ディランザ・バイサルケイト

正面から。

ディランザの特徴であるずんぐりとしたプロポーションを出来るだけ残しつつ、カッコよく見えるように手を加えてみました。

バックショット。

グレネードランチャーとプロペラントタンクやブースターが干渉しないようにするのがちょっと手間取りましたが、結果的に密度感が上がっていい感じになりました。

バトルライフル射撃。

やっぱり実弾兵器は安定感がありますね。

グレネードランチャー発射体勢。
そのための膝ガード&フロントスカートのスプリング接続。

強化人士になると構えなくても飛び回りながら撃てるようになるとか。
なにそれ怖い。

最後の奥の手。レーザーブレード。

強化人士になると斬撃時に光波が（以下略）

---以下設定など---

MD-0037M ディランザ・バイサルケイト
製造元：ジェターク・ヘビー・マシ―ナリー

ディランザ・ソルをベースとした、実戦での戦闘データ収集を目的とする試験機。
外装こそディランザ系統ではあるものの、意識拡張AIによるドローン兵器運用のため基幹システムの改修を重ねた結果、内部電装系はむしろダリルバルデに近いものとなっている。

重力下でのあらゆる戦闘環境に対応するため、大口径バトルライフルに小型ミサイルポッド、大型グレネードランチャー、腕部レーザーブレードと多彩な武装を備える。
両肩にマウントされた二対のシールドバインダー『アンバーII』は必要に応じて本体から分離・自律稼働し、敵の攻撃から本体を守る。

ダリルバルデにおけるイーシュヴァラのような攻撃型ドローンは持たないが、これは本体の自衛が疎かになるのを避ける為と、与えられた任務の性質上、ドローン鹵獲による技術漏洩を避けるためでもある。

機体名であるバイサルケイト（bisulcate : 複数に別れた蹄を指す）は、その特徴的な爪先及び戦場に残された足跡から付けられた敵側の識別名だが、その響きが気に入ったパイロットによって正式に採用された。

---設定ここまで---

本体への加工点はこんな感じです。

定番の股関節パーツ入れ替えや、股関節ブロック左右の幅詰めを行ったことで、脚部が若干延長され、仁王立ち時のシルエットが力強くなったように思います。
また、腕が短く感じたため目立たない部分で上腕を延長。他にフロントスカートやブースターの大型化を行いました。
あとは各部の肉抜き穴埋めなど。

脚部のサイズに対して爪先が小さく、若干つんのめり感を感じたので大型化しています。

ここは足首ごと交換したりしている方が多かったのですが、あえて元のパーツを活かして左右2パーツ分割構造とする方法をとってみました。
接続軸を左右に一節分延長、中央軸にもスペーサーを挟むことで爪先のパーツ配置を外側に移動させ、結果的に踵側とほぼ同経のサイズに。
分割した爪先にはHGブレイディハウンドのパーツを追加してスリットを強調してみました。

頭部のブレードアンテナはプラ材を貼り付けて太く短く変更。
後頭部にはアーチを追加して若干ダリルバルデっぽくしてみました。
ひさし部分の形状も若干変更して鋭い目付きに…なってたらいいな。（この時点では目を塗っていないためどんな印象になるか分かっていません）

近接武装として、腕部にビームトーチを加工したブレードを取り付けられるようにしています。

背部武装のミサイルポッドは当初M.S.Gの物を載せてみましたが、大きすぎて隣のグレネードランチャーが貧弱に見えてしまうため、箱組み&ディティールアップパーツで小さめの物を自作しました。
グレネードランチャーは30MM用オプションパーツを持ってきてプラパイプで砲身を4cmほど延長。

携行武装であるバトルライフルは30MMのパーツをベースにプラ材等で作成したものです。
ほぼ完成してから照準器が無いことに気付いたので、元キットのライフルからサイト部分を切り出して上部レールへネオジム接続出来るようにしました。

そのままだと元キットのようにシールドバインダーの内側にマウントすることは出来ないので、ビームトーチを加工しハンガーとして介することでマウント出来るように。

シールドバインダーはHGデュナメスから持ってきていますが、そのままだと薄くて頼りなさげだったのでプラ材でディティール等を追加して多層構造に見えるように加工しています。
塗り分けを考慮して各ディティールは別パーツ化しましたがここが一番時間が掛かったかもしれません…

デカール貼り光景。
せっかくシールドバインダーの面積が大きいので普段使えない大きめのデカールを貼ろうと思いましたが、特務機体がデカデカと所属や機体情報を晒すのはおかしくない？ってことで大人しめになりました。
結局型式番号を貼っちゃってますが…少しくらい…バレへんか

塗装
（C:クレオスMr.カラー / G:ガイアカラー / T:タミヤエナメル）

■メインカラー（グレー） … C:ミッドナイトブルー(35%) + G:アルティメットホワイト(45%) + C:ホワイトシルバー (20%)
■サブカラー（ダークグレー） … G:メカサフスーパーヘヴィ
■フレーム・関節（ブルー） … C:ブルー(70%) + C:マルーン(20%) + C:ホワイトシルバー(10%)
■武装等（ガンメタル） … G:フレームメタリック[1](70%) + G:ジャーマングレー(30%)
■シールドバインダー内部（オレンジ） … G:黄橙色(70%) + G:ピュアオレンジ(30%)
■カメラアイ … G:蛍光オレンジ(70%) + G:蛍光レッド(30%) （赤色部分は T:クリアーレッド を重ね塗り）

全て C:スーパースムースクリアーつや消し でオーバーコート

製作中のグレネードやミサイルを背負った姿が某ロボットゲーの伝統あるアセンを思い起こさせたり、塗装案を考えている時期に奇遇にも待望の新作が発表されたこともあり、明らかに魂がそっちに引っ張られていますね。ここたま！

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