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GNX-999TS ブレイヴ・シンギュラリティ

GNX-999TS ブレイヴ・シンギュラリティ

ガンダム00 A wakening of the Trailblazer よりブレイヴ

ELSによる動乱から数年、ELSが意思疎通のできる生命体であることが広く認知され、またELSが友好的な種族であることも判明した。さらには、戦闘により破壊され打ち捨てられていたソレスタル・ビーイングの機体を回収することにも成功し、ついにオリジナルの太陽炉の残骸を手に入れることができた。これにより地球連邦はGNドライヴの核心に迫り、その製造方法を知るに至ることになった。これにより、すぐさま製造チームが組織され高重力環境の必要性から木製へとチームが派遣された。これにはもちろんELS、また先の動乱に参戦した地球連邦平和維持軍の兵士の中でイノベイターへと変革が始まり、ELSと意思疎通が出来るもの数人と技術者が派遣されることになった。予定では4年の道すがらであったが、GNドライヴの内部構造やTDブランケットの際現に手間取り5年の歳月を費やしオリジナルの太陽炉を16基開発することに成功した。当初の予定では12基の製造予定であったが、5年間の期間にELS襲来時の戦闘データの解析、並びに外宇宙航行母艦「ソレスタル・ビーイング」の内部構造解析が進んだこと、複数の戦闘データ解析から「ツインドライヴシステム」に合わせた4器の開発を行ったことによって年数が伸びたというものであった。この5年の間に地球ではELSとの融和は進んでいったものの、小さな火種はいくつも燻り続けていた。

木製派遣組は行きよりも、第一次永久機関として開発されたGNドライヴによるトランザムによる宇宙航行とELSの補助があり早い帰還となった。12器の太陽炉はそれぞれ世界各地の研究機関に預けられ、GN粒子の研究、さらにはその平和的利用について研究が進められていた。残る同調用の4基は先の映像解析によって理論的に考えられていた現象の再現を行うためにMSへの搭載が決定していた。まずは粒子の過剰生成、機体の量子化と呼ばれる現象、脳量子波による空間意識共有、量子テレポートである。勿論これらを軍事的に利用してしまえば世界を塗り替えることができてしまうために秘密裏に行われることになった。まず、機体の選定であるが、擬似太陽炉の二基搭載に経験があるブレイヴへと搭載する案、実績ノウハウ経験全てにおいて勝るジンクス、ないしアヘッドへと搭載する案である。議論は紛糾するものの、擬似太陽炉による二基搭載の経験のあるブレイヴへと搭載する案が決定する。そしてツインドライヴシステム搭載前提の設計図図面、内部構造の決定するころに事件が発生する。搭載予定であった4基のうち2基が設計図と共に盗難される事態に陥った。研究グループ内部に内通者がおり、犯人グループはその研究者と共に失踪。この事件は地球連邦内部でも大きな議題となり、また事実の公表を控え、内々での処理を必要とする事態となった。

