シルヴァバレトサプレッサー

全体のバランスを見ながら、ごちゃごちゃしすぎないように。スジボリは、元々ある線に沿って追加することを意識しました。

プロポーションも少し変更。肩幅を1ミリ延長（アーマーはそのまま）。首を0.１ミリほど伸ばしました。

MSGやwaveのパーツ、ガンダムアーティファクトにプラ板、そして三角屋のダミーフレームと、今までやったこのあること、始めてやること、思いつくものすべてやりました。

バーニアの内部は黄色（水性ホビーカラー境界戦機イエロー）で塗り分け、宇宙世紀らしさを強めてみました。

スカート裏などのディテールを一部赤で塗り分けるのも、宇宙世紀らしさを意識しています。正確には、ファーストガンダムと地続きであるという意識です。エヴァも意識してます。

スカート裏ディテールは基本的にアーティファクトとプラ棒で構成されています。百均のリード線でパイピングしてみました。

太ももには0.1のタガネで彫ったモールドに三角屋のダミーフレームを埋め込んだり、分かりにくいですがスジボリをしたりして、アシンメトリーなディテールを作りました。

肩アーマーの裏にはトラスを作りました。そして赤く塗りました。

アーマー表面では、スジボリしたところを塗り分けたりしました。

脇にフレームディテールを追加。胸のスジボリはエッジに沿うように。

足首まわりもしっかりと。大きいバーニアはwaveのUバーニアに置き換えてます。そしてここも赤く塗り分け。これらの赤はシタデルを使いました。

足首の関節にパーツを盛って、スカスカ感を抑えました。

曲線スジボリ＆段差作りや、小さいフィン状ディテールなど、チャレンジが詰まったふくらはぎ

バックパック　結構スジボリしました。

今回フレーム、関節の基本色を白よりのグレーにしたのは、装甲とのコントラストを楽しむのと、戦闘機のランディングギアが白いイメージがあるため。

交換腕の接続部もぬかりなく。

親の顔程見た武器、ビームマグナムですが、従来と少し趣向を変えて、有彩色（赤）を足してみました。グレーは過去作のユニコーンガンダムと同じ色を極力再現しました。

塗装前

あと、自立安定化のために内側の裾を少しカットして可動域を広げました。

サフ状態

筆塗りで塗り分けた個所が多いからか、こっちの方が断然きれいだｗ

以上です。ありがとうございました。

制作に一か月使うという、僕にしては長期的な制作になりましたが、その分エネルギッシュな作品になったかと。ただ、塗装などの仕上げがいつもより上手くいってないのが残念です。まだまだつよつよモデラーには程遠いですね…。ですが、最高にかっこいいシルヴァバレトサプレッサーを作れたと自負しております。