GAT-103HD-MULTILANCHER-A グレートバスターガンダム

C.E 74年……メサイア攻防戦後、ザフトが停戦勧告を受諾したことにより戦闘は終了。

オーブ連合首長国とプラントは停戦協定を締結。

世界は久々の平穏を取り戻した。

だがそれはあくまで表向きの話、ブルーコスモス残党やゲリラの小規模な紛争が地球圏各地で続いていた。

戦時中に放棄された基地などからモビルスーツや大型モビルアーマーを回収し紛争に利用するゲリラなども数多く存在した。

武器の無い一般市民はモビルスーツなどに立ち向かえる訳もなくただただ殺されていくだけ……。

そんな時、ザフトのエース「ディアッカ・エルスマン」を中心にザフト・連合・オーブ混合の残党狩り部隊が結成された。

ディアッカは通常のモビルスーツでは対抗できないデストロイやゲルズゲー、ザムザザーなどの大型モビルアーマーを中心に破壊していく事になった。

彼の愛機「ブレイズザクファントム」は、性能としては申し分無いものの。巨大モビルアーマーに対して有効的な武装もなくモビルアーマーの強力な火力に耐えうる装甲も無い為、過去の愛機「バスター」と組み合わせて改修することになった。

それがこの「グレートバスター」（命名:ディアッカ）である。

コクピット周りをザクウォーリアの物にして最新のOSと優秀バッテリーで稼働時間と操作性が底上げされた。

モビルアーマーの火力に対抗するためのPS装甲。

そして巨大モビルアーマー用にマルチランチャー（Mk5核弾頭ミサイル）、メガビームランチャー「ハンニバル」を装備。

また、通常MSや拠点破壊用に広範囲での攻撃用に素体であるバスターの「対装甲散弾砲」（連結時のままで固定）、220mm経6連装ミサイルポッドは残したままである。

「グゥレィト！数だけは多いぜ！！」