水星の魔女 陸軍風迷彩三兄弟その1 ハインドリー・シュトルム

『水星の魔女』登場MSのうち、実戦仕様のものから3体（ザウォート・ヘヴィ、ハインドリー・シュトルム、ディランザ・ソル）を選んで、全てに同様の陸軍風の3色迷彩塗装を施してみました。まずは最初に完成したハインドリー・シュトルムです。

迷彩パターンはドイツ連邦軍の戦車、レオパルト2A6の田宮MMシリーズのキットのインストを参考にパターンを考え、iPad上で下書きしてからそれを参考に塗り分けました。戦車と異なり可動部分も多いMSなのであまり厳密には設定せず、あくまで塗りやすさ優先です。ハインドリー・シュトルムの場合は基本的にキットのAパーツ・Bパーツが外装部と考え、それらのパーツのみに迷彩を施しています。

迷彩模様は田宮LP-58NATOグリーン（ラッカー塗料）をベースに田宮XF-68NATOブラウンと田宮XF-69NATOブラック（いずれも水性アクリル塗料）を配色。グリーンのみをエアブラシで塗布し、ツヤ消しのトップコートを吹いた後、ブラウンとブラックを筆塗りしました。ブラウンは隠蔽力が低くて3〜4回塗り重ねました…。

その他の武装・関節パーツは田宮のLP-54ダークアイアン（履帯色）（ラッカー塗料）をエアブラシで塗布し、トップコートで保護しました。落ち着いた金属色で迷彩にマッチしてくれました。ハインドリー・シュトルムは今回作成した迷彩三機の中では外装がかなり少なく、この色が露出している箇所が多い機体です。

頭部のセンサーはキット付属のシールをそのまま使い、肩部のセンサー類の塗装は思い切って省略しました。

バックパックのビームキャノンは銃口をドリルで開口してあります。

ウェザリングはクレオスのMr.ウェザリングカラーからグランドブラウンとマルチブラックを混色して主に外装に塗布しました。だいぶ希釈してうっすら色味がつく程度にとどめています。

スミ入れは田宮のスミ入れ塗料のブラック・グレイ・ブラウンを調色し、こちらもやりすぎないよう薄めのものを塗っては拭き取り…のくり返しで注意して行いました。

続けてザウォート・ヘヴィ、ディランザ・ソルも完成し次第投稿予定です。