研究者数人の失踪によって遅れを来したプロジェクトであるが、残った研究者や関係者全員の徹底的な身辺調査の後、機体の建造は進みブレイヴを建造した天才ビリー・カタギリにも協力を仰ぎ、ツインドライヴシステム搭載型ブレイヴの建造に成功した。建造に成功はしたものの、公試運転ではGN粒子の過剰生成が認められず、二基の純正太陽炉を積んでいる機体スペックに落ち着くなどの誤算が発生した。これらの原因は不明であるものの、GNドライヴ自体には問題なく、機体側のシステムによるものではないかとビリー・カタギリによって予想された、しかしシステムに問題はないため恐らくは何らかの刺激が必要な物と考えられた。これはおそらく盗難されたGNドライヴにも起こっていることは想像に難くなかった。現在、このブレイヴはGNドライヴの公試運転に留めているが実際に戦闘機動を行った場合にどのような動きをするのかは疑問があった。しかし、現在の地球圏においてMSが出動しなければならないような動乱はなく、もし起こったとしても、それはこのブレイヴを出動させる事態であるかなどが議題の焦点となった。この議論の決着点は奪われた純正太陽炉が悪意を持って運用された場合に、観測された超常的な戦闘起動に対抗し得る機体が地球連邦側でこれ一機であること、さらには仮定されていた性能の実現のテストベッド的な機能を期待しての決定であった。パイロットにはソルブレイヴス隊の隊員が予定されていたが、生存した全員がPTSDや戦闘への忌避感から拒否。ならば、と「幸運」、「不死身」などもてはやされたパトリック・マネキンを推す声があったが、奥様の周囲がドン引きするレベルの反対にあったため断念。一応本人は乗り気だったが、奥様に止められた。そこで日本の国防軍に所属しフラッグの操縦経験がありながら、アロウズ等に所属していなかった海軍所属の日本人に白羽の矢が立った。日本はユニオン軍の駐留があり、ユニオン軍との連携を前提として編成されており、ユニオンが開発したフラッグなどを使用していた経験、さらには模擬訓練で擬似太陽炉搭載機であるジンクスやアヘッドの編隊を一人で壊滅させるなど変態的な戦闘起動ができた彼は「国の防人たる日本軍人が地球連邦に下ることを良しと思わず」と言ってアロウズ入隊などを断った変態であるが、ELS動乱時にはジンクスを操縦して同僚と共に前線で戦ったこともあったために推挙の声が上がった。ELS動乱後はELSに良い感情自体は持っていないものの、「攻撃した過去はあり、戦友も亡くなってはいるもののELSを憎むことは間違っている」として、その後も日本国防軍に所属し続けていた。当初、パイロットを固辞していたがいずれ日本の国益として何かの見返りを出すとして地球連邦の確約を得たことによってパイロットとして仮称「ツインドライヴブレイヴ」のコクピットに搭乗する。公試運転や模擬戦においても持ち前の技量で現行兵器を圧倒するものの、純正の太陽炉を二基搭載する機体以上の成果は得られずにいた。その一方で世界の表舞台から消えた二基の太陽炉もついにその機能を発揮することとなる。
完成から数か月後、中東の紛争において擬似太陽炉搭載機を含む数十機のMSが使用された。地球連邦はこの異常な事態に連邦軍の派遣を決定。ツインドライヴブレイヴもこの鎮圧に向かうことになった。

中東では擬似太陽炉搭載機のジンクスやアヘッドの存在によって中東連合軍は壊滅的な被害を被っていた。これらの戦闘指揮は明らかに場慣れをしており、中東の対応能力をはるかに超えていた。そこに連邦軍が到着し戦場を圧倒することと思われた矢先、連邦軍は驚愕することになる。
連邦軍が敵の部隊を追い詰めたところに現れたアヘッドは明らかに純正の太陽炉を二基積んでいたのである。ツインドライヴシステムによって強化されたアヘッドは連邦軍の機体を蹂躙していくが、そこにツインドライヴブレイヴが割り込む。二機の戦闘は互いの他の機体の諸元性能を上回るためほかのMSが割り込むことも援護することも不可能な状況であった。
速度は明らかにツインドライヴブレイヴが上であり、可変を繰り返しながら敵に後ろを取らせず敵の背後に回り込むツインドライヴブレイヴ、一方で出力やパワーで上回りGNフィールドすら駆使する敵機アヘッドは強引にツインドライヴブレイヴに食らいつく。互いが互いの操縦技術が互角であることを悟り、また互いの機体が互いの性能の犠牲にしている部分を長所短所にしている以上、戦闘が膠着状態に陥っていた。こうなれば互いの機体が取る行動は一つであった。

「「トランザム!!」」
瞬間、両機が赤く発光する。今までのスピードの三倍以上の速度でかち合う二機。空中に八の字がいくつも交差し互いの機体の残光が流星の如くに輝いては消えていく。幾度ものぶつかりあい、つばぜり合い、ビームの応酬、互いが互いの戦闘による両者だけの世界。その中で両者は互いの変革に無自覚であった。そして数十度目の八の字が交差し互いが鍔ぜり合う一瞬。ツインドライヴブレイヴの太陽炉に変調を来す。その変化は空中に極光が出現したと表現すべき事態であった。空中で静止したツインドライヴブレイヴはその機体に搭載されている太陽炉より膨大な量のGN粒子をまき散らし、敵機アヘッドを吹き飛ばさんばかりに嵐を巻き起こしていた。搭乗していた両パイロットの目は金色に光り、コクピットに座して、その変革を受け止めていた。その衝撃によって敵機アヘッドのパイロットも自身の変革を受け入れ、両者は「対話」を行う。互いが互いに思うことを完全に理解した二人は互いを「相容れない敵」として認識し、暴流たるその粒子の嵐が収まる前に、互いの機体はツインドライヴの完全同調を果たすに至る。
そこからの戦いは全て超常現象と言って差し支えなかった。トランザムが終了するまでの間、機体の量子化、放つビームの出力、全てが地球連邦の予測でしかなかったことを互いの機体は再現していく。既存の物理法則の適用できない現象、まさにこの地球上において二機は「特異点」に成り果てていた。トランザムの終了し、互いの機体が帰還行動を取り、この中東危機は終結した。

