陸戦型ガンダム・強襲特化型複合機 「ダーティ・エッジ」

「陸戦型ガンダム　強襲特化型複合機」

陸戦型ガンダムをベースとした軽量な近接タイプのバリエーションモデル。一年戦争中の戦闘で中破した陸戦型ガンダムのコアユニットをベースに、入手経路不明ながら「妖精」と呼ばれるMSの予備パーツを組み込んで再設計されている。設計に際し、コジマ大隊を始めとする陸戦型ガンダムの運用記録から幾つかの現地改修機のデータを抽出し、特に優良なものを「既に実戦での運用が認められた換装機運用データ」として新たに組み込んでいる。こうした仕様は開発期間の短縮と即時実戦運用するための開発プランとして当初から計画されていた。主にジオン残党を討伐するための部隊「ヘルドッグス」に配備され、局地を中心としたゲリラ戦を想定している。北米を中心にジオン残党内で「黒い爪に切り裂かれた」という情報が拡散しており、本機体による強襲攻撃のことを指していると思われる。

頭部や胸部には、コジマ大隊における陸戦型ガンダム現地改修機の設計流用が見て取れるものの、増加装甲はガンダリウム合金をベースに製作され、搭載された高出力ジェネレータが発生させる高熱を効率よく排出するための排熱機構が徹底して盛り込まれている。頭部はカメラアイ保護の増加装甲を備え、さながら正面から見た印象はフルフェイスにも近いものがある。

アサルトガン　ショーティ

ハンドガンモデルの射撃武装は連射性能に優れ、中〜近距離において効果を発揮する。威力は申し分なく超硬スチール合金を容易く貫通する。

元々はライトアーマーなどの軽量な機体用のオプションとして開発された次期主力モデルの選考落選武装であり、近いコンセプトの機体において運用することで問題なく作動できる。

二丁装備で運用し、乱戦で高い効果を発揮。高機動で撹乱しつつ弾幕による戦闘を行う。

ガントレット

左腕に装備されるユニット。ビームに対してもある程度防御力を発揮し、実弾にも高い耐性を持つ。

ヒートエッジ

ガントレットから展開する加熱式のクロー。ジオン系技術を導入しており、ガンダリウム合金を軸に強固で鋭利な構造になっている。

攻防一体かつマニピュレータを介さないため、武装の装備バリエーションを圧迫しないとして本機体の基本装備となっている。

高機動戦闘の補助として姿勢制御にも用いられる。

右腕ビームサーベル

小型のガントレットを介して装備。マニピュレータによる使用も可能。ユニットは陸戦型ガンダムと同様のもの。

接近戦においてはビームサーベルとヒートエッジによる連続攻撃を行い、敵機に反撃の余地を与えない苛烈な連撃を繰り出す。

脚部。

出自不明のガンダムピクシーのものをフィッティングした上で装備している。一年戦争時重力下最速と謳われた妖精の健脚は本機体に装備されても変わらず発揮される。

ビームダガー

サイドアーマーにマウントされる。ビームサーベルに比べリーチが短いながら出力も抑えられており機体に負荷を掛けにくい。

アサルトナイフ

左肩アーマーに装備。過剰なまでの近接装備が本機体の仕様を物語る。

ジムスパルタンと