うん!」
ハウンドδ「帰りやがれ!ジオンが!」
???「む!来るか…!」
ガキンッ
ハウンドδ「ン!?くそっ弾がでねぇ!なんだこのマシンガンふざけてんのか!!」
ハウンドρ「あわわ…!顔怖っ!来てるよトロイ君!」
ハウンドδ「くそっ、オラァ!かかってこいよ!!こっちはビームサーベルだぜ!!」
???「ほぅ…銃を捨てたか…なるほど騎士道精神があちらにもあるようだな…」
???「ならばいざ勝負!!行くぞォ!!」
迫り来るグフ
ズァァァ!!
ハウンドδ「来んなぁ!」
ズドドドドド
ハウンドδ「えっ」
???「ぬ!?…横やりとは無粋な!」
???「…ここまでか…」
グフがその場を後にしハウンドβが合流する。
ハウンドβ「……大丈夫ですか…?」
ハウンドδ「うっ…」
ハウンドβ「…?」
δ&ρ 「怖かったぁ…あの顔…」
おまけ
左からハウンドρとδ
コメント
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ビリジアンハウンドはこのレドーム機が一番好き❤︎
ありがとうございます!
このレドームが部隊で一番異彩を放っているのでお気に召して何よりです!
のんびりやってます
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