全世界の電波がジャックされた。いつかのソレスタル・ビーイングの宣言に酷似した方法である。彼らは「人類至上主義を掲げ、ELSを排除し地球を人類の手に取り戻す」ことを目的に、自組織が純正の太陽炉を持ち、擬似太陽炉によるMSを保有する武装組織であることを宣言した。自身らの出自は明かさなかったものの、先の動乱で数多の死者を出し、数多の軍人民間人の犠牲を出しながらわずか数年でELSと融和できるというのは異常である。地球人は亡くなった者達になんと説明するのか、復讐を成し遂げるべきではないのか?もし、ELSが人類になり替わり、この地球を支配した時、人類は家畜以下の存在に成り下がると語りかける。人類が心のどこかに思っていたこと、不安であったことを煽る声明であった。事実、数多くの人命が失われ、一般人には意思の疎通すら難しい存在、生態すらをも全く異なる異分子であるELSを受け入れるには人類は未だに幼かったのかもしれない。地球連邦政府はこの声明を受け、ELSが侵略を目的とした生命体ではないこと、現在意思の疎通が行えるように研究を進めていることなどを発表した。少なからず混乱は治まったものの、少なくない人類が「人類至上主義」に傾倒するのは目に見えていた。

ここに新たな騒乱の兆が発生した。

ブレイヴ特殊試験機、ツインドライヴブレイヴ、ブレイヴ・シンギュラリティ
頭頂高20.2m/総重量62t
武装
GNビームライフル「ドレイクハウリング」
トライパニッシャー
GNビームサーベル
GNビームマシンガン
GNミサイル
30mm機関砲
チャクラムグレネード
GNチャフ

名前は企画段階、公試運転後、GNドライヴ完全同調後において変遷しているが、全て同一の機体。武装はブレイヴの一般試験機と変わらないが、ツインドライヴシステムの完成によってその出力はすさまじいものになった。ツインドライヴ搭載型アヘッドとの戦闘後、出力に耐えられるように内部構造の耐久化が行われ、ツインドライヴシステムの最大出力を十全に扱えるようになった。しかし、トランザム時の機体の量子化現象など実際に観測には成功していても全く理論として説明がつかないことやトランザム時の最大出力によるドレイクハウリングの出力は明らかに機体、発射機構の耐久限界を遥か上回っているにも関わらず、機体には全く損傷が見られないこと、トランザム時の膨大なGN粒子の放出など既存の物理法則から外れてしまっているため「特異点(シンギュラリティ)」の名前を付けられた。ちなみに命名は搭乗者からの強い希望によるものだったが、当初「ブレイヴウルトラ特異点」なるネーミングセンスも変革したのかなんなのか珍妙な名前だったものを流石にこれはイカンとして「ブレイヴ・シンギュラリティ」と変更された。パイロットもGNドライヴの完全同調をきっかけに完全なイノベイターへと変革、脳量子波によるELSとの対話にも成功した。最近ELSに向かって独り言にように話しているせいで、「頭やられたんじゃないか?」などと噂されているがELSと会話しているだけである。脳量子波で会話するので本当は言葉に出す意味がない、ということは本人は気づいていない・・・。
機体色に関してはパイロット候補になった時点で「緑みたいな派手な色はちょっと・・・」と難色を示したためフラッグカラーになる予定だったが、遠目で紛らわしいなどの整備班の反対で灰色になった。パイロット本人はこの機体色を気に入っており、「色変えたら?」「色足したら?」の提案にはキッパリとNOと言っている。
背中のGNドライヴは擬似太陽炉であり、ELS動乱の際に人的被害を多数出した経緯から、もし純正の太陽炉に何かあったとしてもパイロットが無事帰還できるようにとして取り付けられている。純正の太陽炉自体は指揮官型と同様にサイドバインダー内に装着されており、今現在も平穏無事に稼働しているが、「もしも、がないとは限らない」ということで擬似太陽炉はそのまま装着されたままになっている。出撃時にはちゃんと火入れしてから出撃するため一応、この機体はGNドライヴを三基所有していることになっている。また大容量GNコンデンサーも必要はないのだが、「もしも」のために規格流用で作らている。

ただの色変えです。

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